バルセロナやマドリードの大都市から小さな村まで、街の風景を見るとそこに住む人たちの暮らしぶりが感じられます。街を散策しながら、地元の食材をふんだんに使ったパエリアを食べたり、お土産に雑貨店を見てまわったり、楽しみはいろいろ。今回は、スペインの観光でぜひ訪れたい美しい街並みを紹介します。
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バルセロナ
観光地としても有名なバルセロナ。建築家のアントニオ・ガウディが生涯をかけて手がけた未完の教会「サグラダ・ファミリア」が街のシンボルとなっています。2005年に、一部が世界遺産に登録されました。他にもガウディの建築を見ることができます。
街の中にそびえ立つ風景もさることながら、やはりサグラダ・ファミリアは近くで見たいもの。外から芸術的なオブジェを楽しみ、聖堂の中へ。広々とした空間にステンドグラスを通り抜けて光が差し込んでいました。とても幻想的な雰囲気で心が落ちつきます。夜、ライトアップされたサグラダ・ファミリアも美しいですよ。
時間:9:00〜20:00 ※10〜3月は18:00まで
入館料:18ユーロ
- サグラダ・ファミリア
- バルセロナ / 社寺・教会 / 観光名所
- 住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona,Spain地図で見る
- Web:http://www.sagradafamilia.org/
ミハス
アンダルシア地方にある白い街並みミハス。地中海が望め、晴れた日は、白い村と青い空のコントラストが美しく映えます。家の壁に飾られた花がかわいらしく、雑貨屋さんなど小さなお店が点在しています。広場にはアーモンド屋さんやロバの馬車も。
街中の斜面はゆるやかな階段になっているので、登っていくと白い村を見渡すことができます。路地を歩いている猫に出会えることも。お土産は、カラフルな陶器の雑貨やキーホルダー、石けんなど。筆者は「ene mijas」というTシャツ専門店にも立寄り、買い物を楽しみました。
マラガからバスで約1時間ほど。
コルドバ
世界遺産に登録されているコルドバ歴史地区。ローマ橋やメスキータ、ユダヤ人街が有名です。写真スポットとして知られる「花の小径」は、白い壁に花や緑の植物が飾られた路地で、メスキータの鐘が見えます。とても細い道なので、通行も撮影も譲り合いが必要です。
ラ・マンチャ地方
スペイン中部に位置するラ・マンチャ地方。名作『ドン・キホーテ』の舞台として知られ、白い風車群をみることができます。物語の概要を知ってから行くと、より楽しめるでしょう。風車の丘のふもとに広がる街並みがのどかです。
マドリード
スペインの首都マドリード。スペイン広場、マヨール広場、プラド美術館などの有名スポットがある、広々とした都市です。スペインは日本より昼食や夕食が遅いため、午後の広場には、昼休憩を意味するシエスタをしている人も。サン・ミゲル市場をはじめ、カフェやバルも多く、夜遅くまで楽しめる街です。地下鉄での移動も便利。
バレンシア
スペイン北東にある第3の都市バレンシア。大聖堂に併設のミゲレテの塔に登れば、市内の街並みが一望できます。歴史的な建築物から水族館や科学博物館、オペラハウスなどの融合施設まで整ったエリアです。
グラナダ
スペイン南部のアンダルシア地方にあるグラナダ。赤い丘と呼ばれる高台に位置するアルハンブラ宮殿は、イスラム美術が残る宮殿の中以外にも、庭園や丘からの景色が楽しめます。イスラム王朝が栄えた時代に思いをはせながら巡ってみてはいかがでしょうか。
- アルハンブラ宮殿
- スペイン / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Calle Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada,Spain地図で見る
- Web:http://www.alhambra-patronato.es/