上川町(上川郡)

紅葉とお花畑の名所!大雪山・赤岳を登ろう!【北海道】

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:25都道府県

2024年9月13日更新

55view

お気に入り

写真:SaoRi

紅葉とお花畑の名所として人気の「赤岳」についてご紹介します!例年9月中旬から9月下旬には、日本一早い紅葉を楽しめるので、この機会にぜひチェックしてみて下さいね♪

この記事の目次表示

赤岳って、どんな山?

赤岳は北海道上川郡上川町にある標高2,078mの山で、大雪山連峰の一座です。

  • 写真:SaoRi

銀泉台の登山口から3時間かからずで登ることができ、高山植物や雪渓、素晴らしい展望を楽しめます。

また日本一早く紅葉の見頃を迎えることでも知られていて、シーズンには登山者に限らず、家族連れやカメラマンなど多くの人々で賑わいます。

例年の見ごろは9月中旬~9月下旬。絵に描いたような美しい紅葉は必見です!

赤岳
上川町(上川郡) / 自然・景勝地 / 登山
住所:北海道上川郡上川町層雲峡赤岳地図で見る

紅葉とお花畑の名所!赤岳を登ろう

では、さっそく赤岳登山について詳しくご紹介していきたいと思います!

登山道の様子はもちろんのこと、お花畑や展望スポットなどの見どころについてもご紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さいね♪

①銀泉台(登山口)

今回のスタート地点は、表大雪で最もメジャーな登山口の一つである銀泉台から!

  • 写真:SaoRi

標高1,500mまで車で入れる銀泉台には広い駐車場があり、トイレや森林パトロール事務所などがあります。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

事務所前にある登山届を記入し、準備を整えたらいよいよ出発!歩き始めはつづら折りの林道を進みます。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

林道の終点が赤岳登山口なので、ここから登山道の始まりです!

銀泉台
上川町(上川郡) / 展望・景観 / 紅葉
住所:上川町層雲峡赤岳銀泉台地図で見る
Web:http://www.sounkyo.net/category/detail.php?id=40

②見晴台

石がごろごろとした道を登っていくと、まず見えてくるのは見晴台です。

  • 写真:SaoRi

歩き始めから既に標高1,500mをこえているので、すぐに素晴らしい眺望を楽しめます。

  • 写真:SaoRi

秋には見事な紅葉の斜面となり、登山者はもちろんのこと、観光客にも人気のスポットです。

③第一花園

見晴台から見えた斜面の中ほどまで登っていくと、第一花園に到着です。

  • 写真:SaoRi

シーズンにはチングルマやエゾコザクラをはじめ、多くの花が咲き誇ります。

  • 写真:SaoRi

ただし、7月中はまだ急で大きな雪渓が残り、その上をトラバースするので注意が必要です!

④第二花園

第一花園を過ぎると、ダケカンバの道へ。歩きやすい道のりで、周囲の自然を観察しながらゆったりと歩けます。

  • 写真:SaoRi

林道を抜けると大きな岩が目立ち始める道に。

  • 写真:SaoRi

傾斜はそれほどきつくなく、緩やかな斜面を登っていき第二花園へ。振り返ると石狩岳や二ペソツ山などの山々が見渡せ、気持ち良く歩いて行けます。

  • 写真:SaoRi

斜面と平坦地を繰り返しながら、高度をあげていきましょう!

⑤奥の平

緩やかに登っていった先に見えてくるのが奥の平。

  • 写真:SaoRi

休憩にちょうどいいベンチがあり、その先には再びお花と絶景のコラボレーション!

  • 写真:SaoRi

飽きさせない景色が続く登山道も赤岳の魅力です♪

⑥コマクサ平

奥の平から岩のゴロゴロとした道を登っていくと、次はコマクサ平に到着です。標高1,842m地点で、こちらにもベンチがあるので一休憩にピッタリ♪

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

更に歩き進めていくと、携帯トイレブースが設置されています。

  • 写真:SaoRi

トイレブースを過ぎて平坦な道をいくと、いよいよ急な登りの登場です!

⑦第三雪渓の登山道

これまでの道のりのなかで一番の急登の第三雪渓の登山道!

  • 写真:SaoRi

下から見るとかなり急に見えますが、標高差は100mあまり。登り始めると、疲れは感じるものの意外とすいすい登れることに驚かれるかもしれません♪

  • 写真:SaoRi

この急登を登り終えて再び平坦な道を行くと、最後の登りに突入です!

⑧第四雪渓の登山道

第四雪渓まで来れば、赤岳頂上はもうすぐそこです!

  • 写真:SaoRi

岩や石がゴロゴロとしていて歩きづらいですが、標高差は第三雪渓より小さいです。

  • 写真:SaoRi

黄色くペイントされた岩を追って登っていくと、岩が積み重なった赤岳の頂上が見えてきます。

  • 写真:SaoRi

カムイミンタラの素晴らしい景色も目前なので、最後のひと頑張りです!

⑨赤岳頂上

標高2,078mの赤岳頂上に到着です!

  • 写真:SaoRi

広い山頂で休憩にピッタリで、旭岳や白雲岳、北鎮岳や黒岳などの表大雪の山々がずらりと見渡せます!

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

神々の遊ぶ庭・カムイミンタラにふさわしい景色を堪能できるので、ぜひ赤岳に登ってみて下さいね♪

おわりに

紅葉とお花畑の名所として知られる「赤岳」のご紹介はいかがだったでしょうか?

  • 写真:SaoRi

お花や展望など、次から次へと目に飛び込んでくる景色はもちろんのこと、道も平坦と斜面とを適度に繰り返すので飽きずに登っていくことができます。

2024年の銀泉台・赤岳の紅葉は順調に進んでいていて、既に紅葉シーズン入りしています!絵に描いたような素晴らしい紅葉を楽しめるので、ぜひこの機会に赤岳を訪れてみて下さいね♪

次のページを読む

上川町(上川郡)の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

あなたにオススメの記事

最近人気の記事


冬の国内旅行におすすめの観光地36選!冬ならではの旅行を楽しもう

雪の季節にしか見られない絶景や冬空に映えるライトアップなど、寒い冬だからこそ楽しめる観光スポットが国内にはたくさんあります!冬の国内旅行におすすめの観光地を厳選...


2月の国内おすすめ旅行先39選!冬の旅行にぴったりな観光地特集

2月は北はまだまだ雪深く、この時期ならではの雪や氷のイベントが開催されている一方で、南は梅や早咲きの桜が開花し始める時期です。2月の週末旅行におすすめの国内旅行...

1月の国内おすすめ旅行先33選!お正月旅行にもぴったりな観光地特集

寒さ厳しい1月は、雪や氷の絶景が全国各地で見られるシーズン。冬の夜に映えるイルミネーションイベントもまだまだ楽しめます。1月のお正月旅行や週末旅行におすすめの国...

【2024】日本の人気の滝TOP35!旅行好きが行っている全国の滝ランキング

華厳の滝や袋田の滝、白糸の滝などをはじめとする日本の人気の滝を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に行っている...

北海道のおすすめドライブスポット35選!車で行きたい絶景スポット特集

函館夜景の人気スポット・函館山展望台や、世界中から観光客が訪れる白金青い池、「天下の絶景」と謳われる美幌峠など、車で行きたい北海道のおすすめ絶景ドライブスポット...

この記事を書いたトラベルライター

転勤族ライター
子供の頃から現在に至るまでの生粋の転勤族!転勤の先々でその地ならではの良さを暮らしながら体感し、ディープに発信していきたいと思います!

特に体や足を使ったアクティブな取材が大好きなので、登山や探勝路などで出会った絶景や情報などをお伝えしていければと思います♪
https://www.one-access.work/

【鳥取】場所と見方を知らないと見られない!迫力満点の「江島大橋」を楽しむための方法と撮影場所

テレビCMで「ベタ踏み坂」として登場し、一躍有名になった橋「江島大橋」。見た人々を圧倒させるほどの急勾配な橋ですが、実は普通に見ただけではこの迫力ある姿は拝めま...


【徳島】大秘境を満喫!小歩危・大歩危・祖谷のオススメスポット&楽しみ方8選

「大股で歩いても、小股で歩いても危険」といわれていたことからその地名がついた大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)、そして平家の落人が隠れ住んだと伝えられている祖...


【鳥取県】すなば珈琲に行ったら食べておきたい定番メニュー8選!

2014年に鳥取市内に2店舗同時オープンしたのをきっかけに、現在では鳥取県全域にわたってお店をかまえる「すなば珈琲」。平成28年に鳥取県が行った「鳥取県の観光地...

いつ行く?鳥取砂丘!~鳥取砂丘の季節別楽しみ方&見どころガイド~

一生に一度は行っておきたい鳥取砂丘!「今年こそは行くぞ」と意気込んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?さて、漠然と「今年こそは」と考えているものの、どの...

揺れないで!飛行機が怖い・苦手な方に試してほしい6つの簡単な対処法

遠方の地に早く向かうのに大変便利な移動手段、飛行機。地上を何時間もかけて移動していた時代が嘘のように、目的地まであっという間に連れていってくれますよね。その便利...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります