鶴岡市

【山形・鶴岡】インスタ映え&癒し抜群 クラゲが世界一見られる「クラゲドリーム館」

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東京在住

2021年12月17日更新

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天気や暑さ寒さに左右されずに楽しめるお出かけスポットである「水族館」。可愛らしい魚や海の生き物を見ているととても癒されますね。今回は癒しの効果が大きいと科学的にも実証されているクラゲが、世界一展示され、ギネス世界記録にも認定された「クラゲドリーム館」をご紹介します。

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クラゲドリーム館とは?

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クラゲドリーム館とは、山形県鶴岡市にある水族館の愛称で、正式名称を「加茂水族館」と言います。とても小さな水族館で一時は閉館の危機に陥りましたが、クラゲの展示を開始し、飼育方法を工夫したことでクラゲ展示種類数が世界一の水族館となり、平成24年にはギネス世界記録に認定され、今ではとても人気のある水族館になりました。

クラゲドリーム館という名前の通り、50種類以上のクラゲをはじめ、庄内沖に生息する約140種類の魚や海の生き物を展示しています。

展示は「庄内の淡水魚」から

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館内に入って最初の展示は「庄内の淡水魚」。ヤマメやイワナといった私たちにも馴染みのある魚が展示されています。

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ちょっとめずらしい「アカハライモリ」も。顔がとてもキュートですね。

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庄内沿岸の魚を紹介する水槽では、「マダイ」や「スズキ」が泳いでおり、不謹慎ながらも?「美味しそう」と思ってしまったり…!?

随所に「面白解説」があるのも魅力。

水族館というと、魚を見て、「キレイ」と感じて、魚の名前を確認して、「ふーん」で終わってしまうこと、多いのではないでしょうか。このクラゲドリーム館内では随所に「面白解説」があるのが魅力です。

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ギンブナの驚くべき生殖実態がユーモアあるイラストで丁寧に解説されていたり。

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ヒラメとカレイの区別の仕方を解説してくれていたり。

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庄内地方では鱈が昔からよく獲れていたため、鱈の解説が詳しいのですが、鱈の部位ごとのオススメの食べ方もパネルに書かれていたり(材料や作り方まで書いてある!)。

キッズだけでなく大人も楽しめる「キッズコーナー」

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小さなお子様向けに、触れて海の生き物たちを感じることができるコーナーもあります。

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こちらは貝やヒトデ、ナマコを触ることができるコーナー。

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こちらは魚の皮膚を触ることができるコーナーです。

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アザラシの赤ちゃんの産毛やアシカの体毛を触ることができます。アザラシの赤ちゃんの産毛はフワッフワ!

いよいよ、クラゲの世界へ

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いよいよ、この水族館の目玉であるクラゲの展示コーナーに入っていきます。その名も「クラネタリウム」。約50種類のクラゲが展示されており、どれも綺麗で幻想的です。

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中には、まだ図鑑にも載っておらず、和名もまだ決まっていないめずらしいクラゲも展示されています。

オススメは1日4回ある「クラゲの給餌解説」

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クラゲのことを深く教えてくれるのが、1日4回ある飼育員さんによる「クラゲの給餌解説」。クラゲの水槽がたくさん並んだ「クラゲ解説コーナー」という場所で行われます。

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薄暗く、水槽の明かりがムーディーと思っていたら、こんなところにも水族館の「遊び心」が垣間見えました。クラゲ解説コーナーを「バー」に見立てています。

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この給餌解説は1回30分くらいで、そもそもクラゲって何?ということから解説が始まり、クラゲの一生(どのようにクラゲが生まれて「赤ちゃんクラゲ」から「大人クラゲ」になるのか)、クラゲが何をどのように食べるのか、ということを解説してくれます。

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実際に、生後1日目、8日目、15日目のクラゲを見ることもできます。

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赤ちゃんクラゲが餌を食べているところも顕微鏡の画像を見せてくれながら解説があります。

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クラゲマイスターの募集がありました。

また、この給餌解説の最後は、希望者はクラゲに触ることもできます。

「クラゲドリーム館」の目玉、直径5メートルの巨大水槽「クラゲシアター」

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クラゲ解説コーナーを出て、まだまだ続くクラゲの展示に癒されながら進んでいくと、現れるのが圧巻の「クラゲシアター」です。

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直径5メートルもあるこの巨大水槽はクラゲの展示水槽としては世界最大級。その中には約2,000匹の水クラゲがふわりふわりと漂っています。「幻想的」以外の言葉が思い浮かばないほどの雰囲気でうっとりしてしまいます。

シアター内は階段状になっているので、近くからでも遠くからでも眺めることができます。

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この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

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