スペイン第2の都市であるバルセロナ。サグラダ・ファミリアなどのガウディ建築があまりにも有名ですが、もちろんグルメも外せません。バルセロナの台所である「サン・ジョセップ市場(ラ・ボケリア)」でスペイン・グルメを食べ尽くしましょう。
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スパイン有数のグルメの街・バルセロナ
スペイン有数の人気観光地であるバルセロナは、温暖な気候と地中海沿岸という立地から、美味しいシーフードや旨みがぎっしり詰まった野菜やフルーツなどが評判のグルメの街でもあります。
美味しいお酒を飲みながら様々な種類のおつまみが楽しめる「BAR(バル)」も人気です。サングリアを始め、スパークリング・ワインの「CAVA(カヴァ)」やスペインワイン、ビールを飲みながら、お皿にズラッと並ぶ生ハムや魚介のマリネ、オリーブなどのタパスを楽しめます。
またお馴染みの「パエリア」やスペイン風オムレツの「トルティーリャ」、冷たいトマトのスープ「ガスパチョ」など世界的にも有名なスペイン料理ですが、バルセロナに訪れたら是非カタルーニャ地方独自の郷土料理を試してみてはいかがでしょうか。
そしてカタルーニャ地方の郷土料理を始め、イベリコ豚の生ハムやソーセージ、新鮮なシーフード、ジューシーなフルーツやスイーツまでを一気に楽しむことができるのが、バルセロナの台所「サン・ジョセップ市場」です。
「サン・ジョセップ市場(ラ・ボケリア)」とは?
「ラ・ボケリア(Mercat de La Boqueria)」と呼ばれる「サン・ジョセップ市場」は、元々1200年代に始まった青空市場が起源と言われている公設の市場です。「サン・ジョセップ修道院」の跡地に広場として開発され、1840年に今の屋根付きのマーケットという形になりました。
場所はバルセロナのメイン・ストリートとされる並木道、ランブラス通り(Las Ramblas)沿いにある、観光にも便利なロケーションにあります。カラフルなステンドグラスが美しい入場門から、沢山の人が吸い込まれるように中に入って行きます。入り口付近には人々の活気が溢れ出ていて、市場に近くにつれて、来訪者のテンションも徐々に上がってきます。
バルセロナには他にも「市場(Mercado)」はありますが、こちらの「ラ・ボケリア」が規模や買い物のしやすさ、ロケーションの良さから一番人気です。バルセロナ市民の生活と食を支える「バルセロナの胃袋」と言われる存在で、美味しいスペイングルメを求める外国人観光客にも人気のスポットになっています。
「バルセロナの台所」でスペイン・グルメを食べ歩き
「取り敢えず「ラ・ボケリア」に行けば、バルセロナの食は十分満喫できる」と勧められる程、お肉やお魚などの生鮮食品、野菜やフルーツ、スイーツだけでなく、チーズやスパイス、オリーブオイルなどあらゆる食材が所狭しと並んでいます。
生ハム
スペインらしく、お肉屋さんには所狭しとイベリコ豚を始めとする「生ハム」の骨付き原木が吊るされており、その光景は圧巻です。生ハムは試食ができるので、気に入ったものがあれば小さめのポーションで購入することもできます(残念ですが日本への持ち帰りは禁止されているので、ホテルなどスペイン内で楽しみましょう)。
スパイス
ダイナミックに唐辛子を吊るしたスパイス屋さんでは、唐辛子だけでなく様々なフレーバーのカレー粉や、スペインらしいパエリア・パウダーなんていうものも購入できます。