華麗なる音楽の都と言われるオーストリア・ウィーン♬ベートーベンやモーツァルトも活躍した地として名を刻んでいます。毎夜のように極上の演奏を楽しむこともでき、音楽や芸術を知らなくても、そのハイレベルな演奏は心に響くことでしょう。また、オーストリアは国全体が世界遺産と言われるほど、建築物や風景が美しい国でもあります。今回はそんなオーストリア・ウィーンの芸術をはじめとする街の楽しみ方についてご紹介したいと思います。
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芸術に酔いしれよう
モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなどの有名な作曲家が活躍をしたウィーンには、オペラハウスや美術館が多く存在します。昔からクラシック音楽や絵画などの芸術活動が盛んで、数々の芸術家を輩出してきました。
クラシック音楽を堪能する
①豪華すぎる国立オペラ座
ウィーンの象徴ともいえる国立オペラ座。世界オーケストラランキングで常に上位の位置を誇り、ウィーン国立歌劇場管弦楽団が専属オーケストラでもあるこちらでは、オペラを堪能することができます。豪華絢爛な劇場でのオペラ鑑賞は、極上の音色に包まれる至福の一時です。
チケットが高額なのではと思われるかもしれませんが、立ち見の席は3~4ユーロ(約396円〜528円)と手軽な安さで、チケットの取り方も意外と簡単なのです。
当日の残席があれば現地の窓口でもチケットを購入できますが、日本で事前に予約をしておけば安心です。
▼チケット予約ページ
http://www.wiener-staatsoper.at/
ページ中央にある「TICKETS」ボタンをクリックすると、チケットページが表示されます。チケットページ右上に出てくる言語表示で日本語を選択すれば、日本語でチケットを探すことも可能です。
また、オペラの上演がない7月・8月にはオペラ座内のガイドツアーも実施されており、舞台の裏側を見学することができます。
- ウィーン国立歌劇場(国立オペラ座)
- オーストリア / エンターテイメント
- 住所:Opernring 2, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.wiener-staatsoper.at/
②のだめカンタービレのウィーン楽友協会
天井や壁面が金箔に包まれた「黄金のホール」が象徴のウィーン楽友協会。ウィーン・フィルハーモニーの本拠地であり、新年に各国で中継されることでおなじみのニューイヤーコンサートの会場舞台でもあります。
また、世界の有名オーケストラや演奏家の客演も多いのがこの楽友協会です。実は日本で話題になった映画『のだめカンタービレ』の撮影でも使われています。
黄金に輝く豪華な装飾に、最上の響き。ウィーンで感動にあふれたステキな夜を過ごせることは間違いありません。チケットの購入や上演確認も日本語サイトから気軽にできます。
▼チケット予約ページ
https://www.musikverein.at/ja/programme
- ウィーン楽友協会
- オーストリア / エンターテイメント / 建造物
- 住所:Musikvereinsplatz 1, 1010 Wien地図で見る
- Web:https://www.vienna-concert.com/home/jp
美術作品の鑑賞
音楽だけではなく、数々の絵画鑑賞も楽しめるのがウィーンです。ウィーンには、美術家や博物館が多くあります。その中でも美術館をピンポイントでご紹介します。
ベルヴェデーレ宮殿
イギリスの英雄が築いたと言われているベルヴェデーレ宮殿。庭園や花壇といった緑に囲まれており、中は美術館になっています。見事な絵画コレクションの所蔵などから、ウィーンの中でも人気の高い観光名所です。また、世界最大の規模でグスタフ・クリムトの作品も展示されています。
クリムトの代表作「接吻」と「ナポレオンの騎馬像」は目玉なのでお見逃しのないように。
他にも、ここベルヴェデーレ宮殿でしか見れない絵画や彫刻があるので、芸術作品を堪能してくださいね。そして鑑賞後は、宮殿内の広い庭園をお散歩すると心地よいですよ。
- ベルヴェデーレ宮殿
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Prinz-Eugen-Strasse 27, Vienna 1030, Austria地図で見る
- 電話:01-79557134
- Web:https://www.belvedere.at/en
ウィーンの建築や街並みを巡る
ウィーンの旧市街は世界遺産に登録されており、歴史的建築物や文化遺産がぎっしりと詰まっているのが特徴です。街を歩いているだけで、中世の面影を感じることができます。
シェーンブルン宮殿
ウィーンで最も観光客が訪れる、豪華な宮殿です。周囲は広大な庭園で囲まれ、内部にはなんと1,441室も部屋があるのです。一般公開されているのは2階の家族の豪華な部屋や広間といった一部ですが、見学の案内をしてくれるツアーもあり、手軽に参加することができます。
当時の優雅な生活が垣間見え、豪華な造りに圧巻されることは間違いないでしょう。宮殿の中の見学後は、色鮮やかな庭園と並木道を歩いてみましょう。
- シェーンブルン宮殿
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Schlosstraße 47, Vienna 1130, Austria地図で見る
- 電話:01-811130
- Web:https://www.schoenbrunn.at/
新王宮~国会議事堂~市庁舎にかけて歩く
歴史的な建築物や街並みを眺めながら、ウィーンのちょっとした観光名所を歩いてみましょう。
有名音楽家が使用した楽器や歴史的な楽器が展示されている、古楽器コレクションが見所の新王宮。オーディオガイドで演奏を聴くこともできます。アーチになった建築が独特で、前の広場は撮影スポットでもあります。
- ホーフブルク宮殿
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Michaelerkuppel, 1010 Wien, Austria地図で見る
- 電話:01-5337570
- Web:https://www.hofburg-wien.at/
新王宮から少し歩くと、国会議事堂が見えてきます。
国会議事堂は白い建物で、春から夏にかけてはバラの庭園が見所です。
- 国会議事堂
- オーストリア / 建造物
- 住所:Dr.-Karl-Renner-Ring 3, 1017 Wien, Austria地図で見る
- 電話:01-401100
- Web:https://www.parlament.gv.at/
さらに歩くと見えてくるのが市庁舎。
市庁舎は、冠のような外観が独特の建築です。夜はライトアップもされるので、昼間とは違う姿を見物できます。
このように、ウィーンは街を歩いているだけで歴史と文化を堪能できる美しい景観なのです。
- ウィーン市庁舎
- オーストリア / 建造物
- 住所:Friedrich-Schmidt-Platz 1, 1010 Wien, Austria地図で見る
- 電話:01-52550
- Web:https://www.wien.gv.at/verwaltung/rathaus/index.ht...
ウィーンお土産とちょっとおもしろ雑学
モーツアルトのチョコ
スーパーや観光地で目にするのが、モーツアルトのチョコレートです。さすがモーツアルトゆかりの地とだけあって、幅広い場所で販売されています。せっかく音楽の都に行ったのですから、お土産に購入してみてはいかがでしょうか。
マクドナルド
ウィーンのマクドナルドは、日本とは違う、ちょっとハイテクな注文の仕方なのでご紹介したいと思います。
まず店内に入ると大きなタッチパネルがあり、メニューが写真入りで表示されます。日本とのシステムの違いに戸惑うかもしれませんが、写真付きなので食べたい商品を押せば大丈夫です。
商品を選んで注文した後はお金を支払い、その後レジに向かって商品を受け取るという仕組みです。こういった日本との違いを体験してみるのも、おもしろいかもしれません。
さいごに
芸術の都ウィーン。オーストリアは実際のところ、北海道と同じくらいの大きさで、日本に比べるとこじんまりとした国です。今度の旅は、日本では感じることのできない本場の地で極上の音楽に酔いしれ、癒されてみてはいかがですか。