アメリカ
アメリカ観光
大都会も大自然も楽しめるエキサイティングな国

ワシントンD.C.の桜並木と全米桜祭りをトコトン楽しもう!

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2019年7月18日更新

7,896view

お気に入り

この記事の目次表示

ワシントンD.C.中が盛り上がる!【National Cherry Blossom Festival(全米桜祭り)】

毎年、桜の咲く時期に合わせてワシントンD.C.で盛大に開催されるのが【National Cherry Blossom Festival】。今では国をあげての桜祭りですが、元々は市民団体が1935年に始めたんだそう!第二次世界大戦中に一時中断されたとはいえ、終戦後に再開して今もなお毎年続いている、歴史深いフェスティバルです。

しかも、今や1日や2日ではありません。開催期間はおよそ1ヶ月!

開催場所も1箇所ではなく、「モール」やタイダルベイスンの周辺にある「ポトマック公園」などあちこちで、パフォーマンスやショー、ウォーターフロントでの花火、凧揚げ、盛大なパレードなど様々なイベントが開催され、ワシントンD.C.全体が桜祭りに盛り上がります。

★毎年イベント内容は異なります。チケットが必要なイベントもありますので、全米桜祭りの詳細を知りたい方は、ぜひHPをご覧ください。

【The Sakura Matsuri - Japanese Street Festival】でアメリカンな日本を楽しもう!

National Cherry Blossom Festivalの中でも最大のイベントといえば、【The Sakura Matsuri】!日本語の「さくらまつり」がそのまま英語表記になっているこのイベントは、ワシントンD.C.に桜を寄贈してきた日本がテーマなのです。

場所は、ホワイトハウスから国会議事堂まで一直線に伸びるPennsylvania Ave.(ペンシルバニア・アベニュー) 。大統領就任式後に行われるパレードでも有名な通りで、普段は このような 片道4車線もあるワシントンD.C.きっての車通りなのですが・・・。

【The Sakura Matsuri】開催時には完全歩行者天国になり人で溢れかえります!

  • 写真:まき子

フード屋台やブースがあちこちに出店している、まさに“日本らしい”お祭り。National Cherry Blossom Festivalの大トリである「パレード」も同日に開催されるので、毎年一番の盛り上がりを見せます。

  • 写真:まき子

フード屋台は「たこ焼き」「お好み焼き」「焼きそば」「カレーライス」「ラーメン」「焼き鳥」「うなぎ丼」「イカげそ焼き」「みたらし」「三色団子」「和菓子」などなど、まさに日本のお祭りのよう!(もちろん、ハンバーガーやケバブなどアメリカならではの屋台もあります)

  • 写真:まき子

日本のビールや日本酒(といっても大手)を楽しむこともできます。

ただ、先ほども述べたように公共の場でアルコールを飲むことは違法になるので、柵に囲まれた中でのみ提供されています。この柵の中に入るには年齢が確認できるID(パスポートなど)が必要なので、アルコールを飲みたい方はお忘れなく。

  • 写真:まき子

そのほかにも、日本の文化を伝えるブースもたくさん。弓道などの実演や、日本の地方の紹介ブース、折り紙の折り方、お箸の持ち方、お茶の入れ方などをレクチャーするコーナーも人気です。

アメリカ人でも浴衣を着ている女の子がたくさんいたり、予想外に多いのがコスプレ!日本のアニメや漫画文化のすごさを実感してしまいます。

なお、Sakura Matsuriの会場に入るには各所にある専用ゲートを通らなければなりません。入場料は現金のみで$10(約1,100円)、12歳以下のお子様は無料です。ゲート付近にはATMが設置されるそうですが、混雑を避けるためにも事前のWEB購入をおすすめします。

ちなみに2018年のNational Cherry Blossom Festivalは、3月20日~4月15日開催で、The Sakura Matsuriは4月14日となっています。

★Sakura Matsuri専用のHPもありますので、ぜひご参照ください。当日は日本人のボランティアスタッフがたくさんいるので、分からないことがあったら気軽にユニフォームを着ているスタッフに声をかけてみてくださいね。

ペンシルバニア・アベニュー
アメリカ / 町・ストリート
住所:Washington D.C. Pennsylvania Avenue地図で見る
Web:https://www.nps.gov/paav/index.htm
The Sakura Matsuri
アメリカ / イベント・祭り
住所:Pennsylvania Avenue, 7th St., NW, Washington, DC地図で見る
電話:202-833-2210
Web:http://www.sakuramatsuri.org/

最後に

近年では、日本から寄贈した約8,000本の「ソメイヨシノ」から実生した、いわゆるアメリカで生まれた桜「アケボノ」も見られるようになりました。

歴代のソメイヨシノと比べると、まだまだ若いので背丈も小さく、花びらの色もソメイヨシノより白いのが特徴です。ソメイヨシノの鑑賞も楽しみながら、こちらも是非ぜひ探してみてくださいね♪

アメリカの旅行予約はこちら


アメリカのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

アメリカのホテルを探す

アメリカの航空券を探す

アメリカの現地アクティビティを探す

アメリカのWi-Fiレンタルを探す

アメリカのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【バルボアパーク☆完全ガイド☆】サンディエゴ観光に来たら絶対行くべき!大人も子供も楽しめる創設100周年の巨大公園!

Balboa Park(バルボアパーク)は全米一有名なサンディエゴ動物園を筆頭に、約30の施設を併設する巨大な総合公園。日本では味わえない広大なスケール感のこの...


【アメリカ】心揺さぶる世界の絶景!!アメリカのナショナルパーク6選

広大な大地を誇るアメリカ大陸。地域によって、天候や景色が大きく異なります。アメリカを訪れたら、ぜひ一度は体感していただきたいのが、大自然が楽しめるナショナルパー...

【グランドサークルの回り方】実際にレンタカーでドライブした9泊10日のモデルコースを大公開!

グランドサークルの旅行を計画する際にまず悩むのがそのコース。行きたいところはたくさんあるけれど、予定日程内に収まるのか、また実際にかなりの長距離を運転できるのか...

【アメリカ】ニューヨーク行くならここ!定番スポット12選!

エンターテインメント都市ニューヨーク!有名な観光地だけど、どこを抑えればいいのかわからない!そんなあなたにぜひオススメな定番スポットをご紹介致します。

かくれんぼに最適!グランドサークルの穴場、ゴブリンバレー州立公園

アメリカはユタ州にある、ゴブリンバレー州立公園をご存知でしょうか?グランドサークル内の小さな公園ですが、一度訪れて損はありません。なにしろ、地元ユタ州の子供たち...

この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

【大丸神戸店】デパ地下で楽しくお買い物!神戸土産にもぴったりな名物13選

神戸観光の人気エリア、旧外国人居留地にある【大丸神戸店】は、神戸元町を象徴する建物として鎮座しており、地元人も観光客もショッピングや飲食に訪れる人気スポット。そ...


【岡山県・西粟倉村】ただの田舎じゃないその魅力とは?!

かつて市町村合併が進んだ中、あえて「村」として生きる道を選んだ岡山県の「西粟倉村」。今、ここには若く発想力も豊かでエネルギッシュな人たち、ローカルベンチャーを目...


シカゴに行ったらコレを食べよう!歴史と共にある4つの個性派グルメ

アメリカ本場でステーキといったらニューヨーク?いえいえ実は、アメリカ人の間では「肉といったらシカゴ!」と言われているそうです。その他にもシカゴには、シカゴピザや...

日本ではできない体験!アメリカでガン・シューティング【GILBERT INDOOR RANGE】

日本では一般人が実弾の入った銃を撃てる機会はほとんどありませんが、アメリカでは初めての人でも実弾でガン・シューティングができる射撃場がたくさん!屋内の射撃施設「...

車で行こう!子連れで楽しもう!【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン】

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下 USJ)に子連れで車で楽しく行きませんか?!子供用のたくさんの荷物も車ならラクラク♪ 駐車場情報や入場時の混雑具合、また...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります