【京都】和室でスタバ！京都二寧坂ヤサカ茶屋店の楽しみ方

この記事の目次表示

• スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店の立地
• 築100年を超える日本家屋を使用
•    なんだか新しい注文スタイル
•    2階のイートインエリアへ向かいます
• ぜひ一度、おいでやす

スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店の立地

世界遺産の清水寺に通じる二寧坂にあるため、お店の周りも京都の情緒溢れる街並みです。アメリカから来たスターバックスが、日本家屋の良さを活かして周りに馴染ませていることも納得です。

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

もともと観光名所として知られるエリアでもあり、近くにある清水寺の行き帰りに立ち寄るにはぴったりです。周りにはお土産物屋さんなどもたくさんあるため、見て回って楽しめます！

築100年を超える日本家屋を使用

店舗として使用されている建物は、日本の歴史と文化を感じる街並みの中にある、江戸時代に造られた築100年を超える2階建ての日本家屋。建物の主屋と塀は、重要伝統的建造物群保存地区の中の伝統的建造物の一つとして、これまで大事に大事に保存されてきたとのこと。

スターバックスの店舗として利用される前は、このような感じ。

• 写真：トラベルライター

現在の店舗の様子と比べてみても、元の家屋そのままに、スターバックスとして新しく蘇ったことがわかりますね。

• 写真：トラベルライター

建物手前にかけられた、象徴的な暖簾をくぐって中に入ります。実は出入り口は二つあるのですが、もう一方は出口専用となっていて、入店する人は皆この暖簾を通ることになります。

なんだか新しい注文スタイル

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

中に入るとすぐに、グッズなどの売り場と注文カウンターがあります。オープンしたてということもあり、全てがピカピカ！カウンター前には列を整理する店員さんが常駐していて、指示の通りに並んで注文をします。（混雑時は外で整理券を配る方式を取ることもあるそうです。）

メニュー自体は、ドリンクもフードも他店と変わりません。でもこのお店でだったらなんとなく、抹茶フラペチーノや抹茶スコーンを選びたくなりますね！

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

注文を終えたら、レシートと共に注文番号が記入された紙が渡されます。そして、「鰻の寝床」と呼ばれるこれまた京都の家屋らしい、長〜い廊下を通った先でドリンクを受け取ります。

ドリンク待ちの混雑解消のためだと思いますが、その廊下を歩きながら店内を少し見て周ることができます。1階部分には前庭・中庭・奥庭の3つの庭があり、蹲（つくばい）と呼ばれる手を清める水鉢が置かれています。伝統的なこのお庭で、四季の眺めを楽しめるようにしているそうです。

2階のイートインエリアへ向かいます

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

ドリンクを受け取って、”One Way”と書かれた一方通行のルートで階段を上がると、二階に席があります。同じく一方通行で、その先の階段を降りると最初の入り口に戻ります。

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

畳がある部屋は3つ。個室のような部屋や、小上がりになっているスペースなど様々で、靴を脱いでゆっくりできます。もちろん大人気な上、これ以上ないほどくつろげるため、ゆっくり過ごしている人が多い印象。

置いてある座布団は、京都の丹後ちりめんを張り地に使用したものだそうで、ここにも京都らしさが感じられますね。この素敵な床の間に掛けてある掛け軸の絵は、なんとコーヒーの物語を表現しているとのこと！

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

和室を通り過ぎた奥のテーブル席からは、二寧坂の街並みを見下ろす形で眺める事ができます。この店舗だけでなく周辺一帯も同じく歴史ある建物のため、タイムトリップしたような風景が楽しめます。畳の席は混んでいて利用できないこともありますが、テーブル席でも満足度は、なかなかのものです。

ぜひ一度、おいでやす

• 写真：トラベルライター

場所柄、勉強やお仕事利用にふらりとくるところではありませんが、清水・八坂に行った際には京都の歴史を感じる風情そのままに、気軽にコーヒーで一休みすることができます。

混雑時は少し待つ事もありますが、混雑が嫌な方は平日開店直後の8時〜10時までに行ってみるのがオススメ！コーヒーを片手にのんびりと京都らしい空間を味わってみてはいかがでしょうか＾＾