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【東京】チンチン電車で満喫♪一日乗車券でめぐる「都電荒川線」下町旅

取材・写真・文:

千葉在住
訪問エリア:31都道府県

2019年12月30日更新

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【4】石鍋商店(王子駅前)

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

王子稲荷神社の近くには創業約130年の老舗「石鍋商店」があります。こちらのお店の名物は「久寿餅(くずもち)」。江戸時代から親しまれてきた庶民の味で、今でも昔ながらの製法と味を守り続けているんです。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMiiイートイン  久寿餅:520円

久寿餅は出来たてを店内で食べることができるほか、お持ち帰りもOK!特製の黒蜜ときな粉がかかったこだわりの久寿餅をぜひ味わってみてくださいね♪

石鍋商店
赤羽・王子 / カフェ・喫茶店
住所:東京都北区岸町1-5-10地図で見る
電話:03-3908-3165
Web:http://www.oji-ishinabe.co.jp/

【5】飛鳥山公園(王子駅前または飛鳥山)

「飛鳥山公園」は江戸時代より浮世絵の題材にもなったほどの桜の名所。今も都内有数の花見スポットとして春にはたくさんの人で賑わいます。もともとは八代将軍徳川吉宗が、この地を江戸の庶民の行楽地とするため、桜の木を植えて整備したのが始まりでした。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

「飛鳥山公園」には「あすかパークレール」というモノレールが整備されており、飛鳥山の下から頂上まで約2分で到達することができるんです!形がかたつむりに似ており、ゆっくりと山頂を目指すことから「アスカルゴ」の愛称で親しまれています。タイミングがよければアスカルゴから都電を見下ろすこともでき、テンションも思わず上がっちゃいますよ♪

「飛鳥山公園」には蒸気機関車D51と都電の車両が展示されており、中に入ることもできます。また園内には「渋沢史料館」、「北区飛鳥山博物館」、「紙の博物館」と3つの博物館があるので、興味があればぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう?

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii
  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii
飛鳥山公園
赤羽・王子 / 公園 / 桜の名所
住所:東京都北区王子1丁目1−3地図で見る
電話:03-3908-9275

都電と車が道路を併走!?

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

ちなみにこの王子駅前飛鳥山の間の区間は、先述したように路面電車の軌道が車道と区分されておらず、電車と車が一緒に走っている区間になります。近隣に住む人にとっては日常の一コマかと思いますが、ほとんどの人にとっては、ふだんなかなか目にすることのできない光景では? 都電同士が道路上ですれ違う様子も見ることができ、都電好きさんにはおすすめのスポットです♪

【6】とげぬき地蔵尊 高岩寺(庚申塚)

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

「とげぬき地蔵尊」で知られる高岩寺(こうがんじ)に行くには、巣鴨地蔵通商店街を通っていきます。「おばあちゃんの原宿」なんていわれますが、案外若い年齢層もちらほら。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

高岩寺はもともと1596年に江戸の湯島に開かれました。その後移転を経て現在に至ります。ご本尊は「とげぬき地蔵」として霊験あらたかな延命地蔵菩薩ですが、秘仏のため残念ながら私たちが拝見することはできません。

じゃあ、どうやってそのご利益を得るの?というと、じつはそのお姿をもとに作られたという御影(おみかげ・和紙の中央に尊像が描かれたもの)を本堂で授与しているのです。これを痛いところに貼ったり、のどに骨が刺さったときに飲んだりすると治る、といわれています。

とげぬき地蔵尊 高岩寺
巣鴨・大塚・駒込 / 寺 / パワースポット
住所:東京都豊島区巣鴨3-35-2地図で見る

【7】鬼子母神(きしもじん)堂(鬼子母神前)

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

「鬼子母神堂」までは、気持ちのよいけやき並木の参道が続いています。ずいぶん大きなけやきですが、古いものだとなんと樹齢400年にもなるんだとか!都会の喧騒から切り離されたような落ち着いた佇まいで、どこかホッと癒される道です。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

「鬼子母神堂」の境内の左手にある「武芳稲荷」は、赤い鳥居がずらりと並ぶ姿が壮観!思わずくぐってみたくなります。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

「鬼子母神堂」のご尊像である鬼子母神は、もともとインドでは訶梨帝母(カリテイモ)と呼ばれ、たくさんの子どもを産みました。しかし一方でその性質は暴虐で、近隣の子どもをとって食べていたため、人々からは恐れ憎まれる存在だったといいます。

お釈迦様は帝母を救うために一計を案じ、その末の子を隠したところ、帝母は非常に嘆き悲しみました。そして初めて子を失う親の気持ちを知り、それまでの自分の過ちを悔い改めてお釈迦様に帰依したといわれます。現在、鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰を集めています。

鬼子母神堂
高田馬場・目白・早稲田 / パワースポット / 寺
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20地図で見る
電話:03-3982-8347
Web:http://www.kishimojin.jp/index.html

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この記事を書いたトラベルライター

元バックパッカー、今はママライター。たくさんの楽しいを見つけたい!
ひとり旅好き。独身時代ニュージーランドでのワーキングホリデーを経て、ヨーロッパを半年間放浪しました。帰国後は住み込みの派遣で国内を転々とし、現在は2人の子の母。レンタサイクル、ローカル線や青春18きっぷを使って近場で自由に楽しむ旅が好きです。

◇◇トラベルライターアワード2021上半期 受賞◇◇



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