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【リゾートバイト体験談】意外と楽で稼げる!高原リゾートホテルで客室清掃 [PR]

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ホテルや観光地に住み込みで働く「リゾートバイト」がいま話題です。けれでも、未経験だと疑問や不安も多いはず。そこで、リゾートバイト体験者が、バイトのはじめかたや、寮生活、仕事内容などを実際の体験談を交えて紹介します。

この記事の目次表示

はじめてのリゾートバイト

ゴールデンウィークを利用して、静岡県の伊豆高原で6泊7日のリゾートバイトを経験してきました。筆者にとって人生で初めてのリゾートバイトです。

リゾートバイトを始める前まで、次のような疑問や不安がありました。

  • どんな流れでリゾートバイトをはじめるの?
  • リゾートバイトの寮は住みやすいの?費用はかかるの?
  • どんな人が働いているの?
  • 仕事はなにをするの?大変なの?
  • 食事は美味しいの?無料なの?
  • 休日はどうやって過ごすの?
  • どのくらい稼げるの?

この記事では、リゾートバイトに興味がある人が上記のような疑問や不安をなくせるように、筆者のリゾートバイト体験談を紹介します。

リゾートバイト応募・バイト開始の流れ

1.人材紹介サービスに登録する

リゾートバイトをはじめるには、リゾートバイト求人を取り扱っている人材紹介サービスに登録します。

直接応募やハローワーク掲載の求人などにも応募できますが、リゾートバイト専業の求人サービスに登録することで、希望の求人とのマッチングがスムーズです。今回は、大手のリゾートバイト派遣会社「リゾバ.com」を利用しました。

登録には、履歴書の提出もなく、電話番号、住所、年齢を入力するだけで完了です。もちろん無料です。

2.希望条件を伝えて求人を探してもらう

登録が完了すると、担当者から連絡があるので、仕事の希望を伝えます。もちろん、サイト内に掲載されている求人をみて応募することもできます。

例えば筆者の場合は、以下のような条件を伝えて仕事を探してもらいました。

  • 時給1,100円以上
  • 勤務地はどこでもいいが、移動に必要な交通費を全額負担してくれること
  • 接客ではなく裏方(例えば清掃)の仕事

すると、担当者からは次のような求人一覧が送られてきました。

  • 写真:トリップノート編集部・PR

3.求人に応募する(面接はありません)

気になる求人があれば、担当者に応募したい旨を伝えます。リゾートバイトの採用では面接はないことが多いです。やりとりの際に、よほど言葉遣いや態度が悪くみえる人でなければ採用されることでしょう。

ただし、応募時には頭髪の色やタトゥーの有無を聞かれます。もし該当する場合は、接客系の仕事はお断りされることもあります。

4.雇用契約を締結する

採用されると雇用条件等の記載された書類が自宅に届きます。書類に必要事項を記載して返送します。

その後、「必要な持ち物」や「自宅から勤務地までの交通手段」等の案内があります。

5.着任日当日: 現地へ向かう

着任日が来たらいよいよ現地に向かいます。筆者の場合、移動の交通費を全額負担してくれることを応募の条件にしていたので、しっかり交通費を全額負担してもらえました。到着までは、ドキドキする一方で旅行のようなワクワクがあったのを覚えています。

ちなみに今回、筆者が静岡県の伊豆高原でのリゾートバイトに応募した理由は、「今後人生で一度も行く機会がないだろう場所だから、行けるうちに行っておきたい」というもの。こうした単純な動機で全国各地の様々な場所へ行けるのがリゾートバイトの魅力です。

勤務先の最寄り駅に到着すると、勤務地への送迎バスが待っていました。バスに乗り込みいざ勤務地へ!

リゾートバイトの寮は、とても綺麗で快適

勤務地に到着すると、まず最初に寮へ案内してもらいました。ある意味でドキドキする瞬間です。

  • 写真:トリップノート編集部・PR

今回筆者が滞在した寮は、いわゆる「一部共同寮」で、築浅でとても綺麗でした。一部共同寮とは、寝室のみが個室で、リビングやシャワールームは共同の部屋のことです。シェアハウスのような場所をイメージするとわかりやすいです。この寮には筆者を含めて合計6人で滞在しました。

  • 写真:トリップノート編集部・PR

寝室の広さは4〜5帖くらいです。広くはないですが、寝るだけなら十分。寝室内にはクローゼットとハンガー、物干し竿が完備されています。

  • 写真:トリップノート編集部・PR
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共同で利用できる洗濯機・乾燥機、電子レンジ、電子ケトル、冷蔵庫なども完備しています。もちろん利用は無料です。他の滞在者さんと利用の時間帯が重なることもありましたが、お互い譲り合いの精神でトラブルなく利用できました。

  • 写真:トリップノート編集部・PR
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シャワーブースは2台。シャンプーやボディーソープ含めた洗面用具は用意されていないことが多いので、持参する必要があります。トイレも2つありました。しかもなんとウォシュレット付き!

ただしすべての寮が綺麗というわけではない

今回筆者が滞在した寮は綺麗な寮でした。しかし、すべてのリゾートバイト寮がここまで綺麗なわけではないので要注意です。年季が入っていたり、老朽化が目立つ寮もあります。

事前にリゾートバイト派遣会社の担当者に頼めば寮の写真を見せてもらえることもあります。気になる方は、求人に応募する前にどのような寮なのかを確認しておきましょう。

リゾートバイト応募者は学生中心だけど、30代以上も働きやすい環境

リゾートバイトで働いている人は、さまざまな年齢層の方がいらっしゃいます。ゴールデンウィーク中ということもあって、体感的には7割程度が学生でした。

しかし、リゾートバイトは若くないと働きづらいのかというと、そういうわけではありません。現場で直雇用で働いているアルバイトさんやパートさんは、30〜60代の方がほとんどです。そのため、業務中は周りが若い人ばかりで気まずいということにはなりません。30代以上の方でも安心して働けます。

仕事は楽!清掃係の仕事を大公開

今回、筆者が採用された職種は「客室清掃」と呼ばれる仕事です。求人によっては、「裏方業務」と記載されています。名前のとおり、ホテルの客室を清掃する仕事です。ホテルで清掃用カートを操作するスタッフを廊下等で見かけたことがあると思いますが、この仕事になります。

客室清掃は、朝9時頃から各客室をまわりはじめ、15時頃に終了します。その後、収納庫などの掃除をして1日のすべての業務が終了という流れです。

客室清掃の仕事を体験してみて、筆者ははっきり言って「めちゃくちゃ楽な仕事」という印象しかありません。もちろん勤務先によって仕事内容や仕事量に違いがあるでしょうから、一概に清掃係の仕事はすべて楽とは言い切れません。

しかし、今回筆者は客室数300室以上の大型ホテルで、かつ繁忙期のゴールデンウィークに働いたのに「楽」という印象です。そう考えると、客室清掃はリゾートバイトの中でも初心者向けで比較的楽な業務と言えるでしょう。

客室清掃の仕事へ興味を持ったという方のために、具体的な仕事の内容を以下に紹介します。

ベッドメイキング

  • 写真:トリップノート編集部・PR

宿泊後のベッドを掃除し、次のお客様のためにベッドメイキングします。具体的には、シーツを剥がし、ベッド・布団を整えて、新しいシーツを綺麗にはめるだけです。はじめはかなり難しかったのですが、10部屋も経験するとすぐに慣れます。

掃除機がけ

客室の床に掃除機をかけます。掃除機がけは体力を使う仕事でした。掃除機をかけるときは中腰になるので、数時間続けて掃除機がけをしていると腰が痛くなります。重さもあるので、持って移動するときも手が痛くなってきます。

ただし、1日中掃除機がけだけをするわけではないので安心してください。数人で分担して、交替しながら行っていきます。

コップ等の食器洗い

  • 写真:トリップノート編集部・PR

客室のコップや急須などを全て集めて、部屋内の洗面台で洗います。個人的にはかなり楽な作業でした。もちろん汚れや指紋などを残すことは絶対にNGなので、やや神経質に、綺麗に丁寧に洗うことを心がける必要があります。

バスルーム・トイレ掃除

一番大変そうに思えて、実は楽だったのがバスルームとトイレの掃除です。

トイレについては、意外と綺麗に使っていらっしゃるんですよね。そのため、すべての部屋のトイレをブラシを使って洗うということはありませんでした。大抵の場合が汚れがないか軽くチェックをして終了。もし汚れがあったら雑巾で軽く拭き取るだけでした。

バスルームについても、筆者が働いたホテルには温泉があったためか、バスルームを使っているお客さんは少なかったです。そのため、多くの部屋ではバスルームにゴミや汚れがないか、水滴がないかをチェックして終了です。

清掃係の作業内容の中で、このバスルームとトイレ清掃が一番楽な作業でした。

アメニティやバスタオルの補充

アメニティやバスタオルの補充作業も簡単です。並べ方を覚える必要はありますが、すぐに慣れます。

ちなみに、客室清掃で働いているとアメニティをもらえることが多いです。直雇用のパートやアルバイトの方に「アメニティ貰っていいですか?」と聞くと、快く「いいよ〜、持っていきな〜」と言っていただけました。寮生活のために持参したシャンプーやボディーソープ等が切れても、もらったアメニティを使えるので生活費を浮かせられます。

リゾートバイトの食事は美味しい

  • 写真:トリップノート編集部・PR

今回の勤務先には、社員食堂が備えられていました。4種類の日替わりメニューの中から、1つを選ぶというシステム。もちろん食費は全て無料です。

メニューは定食、麺類などがあり、ご飯や味噌汁のお代わりは自由でした。また、嬉しいことに「作り置き」にも対応してくれました。

味も美味しかったです。ただし、働く勤務先によって差はあるようです。同じ寮に住んでいた大学生は以前違う勤務地でリゾートバイトを経験したそうですが、そこでの食事は美味しくなかったと言っていました。あまり味には大きな期待を持たない方が良いかもしれません。

休日は自由に過ごせる

  • シャボテン公園と大室山(イメージ)

休日の過ごし方も人それぞれで、寮でまったりしている人もいれば、観光に出かける人もいます。筆者は観光に出かけました。と言っても、筆者は移動手段をなにも持っていなかったため、寮から徒歩で回れる場所を巡りました。これはちょっと失敗したなと思っている点です。事前に寮の周りの観光地や移動手段を調べておけば良かったです。

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また、働いているホテルの温泉に入って、まるで旅行に来たかのように過ごすこともできます。リゾートバイトは、休日に限らず、仕事後も温泉を無料で利用できることが多いです。温泉好きにもリゾートバイトはおすすめです。

リゾートバイトはコストパフォーマンスが高いアルバイト!

筆者はゴールデンウィーク期間中に合計7日間のリゾートバイトを体験しました。7日間のうち、1日は休日だったので、稼働日数は実際6日間です。6日間で稼げた給料は、合計58,800円でした。

内訳は次のとおりです。

  • 時給 = 1,400円
  • 1日の労働時間 = 7時間
  • 1日に稼げた額 = 1,400円 × 7時間 = 9,800円
  • 9,800円 × 6日間 = 58,800円

光熱費、寮費、食費、交通費は一切かからずに、58,800円の給料ですので、コストパフォーマンスの高いアルバイトだなと感じました。

リゾートバイトを終えての感想

はじめは「住み込み」というものにかなりの不安を感じていました。しかし、実際に働いてみると思ったよりも楽しかったです。

旅行のような「非日常感」を味わいつつ、普通に生活をしていれば出会うことがないであろう人々と出会えたことも良い刺激になりました。

次回は沖縄や北海道などの人気の行楽地でも働きたいなと思いました。有名な観光地の方が多様な人との出会いがあり、休日の過ごし方の幅も増えるようです。冬なら温泉地やスキー場のあるホテルも良いかもしれません。

ぜひリゾートバイトを体験してみてください。

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