自然とグルメを満喫！宇都宮＆大谷を巡る日帰り旅モデルコース

この記事の目次表示

• 宇都宮と大谷ってどんな街？
• 大谷石の産地・大谷で神秘の自然とパワースポットを楽しもう！
•    9:15 神秘の採掘場跡「大谷資料館」を見学しよう！
•    11:15 日本最古の石仏がある「大谷寺」を参拝しよう
•    12:00 「THE STANDARD BAKERS」で地元の食材を使ったランチを食べよう！
• 餃子の街・宇都宮を散策しよう！
•    14:00 宇都宮二荒山神社を参拝しよう！
•    15:00 宇都宮で人気のカフェ「マツガミネコーヒービルヂング」でひと休みしよう！
•    17:00 東武宇都宮駅周辺で「宇都宮餃子」を堪能しよう！
•       薄皮で作った絶品餃子に注目「宇都宮みんみん」
•       餃子ファンの心を動かす餃子を味わえる人気店「香蘭本店」
•    18：00　JR宇都宮駅へ移動してそれぞれの目的地へ

宇都宮と大谷ってどんな街？

• 写真：旅田サトシJR宇都宮駅

宇都宮は栃木県の県庁所在地で、全国有数の餃子の消費量が多い街です。JR宇都宮駅と東武宇都宮駅、オリオン通り周辺には餃子専門店が立ち並んでいるほか、おしゃれなバーも立ち並んでおり、昼夜を問わず、散策を楽しめます。

• 写真：旅田サトシ平和観音

一方、大谷は江戸時代中期から採掘が始まった大谷石（おおやいし）の産地。大谷石の採掘場跡を見学できるスポットや、壁面に総手彫りで作られた「平和観音」といったスポットがあり、歴史を学びながら観光を楽しめます。

• 写真：旅田サトシ大谷観光一日乗車券

宇都宮と大谷の観光を楽しむなら「大谷観光一日乗車券」を買いましょう。JR宇都宮駅と大谷地区を結ぶ路線バスの1日乗車券のほか、大谷石の採掘場跡を見学できる大谷資料館と大谷寺の拝観券がついています。さらに各所で使える割引特典もついているため、観光やグルメを楽しみたい人におすすめです。

大谷石の産地・大谷で神秘の自然とパワースポットを楽しもう！

• 写真：旅田サトシ

最初の目的地は大谷石の産地・大谷です。JR宇都宮駅からバスで約30分のところにある街で大谷石ゆかりのスポットから飲食店などがあり、観光やグルメを楽しめます。

9:15 神秘の採掘場跡「大谷資料館」を見学しよう！

• 写真：旅田サトシ関東自動車バス

JR宇都宮駅に着いたら、西口から関東自動車バスの立岩行きのバスに乗車。1時間に1～2本運行しており、約30分で最初の目的地がある最寄りのバス停「資料館入口」に到着します。

• 写真：旅田サトシ大谷資料館

最寄りのバス停から10分ほど歩くと、最初の目的地「大谷資料館」に到着。大正から昭和にかけて掘り下げられた採掘場跡の一部を一般に公開しており、採掘の様子を再現したコーナーやアート作品を鑑賞できます。地下の採掘場跡の平均気温が10℃から15℃とひんやりとしているので、羽織るアイテムを持っていくと安心です。

• 写真：旅田サトシ

館内にはアート作品だけでなく、採掘時に地上の位置を確認するために開けられた天井の穴があります。晴れていれば、地上から光が差し込んでいる風景も見られるので、ぜひ写真を撮ってみましょう。

• 写真：旅田サトシ

採掘場跡を見学した後は資料館へ。大谷石の採掘の歴史や地質について学べるほか、採掘で使われた道具などが展示されています。

11:15 日本最古の石仏がある「大谷寺」を参拝しよう

• 写真：旅田サトシ大谷寺（大谷観音）

大谷資料館で神秘的な世界を体感した後は、地区内にある「大谷寺（おおやじ）」へ参拝しましょう。岩に覆われるように建立したお寺で、平安時代に弘法大師（空海）が開創したといわれています。お堂の中に入ると、岩壁に掘られた大谷観音をはじめ、10体の石仏を見ることができます。

• 写真：旅田サトシ大谷寺・弁天堂

このほかにも、境内には庭園をはじめ、白蛇をまつる弁天堂があります。堂内にある白蛇の像の頭を撫でると、ご利益が得られると伝えられているので、ぜひ試してみましょう。

12:00 「THE STANDARD BAKERS」で地元の食材を使ったランチを食べよう！

• 写真：旅田サトシTHE STANDARD BAKERS 大谷本店

大谷寺を参拝したら、大谷観音前バス停から少し歩いたところにあるベーカリー＆レストラン「THE STANDARD BAKERS（ザ スタンダード ベーカーズ）」でランチを食べましょう。栃木県産の食材を使ったローストやピザ、自家製のパンを味わえます。

• 写真：旅田サトシ和豚もち豚のロースト パセリバターとオニオンソース（税込1,760円）

ランチタイムでは、栃木県のブランド豚のひとつ「あさのポーク」や「和豚もち豚」を使ったローストをはじめ、ラザニアやパスタなどを提供します。自家製のパンもついてくるので、一緒に堪能してみましょう。

餃子の街・宇都宮を散策しよう！

• 写真：旅田サトシオリオン通り

大谷を散策したところで宇都宮の市街地へ移動しましょう。東武宇都宮駅周辺には大谷石で造られた建物や商店街のほか、おしゃれなカフェも立ち並んでいます。

14:00 宇都宮二荒山神社を参拝しよう！

• 写真：旅田サトシ関東自動車バス

大谷観音前バス停から宇都宮駅方面行きのバスに乗車。約20分で次の目的地があるバス停「馬場町」に到着します。

• 写真：旅田サトシ宇都宮二荒山神社

「馬場町」バス停から少し歩くと、「宇都宮二荒山神社」の鳥居に到着します。約1600年前に創建された神社で、かつては下野「一の宮」と呼ばれていました。その名前が訛って「宇都宮」の地名になったといわれています。

• 写真：旅田サトシ宇都宮二荒山神社・拝殿

社殿は明治10年に再建された建物で、宇豊城入彦命（とよきいりひこのみこと）を御祭神として祀られています。家内安全や除災招福などのご利益があるといわれているので、ぜひ参拝しましょう。

• 写真：旅田サトシ初辰稲荷神社

あわせて境内にある末社も参拝するのもおすすめ。五穀豊穣や商業の神様をまつる「初辰稲荷（しょたついなり）神社」や徳川家康をまつる「東照宮」などがあります。

15:00 宇都宮で人気のカフェ「マツガミネコーヒービルヂング」でひと休みしよう！

• 写真：旅田サトシマツガミネコーヒービルヂング

二荒山神社で参拝した後は宇都宮で人気のカフェでひと休みしましょう。神社から市役所方面へ10分ほど歩いたところにある「マツガミネコーヒービルヂング」。古いビルを改装したカフェで地元の人を中心に賑わっています。

• 写真：旅田サトシマツガミネクラシックラテ（ミドル・税込600円）

コーヒーはインドネシアやブラジル、ルワンダから仕入れた豆を使ったコーヒーのほか、お店オリジナルのコーヒーやエスプレッソを提供。濃厚なコーヒーの深みと香りが口の中で広がります。

• 写真：旅田サトシパンケーキ（税込1,100円）

またスイーツでは、柔らかくて弾力のあるパンケーキを味わえます。クリームチーズで作った自家製のクリームとの相性もバツグンです。このほかにも、チーズケーキやスコーンも堪能できます。

17:00 東武宇都宮駅周辺で「宇都宮餃子」を堪能しよう！

• 写真：旅田サトシ宇都宮みんみん本店

旅の締めくくりは、宇都宮餃子の名店が立ち並ぶ東武宇都宮駅周辺で餃子を食べましょう。県民から人気を集めている人気店から新感覚の餃子が味わえるお店まで多彩な餃子を味わえます。

薄皮で作った絶品餃子に注目「宇都宮みんみん」

• 写真：旅田サトシ焼餃子（6個・税込360円）

平日でも行列ができるほど人気のある餃子専門店です。1958年に創業しており、白菜やニラ、ネギといった野菜の甘みを生かした焼き餃子を提供します。皮も薄皮でパリパリとした食感とともにジューシーなひき肉の風味も楽しめます。

• 写真：旅田サトシ水餃子（6個・税込360円）

「みんみん」で提供する餃子は、焼餃子のほかに「水餃子」と「揚餃子」のみ。炊きたてのご飯やビールと一緒に堪能してみましょう。

餃子ファンの心を動かす餃子を味わえる人気店「香蘭本店」

• 写真：旅田サトシ焼餃子（6個・税込350円）

宇都宮二荒山神社から少し歩いたところにある人気の餃子専門店。2008年に一度は閉店しましたが、ファンからの要望に応えて2010年に復活してオープンしました。提供するのは焼餃子と水餃子、揚餃子のみ。キャベツや長ネギ、玉ネギを使ったあんの風味とモチモチとした皮の食感を堪能できます。

18：00　JR宇都宮駅へ移動してそれぞれの目的地へ

• 写真：旅田サトシJR宇都宮線

宇都宮餃子を味わったところで最寄りの「馬場町」バス停から路線バスに乗ってJR宇都宮駅に戻ります。ここで宇都宮と大谷を巡る日帰り旅は締めくくりです。

いかがでしたか。このほかにも、大谷石を使った歴史ある教会「カトリック松が峰教会」や「宇都宮城址公園」など、観光を楽しめるスポットがあります。ぜひ日光や足利とあわせて宇都宮と大谷へ出かけてみてくださいね。