茨城県水戸市は、偕楽園をはじめ美術館なども多く、歴史や自然、文化などバリエーションに富んだスポットが豊富です。四季を通じてイベントも多く開催されます。この季節に足を運びたい!そんなベストシーズンとスポットをご紹介します。
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【1】水戸芸術館
高さ100mの塔がシンボルの水戸芸術館は、1990年に開館した複合文化施設でコンサートホールや劇場、現代美術のギャラリーが、独立した施設となっています。どの施設に入るのにも通るエントランスホール(無料)には、日本人によって作られた国内最大級のパイプオルガンがあるので必見です。週末にはミニコンサートが開催されます。
そして、今回お勧めするのが、毎年、春と秋に開催される、「あおぞらクラフトいち(無料)」。市内外からハンドメイド作家が集結し、オリジナル作品が並ぶ市で、直接作者のこだわりが聞けたりするのも魅力です。キッチンカーなども並び、美味しいものも頂けます。クラフトいちについて詳しくは公式サイトをご覧ください。
- 水戸芸術館
- 茨城 / 美術館 / 雨の日観光 / インスタ映え / 展望台
- 住所:茨城県水戸市五軒町1丁目6−8地図で見る
- 電話:029-227-8111
- Web:https://www.arttowermito.or.jp/
【2】弘道館
第9代藩主徳川斉昭(とくがわ なりあき)の施策によって開設された弘道館(こうどうかん)。藩士とその子弟が学ぶ教育施設で、藩校としては全国一の規模を誇りました。儒学・礼儀・歴史などの学問に加え、剣術・槍術などの武芸も学ぶ施設でした。
季節を問わず、見学したい場所ですが、特に2月末から3月にかけての季節は、800本の梅の花が咲き、梅の名所として人気です。また4月には正庁前にある左近の桜が見事な花を咲かせます。これは、水戸藩9代藩主徳川斉昭公の正室・吉子夫人が宮家出身で、お嫁入りの際に仁考天皇より賜ったものです。弘道館見学は有料です。
- 弘道館
- 茨城 / 建造物 / 観光名所 / 歴史的建造物 / 梅の名所
- 住所:茨城県水戸市三の丸1−6−29地図で見る
- 電話:029-231-4725
- Web:https://www.ibarakiguide.jp/kodokan.html
【3】偕楽園
水戸藩主・徳川斉昭公により造られた偕楽園(かいらくえん)は、日本三名園のひとつに数えられる庭園。13haに及ぶ広大な敷地には、多くの花木が植えられており、梅をはじめ、桜、つつじ、萩、二季咲桜など、季節に合わせて庭園を彩ります。
どの季節にも趣がありますが、ベストシーズンは、やはり3,000本もの梅が満開になる季節、2月中旬から3月末がお勧めです。この時期には、「水戸の梅まつり(有料)」も開催され、毎年多くの方がお花見に訪れます。
- 偕楽園
- 茨城 / 庭園 / 梅の名所
- 住所:水戸市常磐町1-3-3地図で見る
- 電話:029-244-5454(偕楽園公園センター)
- Web:https://ibaraki-kairakuen.jp/
【4】千波湖
1周3㎞ほどの湖で、四季を問わず楽しめる千波湖(せんばこ)には、常に散歩やジョギングを楽しむ市民が訪れています。自然豊かな場所なので、水鳥も多く、珍しい黒鳥にも会える場所です。有料ですが、貸しボートやレンタサイクルもあるので、気持ちの良い季節に訪れて楽しみたいですね。
- 千波湖
- 茨城 / 川遊び / 湖 / ツーリング
- 住所:水戸市千波町 千波湖地図で見る
- 電話:029-232-9214
- Web:https://mitokoumon.com/facility/park/senbako/
【5】茨城県近代美術館
千波湖のほとりに建ち、茨城ゆかりの作家・横山大観(よこやま たいかん)をはじめとする日本と西洋の近代美術作品を所蔵している美術館です。ワークショップやミュージカルコンサートなど、様々なイベントが開催されるのですが、特に大人気なのが、美術館の広場で毎年11月中旬ごろに開催される「マルシェ・ド・ノエル」。
美味しい飲食店や素敵な雑貨店が並び、一足早くクリスマス気分を盛り上げてくれるイベントです。フランス・アルザス地方のクリスマスマーケットをモデルにしているということで、異国情緒もたっぷり。とびきり楽しい時間を過ごせます。マルシェの入場は無料ですが、駐車場は有料です。
- 茨城県近代美術館
- 茨城 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1地図で見る
- 電話:029-243-5111
- Web:http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
【6】徳川ミュージアム
徳川家13代当主徳川圀順(とくがわ くになり)公が、伝来品を寄贈して設立した公益財団ミュージアムです。大名道具や古文書類など、徳川家伝来の美術品・工芸品がコレクションされており、その数3万点にも及びます。自然のなかに建つミュージアムの庭には、緑の中にひときわ輝く黄門さまも鎮座。春夏はみどりまぶしく、より一層黄門さまも映えますね。ミュージアム見学は有料です。
- 徳川ミュージアム
- 茨城 / 美術館 / 女子旅
- 住所:茨城県水戸市見川1-1215-1地図で見る
- 電話:029-241-2721
- Web:http://www.tokugawa.gr.jp/
【7】茨城県立歴史館
茨城県の歴史を調査・研究・保存し、市民に公開することを目的とした施設です。広い敷地内には、歴史館の他、旧水海道小学校本館や、旧茂木家住宅、旧水戸農業高等学校が、移築または復元されています。内部を公開、資料を展示している建物もあります。
こちらでお勧めなのが、紅葉の季節。敷地内のイチョウ並木が色づき、あたり一面黄金色に染まります。例年11月の紅葉時期にはライトアップも行われる人気のスポットです。歴史観見学は有料ですが、敷地内散策は無料です。
- 歴史館いちょうまつり(水戸)
- 茨城 / 紅葉 / イベント・祭り
- 住所:茨城県水戸市緑町2-1-15地図で見る
- 電話:029-225-4425
- Web:https://rekishikan-ibk.jp/
- 茨城県立歴史館
- 茨城 / 博物館 / 紅葉 / インスタ映え / 歴史博物館
- 住所:茨城県水戸市緑町2-1-15地図で見る
- 電話:029-225-4425
- Web:http://www.rekishikan-ibk.jp/
【8】保和苑
保和苑(ほわえん)は、大悲山保和院桂岸寺(だいひざんほわいんけいがんじ)に隣接している庭園です。元禄時代、徳川光圀公が寺の庭を愛されて、保和園と名付けられたのが始まりといわれています。
偕楽園から北へ2kmほどの場所にあり、市内で気軽に紫陽花を楽しめる場所として、初夏には大人気のスポットです。1.5haの苑内には、約100種、6千株の紫陽花が咲き競い、訪れる人々を楽しませてくれます。例年6月には「水戸のあじさいまつり(無料)」が盛大に開催されます。
- 水戸のあじさいまつり
- 茨城 / イベント・祭り / 夏のおすすめ観光スポット
- 住所:水戸市松本町13-19 保和苑及び周辺史跡地図で見る
- 電話:029-224-1111(水戸のあじさいまつり実行委員会(水戸市観光課内))
- Web:http://www.mitokoumon.com/festival/ajisai.html
- 保和苑
- 茨城 / 庭園 / 穴場観光スポット / 花畑(6月) / 花畑(7月) / あじさい名所
- 住所:水戸市松本町13-19地図で見る
- 電話:029-232-9189
- Web:https://mitokoumon.com/facility/historic/howaen/
【9】茨城県庁
誰でも無料で、絶景が見られて、カフェもあり、フリーWi-Fiも完備。夜10時まで開いているので、夜景も楽しめます。そんな素敵な場所が、県内で一番高い建物と言われる、県庁の25階展望ロビー(無料)です。県庁が閉庁の土日祝日でも、開いているので嬉しいですね。夏よりは寒い季節の方が視界が開けるのでおすすめです。
天井から足元までガラス張りの展望ロビーは、開放感抜群で、晴れていればスカイツリーや富士山が見えることも。ここには、カフェも併設されています。
- 茨城県庁
- 茨城 / 展望・景観 / 夜景 / 展望台
- 住所:茨城県水戸市笠原町978番6地図で見る
- 電話:029-301-2387
- Web:https://www.pref.ibaraki.jp/