サンフランシスコの観光地として、ゴールデンゲートブリッジは有名ですよね。それがバッチリ見られる公園に、家族旅行にピッタリな「ウォルトディズニーファミリー博物館(The Walt Disney Family Museum)」があるのをご存知ですか?当記事では、ゴールデンゲートブリッジ見学ついでに気軽に立ち寄れる、この博物館の魅力をお伝えします。
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ウォルトディズニーとは?
説明不要とは思いますが、簡単にウォルトディズニーについて紹介します。ウォルトディズニーは、言わずと知れたミッキーマウスの生みの親。ミッキーマウスを描く前は、カンザスシティーでアニメ会社を経営していました。
当時は普通の人間が出てくる漫画を描いておりましたが、大ヒットは生み出せず資金繰りにも苦しんでいました。一度その会社は倒産にまで追い込まれてしまいますが、その後LAに拠点を移してからは彼の作品が次々と評価されるようになります。オズワルドというキャラクターを作ったり、ミッキーマウスが描かれたり、多くのヒット作を世に送り出すことになるのです。
この博物館では、初期のウォルト作品からから今でも子供から大人にまで愛される作品の数々に加え、これらを生み出すまでの歴史を楽しみながら知ることができますよ。それでは、この博物館の魅力をお伝えしていきます。
博物館周辺の開放感が最高!
公園の中にあるこの博物館は、広い芝生の前に位置し、霧がなければ真横にゴールデンゲートブリッジが見えます。ゆったりしたベンチに腰かけたり、少しお散歩をして季節のお花を探すのもオツですよ。
かの有名なディズニー作品の原画がたくさん!
ミッキーマウス誕生前!
空前のヒットメーカー、ウォルトディズニーの作品を初期から後期まで余すことなく見られるのがここの最大の特徴。1階では、ミッキーのような人気キャラクターを作り出す前のアニメ作品が展示されています。
ミッキーマウス初期作
先の展示から続く次の部屋には、大きくHOLLYWOODと書かれた壁が出現し、LAに拠点を移した後の作品がたくさん展示されています。華々しい時期の本人写真もたくさん展示されており、彼のアニメも勢いよく世に出て行った様子がよく伝わってきます。
2階に上がると、誰もが知るようなミッキーの原画がたくさん!昔は当然、動画作成技術もありません。写真のように壁一面に展示された原画を見ると、一コマずつ描いていた苦労が克明に伝わって来ます。
ミッキーマウス誕生前のキャラ!オズワルド
数年前に人気が出たので、ご存知の方もいるのでは?ミッキーマウスが誕生する前に生まれたうさぎのキャラクター「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」に関しても、いくつか展示があります。
ここまでいくつか写真を見ておわかりかもしれませんが、展示のところどころがモニターになっており、動画も映されています。原画を見ながら実際のアニメを見ることができ、アニメの成り立ちをリアルに感じることができるのです。キャラクターに命が吹き込まれる様子が、結構感動的ですよ。
様々な仕掛けもあり、子供も飽きない!
上記で述べたように、理解しやすいようところどころモニターで動画が紹介されていますが、一部ショートフィルムのようなものも上映されていたりして、子供も飽きない工夫が方々に見られます。筆者も、口を開けてモニターを眺める子供たちを何人も見かけました。
その他にも、昔のコマ漫画を手動でめくってパラパラ漫画の要領で動画に見せる器具の「MOVIOLA」という模型がフロアの真ん中に設置されており、小さな子はそれを回しながらアニメを見ることができます。アニメの原点を知ることができますよ。
- 出典:flic.krla moviola
※写真はイメージです