ヨーロッパは小さな国々が集まっており、バスや電車を使って隣国を自由に行き来できるため、一度に数ヶ国を旅する人も多いでしょう。今回は北欧フィンランドから西欧ドイツまで、7つの国の首都とそれぞれの見どころをご紹介します。
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1.フィンランド(首都 ヘルシンキ)
フィンランドは南北に長い形をしていて、南部に位置する首都のヘルシンキは、とてもスタイリッシュな雰囲気です。観光は大聖堂や市場を訪問できるほか、食器やキャンドルなどのオシャレな北欧雑貨も楽しめます。
ヘルシンキのおすすめ「ヘルシンキ大聖堂」
ヘルシンキには代表的なふたつの大聖堂があり、ここが一番の見どころになります。ひとつは白くて清楚なヘルシンキ大聖堂、もうひとつはレンガ造りでゴージャスなウスペンスキー寺院です。イメージが対照的であるため、見比べてみると面白いかもしれません。
2.エストニア(首都 タリン)
エストニアはフィンランドの南にあり、首都のタリンは北側の海に面しているため、ヘルシンキから船で渡ることができます。タリン旧市街は城壁に囲まれていて、絵本に出てくるかのような可愛らしさが魅力なのと、治安もいいので女子旅にオススメです。
タリンのおすすめ「太っちょマルガレータ」
タリンにはいくつもの塔があり、中でも人気なのは「太っちょマルガレータ」と呼ばれる、ずんぐりむっくりの建物です。かつて海からの攻撃を防ぐ砲塔して建てられましたが、後に監獄となり囚人の食事係をしていたふくよかな女性への親しみから、この名前が付けられたそうです。
- ふとっちょマルガレータ(海洋博物館)
- エストニア / 建造物
- 住所:Pikk 70, Tallinn Estonia地図で見る
- 電話:641−1408
- Web:http://meremuuseum.ee/
3.ラトビア(首都 リガ)
ラトビアは北ヨーロッパに属しますが、フィンランドやエストニアとは雰囲気が異なり、首都のリガは芸術性の高い独自の空気感をかもし出しています。旧市街も美しいですが、新市街の建造物も素晴らしいので、街を歩くだけでも楽しめるのではないでしょうか。
リガのおすすめ「リガ中央市場」
リガの長距離バスターミナルの奥には、ヨーロッパ最大といわれる市場があります。肉や魚が並ぶ様子だけでも楽しいですが、チーズを少量だけ計り売りしてくれたり、種類豊富なハチミツも売られているので、滞在中の食事やお土産に購入するといいでしょう。
- リガ中央市場
- ラトビア / 市場・朝市
- 住所:Nēģu iela 7, Rīga, LV-1050地図で見る
- Web:https://www.rct.lv/en/
4.リトアニア(首都 ヴィリニュス)
リトアニアはバルト三国最南の国であり、数々の個性的な見どころが点在しています。ヴィリニュスの旧市街はヨーロッパ最大の規模を誇り、代表的なのは白い鐘塔と並んだヴィリニュス大聖堂や、旧市街の入り口となる夜明けの門などです。
ヴィリニュスのおすすめ「ヴィリニュス駅の像」
ヴィリニュス駅のホームには不思議な男性の像があります。天井に届くくらいの大きなサイズで、なぜか駅の雰囲気にミスマッチです。でもどこか親しみが湧いてしまう、下町のおじさんのようなイメージです。密かな人気スポットとなっているので、是非探してみてください。