バヌアツ
バヌアツ観光
美しい海でのリゾートに世界で一番火口に近づける火山も

【バヌアツ】こんなに近付いていいの?衝撃の活火山ヤスール

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:186ヶ国

2023年6月27日更新

7,366view

お気に入り

この記事の目次表示

火山以外の魅力も豊富!タンナ島は大自然の宝庫

バヌアツ共和国のタンナ島は、何と言っても活火山が世界でもズバ抜けた観光スポットとなりますが、この島の魅力はそれだけではありません。

海で遊べる

海の美しさで世界に名を馳せる「ニューカレドニア」が近く、ここバヌアツのタンナ島も負けず劣らず海が美しいです。数々のダイビングスポットをはじめ、シュノーケルやブルーケーブへ行くツアーもあります。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

森や川で遊べる

草原で馬に乗ったり、森で珍しい鳥を探すツアーもあります。また、川下りや、地元の原住民の生活を訪ねるツアーもあります。黒魔術の儀式を体験できる怪しいツアーなどもあるそうですよ。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

さらに、ヤスール火山近くの海に近い低地周辺では温泉が湧いており、フリーで入ることもできます。

  • 写真:toshel

地元のタンナコーヒーを味わえる

タンナ島で採れるタンナコーヒーは、トルココーヒーのように濃厚で味わい深いです。豆や挽いた粉も売っており、タンナ島で購入された方が首都のポートヴィラ等より安いです。

  • 写真:toshel

その他いろいろ

朝日や夕日は静かでとても美しいです。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

夜空を見上げれば、こぼれんばかりの星がぎっしり詰まった天の川。こんなにも大自然を満喫でき、アクティブにもリラックスにも最適な島は、世界でもなかなかないのではないでしょうか。

タンナ島の滞在とマネー事情

タンナ島の空港近くに点在しているホテルは、空港送迎フリーの場合が多いですが、ヤスール火山までは1時間以上かかるため、ツアーの送迎に10,000バツ(およそ10,000円 2020/2月現在)前後かかります。

逆に、空港から遠く離れたヤスール火山の周りには、木の上に作られたバンガローホテルがいくつかあり、安価なうえ、そこに滞在すると四六時中、噴火の爆音を聞くことができます。そのような機会もなかなかありませんので、ぜひ選択肢の一つにしてみてください。

尚、比較的高めのホテルでは宿泊費やツアー代金の支払いにクレジットカードが使えます。カードの種類により5%前後の手数料が必要です。バンガローなど安価な宿泊施設では、現金のみのお支払いとなります。現金は、ポートヴィラの空港ATMで事前に両替をしておいた方がよいでしょう。タンナ島で両替所やATMを探すのは至難です。

尚、ヤスール火山の入山料は1回目9,450バツ(およそ9,500円 2020/2現在)で、2回目以降は少しずつ下がります。これに加えて、ピックアップの場所により送迎料がかかりますので、ツアーを申し込む際に全体でいくらになるか聞かれるとよいと思います。

タンナ島
バヌアツ / 町・ストリート
住所:Tanna Island地図で見る

バヌアツ‐タンナ島への行き方

日本からバヌアツへ直行便はありませんので、オーストラリアやフィジーを経由して、首都ポートヴィラのあるBauerfield国際空港へ行きます。その後バヌアツ航空の国内線へ乗り換えて、タンナ島へ片道40分です。

  • 写真:toshel
ポートビラ・バウアフィールド空港
バヌアツ / 駅・空港・ターミナル
住所:Bauerfield International Airport地図で見る

バヌアツの旅行予約はこちら


バヌアツのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

バヌアツのホテルを探す

バヌアツの航空券を探す

バヌアツの現地アクティビティを探す

バヌアツのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

この記事を書いたトラベルライター

地球旅~現在186ヵ国~
行ったことのない国を中心にひとり旅しています。他国の歴史、文化、宗教、遺跡、そしてそこに住む人々の考え方に興味があります。

車の運転が好きなので、海外ではドライブ旅を楽しんでます。普段は会社員です。

【ホンジュラス】世界屈指の犯罪都市テグシガルパ

世界の治安が悪い国ランキングなどを見ると、毎年必ず上位になってしまうホンジュラス。しかし、手つかずの美しい自然が多く、世界遺産に登録されたマヤ文明のコパン遺跡を...


【レバノン】ベイルート・ビブロス・バールベックの見どころ

遠い昔、世界の中心が地中海にあった時代、レバノンは東西貿易の交差点となる重要な位置にあり、繁栄の極みにありました。古くから数多くの王様や将軍が、この土地を挙って...


カリブの島はどこがいい?陽気レゲエでちょっぴり危険な「バルバドス」どこまでも静かな「アンティグア」

カリブ海には、大小様々な島がおよそ700あります。そのほとんどは欧米各国の領土で、独立国はわずか13カ国のみ。今回は、その中より対極にある2つの小さな島国をご紹...

【サウジアラビア】ついに観光ビザ解禁!閉ざされていた王国の珍しい文化と各都市の見どころ

観光での入国が困難だったサウジアラビアが、2019年9月27日に突然、ツーリストビザの発給開始を発表しました。今回は、サウジアラビアに古くからある慣習と文化、そ...

【ベネズエラ】世界の危険都市上位?首都カラカス

世界屈指の産油国にしてハイパーインフレーションに陥った南米の国ベネズエラ。かつて、スペイン植民地から独立へと導いた英雄「シモン・ボリバル」の生まれ育った街でもあ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります