魔女のようにほうきで空を飛んでみたい!と、子供の頃に一度は夢に思ったことはありませんか?長野県豊丘村には、あのジブリ映画の有名なシーンのように、空飛ぶ魔女になれる、驚きの撮影スポットがあります。ジブリ好きな方でもそうでない方も、SNS映え間違いなしの写真が撮影できる「福島てっぺん公園」をご紹介します。
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豊丘村について
長野県にある豊丘村は南アルプスの前山・伊那山脈と天竜川の間に位置し、河岸段丘の起伏に富んだ村です。その河岸段丘の高低差が、様々な農産物を生産するのに適しているといわれ、さらに朝晩の寒暖差が大きいことで、果物や市田柿などの加工食品を作るのに適しているといわれています。
豊丘村はりんご、桃、梨、柿などをはじめとする果物と、きのこの王様とされる「松茸」の産地として有名です。一年を通して、緑豊かな自然と、農産物や果物の産地として都会から桃・りんご狩りをはじめとする農業体験ツアーに多くの方が訪れます。
都会の喧騒から離れて、緑豊かな中で美味しい食べ物に舌鼓、さらにゆったりとした時間でリラックスしたい人にはもってこいだと思います。
夢の叶う場所「福島てっぺん公園」
百聞は一見に如かず
ということで、空を飛んでいる"風"の証拠写真がこちらです。筆者が訪れたときは、7月ということで夏雲との一枚になっていますが、四季折々の空模様と周囲の木々の移り変わりを楽しめるのもおススメできるポイントになっています。
色んなアレンジ
カメラに角度をつけるように、下から撮ると遠近方で雲を使って遊ぶことができます。ふーっと煙を吐くように雲を吹いているようなもの、寝転がって浮いているようなもの、あなたのアイデア次第で面白い写真が撮れるはずです。
豊丘村の地域おこし協力隊の皆さんのインスタグラムのページには、アレンジのきいた写真が数多くあげられているので、是非参考にしてみてください。
種明かし
てっぺん公園はその名の通り、標高約800m、山のてっぺんに位置しているので、周りの山と空が近いということが影響して、このような写真が撮ることができるようです。実際には空を飛べるほうきが発明されたわけではないので、飛んでる風な一枚を撮ることができる場所となっています。誰でも簡単に、インスタ映え間違いなしの一枚が撮れるので、訪れる価値ありです。
伊那谷を望む展望台からの景色は圧巻の一言、昼間は伊那谷の素晴らしい眺望と、夜には夜景と煌めく星空が広がります。
さらに公園へは、棚田を横目に山道をぐんぐんとあがって行くのですが、道中の豊かな緑の風景にも心が癒されると思います。
撮り方のコツ
特にこれといったコツは必要ないと思うのですが、少しまとめさせていただきました。
①高くジャンプ
飛んでる感を引き出すには、地上から離れれば離れるほど、浮遊感が出せます。そのためにちょっと失礼して、公園内に数台設置されているベンチから山をバックにしてジャンプ!その時に足を出来る限り曲げた方が、地上から人物までの間に空間ができ、飛んでいるように見えやすいと思います。
②連写で厳選
カメラは連写機能がついているものを用意しましょう。連写機能がついているものであれば、スマホのカメラでも問題ありません。ジャンプする瞬間から着地までの1~2秒間で、連写をしてその中からベストなものを厳選する、ということが可能になります。
③ほうきのチョイス
てっぺん公園には常時2本のほうきが備え付けられています。大きいものは二人乗りが出来ちゃうほどの大きさで、カッコイイ一枚が撮れるのですが、少し重いのが難点です。短いものもあり、一人乗りとしてちょうどいいサイズ感で、女性やお子様でも簡単に持ってジャンプすることができます。
そして実はもう1本、デッキブラシも仲間に加わったようです。あの映画で扱うのが難しかった暴れん坊デッキブラシ、ぜひ乗りこなしてみませんか。
最後に
いかがでしたでしょうか、アイデア次第で様々な写真が撮れるので、今度の週末は一度やってみたかった一枚を撮りに、カメラ片手に出かけてみませんか??また、くれぐれもほうきは元あった場所へ、お戻しいただきますようお願いします。