アメリカのグランドキャニオン近くにある、アンテロープキャニオンをご存知でしょうか?実はCM等によく登場しています。認知度が高まり人気になっているのか、年々入場料が上昇中!そんなアンテロープキャニオンの2019年最新情報をご紹介します。
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アンテロープキャニオンとは?
アンテロープキャニオンでは、自然現象が生み出した神秘的な景色を見ることができます。名前は知らない方も、景色は見たことがあるのではないでしょうか。雨風等の浸食によって岩が削られ、何百万年にも渡って形成された地層を見学することができます。
アンテロープキャニオンは2つあり、アッパーとロウアーとあります。受付の場所もそれぞれありますので、事前にどちらに行きたいか or 両方とも行くかを調べたほうがいいでしょう。
アッパーアンテロープ
よく見る空から光が差し込む景色は、アッパーアンテロープで見られます。それを見たい方や、神秘的な景色を見たい方、幻想的な写真を撮りたい方、足に自信がない人は、アッパーアンテロープをお薦め致します。
ロウアーアンテロープ
平らな道をただ歩くアッパーと異なり、階段を上ったり下ったりするのがロウアーアンテロープの特徴です。トレッキング感覚で楽しみたい方、探検家気分を味わいたい方はおすすめです。
場所はここ
アメリカの南西部のアリゾナ州のページ(Page)の近くにあります。かなりざっくりしたイメージで言いますと、グランドキャニオンやラスベガスの近くあたりです。行く手段としては、車となります。
アッパーアンテロープのツアーの流れと見どころ
筆者はフェニックス空港からレンタカーで北上して、アンテロープキャニオンを見に行きました。事前にネット等から見学ツアーを申し込むことも可能ですが、当日、現地の窓口にて直接チケットを購入することも可能です。現地の窓口でチケット購入する場合、クレジットカードは使えず現金のみでしたので、ご注意ください。
ツアーの申し込みの詳細については、記事後半でご案内いたします。
点呼
チケット購入後は、ツアーの時間まで待機します。ツアーの出発時間になったら点呼が始まります。1回のツアーに参加できるのは、1グループ10人程度で5グループくらいでしょうか。各グループごとに名前を呼ばれ、車に乗り込み出発です。ちなみにこのグループはしっかり管理されていますので、どこかのグループに紛れ込むことは不可能です。
実際にチケットを買えなかった観光客が紛れ込もうとしておりましたが、チケットの確認を求められ断念しておりました。
車で移動(約15分)
車に乗り込み、いざ出発。砂漠ではないですが、青空と大地と岩山しかない道をアッパーアンテロープ目指してひたすら走ります。風がけっこう強いので、コンタクト着用の方はサングラスで目をガードすることをお薦めします。
大きな岩の中に入ってひたすら歩く(約40分)
アッパーアンテロープの入り口に到着したら、歩いて中に入っていきます。ここから、1グループにつき1人のガイドがつきます。こちらのガイドが、各ポイントポイントで説明をしてくれます。
それでは、アッパーアンテロープ内の見どころをご紹介します。以下のような写真を撮ることもできますよ!
恋に効く!?ハートに見える場所
この場所は、ガイドさんが「ここがハートに見える場所だよ」と教えてくれます。自分で探す必要はないので、ご安心ください。
あの有名な「ザ・ビーム」
- 出典:pixabay.com
この「ザ・ビーム」は、太陽が頭上に来るタイミングでしか見ることができません。時期は4月〜9月、さらに限られた期間のうちの日中11時〜13時の間にしか現れません。絶対に見たいという方は、この時期とこの時間帯に訪れましょう。
砂が落ちる瞬間
筆者はこの瞬間に、本当に偶然出会いました。ほんの30秒程度の出来事です。ツアー中、アンテロープキャニオンの中を歩いていたら、砂がサー・・・と落ちてきたのです。『風の谷のナウシカ』の一場面を彷彿とさせる瞬間でした。運が良ければ、見られるかもしれません!
外へ
一方向に向かってひたすらアッパーアンテロープ内を歩き続けると、外に出ます。外で写真を撮ったりしながら、数分過ごします。
再び岩の中に入り、来た道を戻る(約10分)
- 出典:pixabay.com
外で少しリフレッシュしたら、再び元来た道を戻ります。筆者が訪れた日は別のグループとすれ違うことが多々あり、アンテロープの中はかなり混雑していました。ゆっくり写真を撮ったり、自分のペースで見て回ることはとてもできない状況です。
車で受付場所まで戻る(約15分)
最初に入ってきた入り口に到着したら、満足感とともに始めに乗ってきた車に乗り込みます。トラックのような車に再度乗り込み、チケット受付場所を目指して赤土の道を思いっきりスピードを上げてドライブです。ここでも風がかなりすごいので、往路と同様に目を保護するサングラス等持っておくとよいでしょう。