【カリフォルニア】名門スタンフォード大は観光地としても魅力的！

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• スタンフォード大学とは
• キャンパス内の主な見どころ
•    ロダンの彫刻コレクションも必見
• 学生に交じってランチや買い物も
• 本格的な買い物ならスタンフォード・ショッピングセンターへ
• スタンフォード大学へのアクセス

スタンフォード大学とは

• 写真：くーどこから撮ってもフォトジェニックなメイン・クアッドの中庭

カリフォルニア州パロアルト市に隣接するスタンフォード大学（正式名称はLeland Stanford Junior University）は1891年設立の私立大。8,180エーカー（約993万坪）の広さを誇るキャンパスは緑が多く、スパニッシュ・コロニアル様式の建物群が見事に自然と調和しています。

• 写真：くーキャンパスの中央にある芝生エリアはオーバル（Oval）と呼ばれています

アメリカ国内はもちろんのこと世界の大学ランキングでも常に5本の指に入る名門校。IT企業が集まるシリコンバレーという土地に位置していることもあり、近年はコンピューター関連企業の創立者の母校としての地位を確立しつつあります。

キャンパス内の主な見どころ

• 写真：くーキャンパスの広さを感じさせるメイン・クアッド

スタンフォード大学に到着したらまず見たいのがメイン・クアッド（Main Quad）と呼ばれる広場です。大学というよりリゾートホテルやワイナリーのような雰囲気で、アーチが続く回廊からモザイクが美しい教会まで、どこを見ても絵になる風景が広がっています。

• 写真：くー時間があればフーバータワーの展望台からの景色を楽しもう

メイン・クアッド周辺で一番高い建物がフーバータワー（高さ約87メートル）。同大卒業生で第31代大統領のハーバート・フーバー氏の名前が付けられています。最上階の展望台は一般にも公開されていて、4ドル（約452円）の入場料で広大なキャンパスを見渡すことができます。

ロダンの彫刻コレクションも必見

• 写真：くーロダンの代表作「地獄の門」は美術館の外に展示されています

メイン・クアッドの中庭に知的な印象を漂わせているのが、「現代彫刻の父」と呼ばれるオーギュスト・ロダン作「カレーの市民」の銅像6体。実はスタンフォード大学のカンター美術館（Cantor Arts Center）は200点を超えるロダンの作品を所蔵しており、代表作の「地獄の門」「考える人」も同美術館で観賞できます。

• 写真：くーカンター美術館は建物自体も見学の価値あり

美術館はロダンの作品以外にもアメリカ先住民の工芸品や中世ヨーロッパの絵画、アジア各国から集められた彫刻などを常設していて、入場無料とは思えないほどの充実ぶり。期間限定の特別展では実験的な現代アートにも焦点を当てていて、芸術全般に対する造形の深さがうかがえます。

学生に交じってランチや買い物も

• 写真：くー大学の一部とは思えない優雅さを漂わせるオールド・ユニオン

キャンパスのアカデミックな側面を見学した後は、メイン・クアッドからオールド・ユニオン（Old Union）の前を通ってトレシダー・ユニオン（Tresidder Union）へ足を運びましょう。食堂やカフェ、ブックストアがあり、平日は学生や職員、週末は観光客で賑わっています。

• 写真：くーランチタイムのトレシダー・ユニオンは活気があふれています

食堂はいわゆる「学食」とは趣きが違って、ハンバーガーやピザ、中華料理、寿司、サラダなど好きな店で好きなものを買う仕組み。ショッピングモールのフードコートに近い感覚なので、訪問者が学生に交じって食事をしても違和感はまったくありません。

• 写真：くーブックストアの2階から。1階はロゴ入りグッズが充実しています

ブックストアは大学のロゴが入ったシャツやパーカーをはじめ、マグカップ、文房具、キーホルダーなどの品ぞろえが抜群。自分へのお土産、ばらまきアイテムを探すのにおすすめのスポットです。

本格的な買い物ならスタンフォード・ショッピングセンターへ

• 写真：くーブランドショップが集まるスタンフォード・ショッピングセンター

スタンフォード大学のキャンパスに隣接した広い敷地を占領するのがスタンフォード・ショッピングセンター（Stanford Shopping Center）。百貨店から各種ブランドショップまで、買い物好きにはたまらないお店がそろっています。

• 写真：くー老舗百貨店メイシーズの向かいにはテスラのモデルルームが

手入れの行き届いた花壇や噴水の両脇にお店が並んでいて、歩くだけでも心が弾む空間。ひと際高級感が漂う一角にはApple直営のアップルストアと電気式自動車、テスラのモデルルームが肩を並べていてシリコンバレーらしさを感じます。

スタンフォード大学へのアクセス

サンフランシスコからは車でも列車でも南へ約1時間。車で行く場合も、キャンパスのあちこちに訪問者向けの駐車場があるので安心です。

• 写真：くーキャンパス内にあるビジターセンター。1日2回のウォーキングツアーにもここで参加できます

ちなみに観光のメインとなる建物は中央部に集まっているので、トレシダー・ユニオン前かビジターセンター付近の駐車場が便利です。平日の午前8時から午後4時までは駐車料（30分1ドル／約113円）が発生します。

• 写真：くーカルトレインのパロアルト駅前を出発するスタンフォード大学の無料シャトル

またサンフランシスコ発着のカルトレインを利用してスタンフォード大学を目指す場合は、パロアルト駅で降りて大学が運営する無料シャトル「マーガレット・シャトル（Marguerite Shuttle）」に乗り換えましょう。

• 写真：くートレシダー・ユニオンのシャトル乗り場。路線の地図と時刻表も確認できます

無料シャトル「マーガレット・シャトル（Marguerite Shuttle）」は、カルトレインのパロアルト駅から複数の路線が発着しています。メイン・クアッド前まで行くならPライン、トレシダー・ユニオンで乗降するなら、同じルートを時計周りと半時計周りに走るXラインとYラインが本数も多く使いやすいと思います。

• 写真：くー無料なのに乗り心地も抜群のマーガレット・シャトル

ただし無料シャトルのほとんどは週末や祝日、夏休みなどは運休になるので要注意。さらに2018年9月現在、キャンパス内の工事の影響でシャトルもルートや停留所の変更を余儀なくされています。公式サイトでスケジュールの確認をした上でお出かけください。

サンフランシスコとパロアルト間のカルトレインの運賃は往復で16ドル50セント（約1,866円）。こちらもトンネル工事のため、2019年夏までは週末のみサンフランシスコ市内の運行が列車ではなくバスになります。ご注意ください。