うなぎパイの年間生産量は8,000万本!50年以上の歴史があり、今でも親しまれているロングセラー商品です。そのうなぎパイのメーカー春華堂が営む「うなぎパイファクトリー」では、大人から子供まで楽しめる工場見学ができます。しかもお土産までもらえちゃいます。うなぎパイは、「夜のお菓子」とも言われていますが、なぜそんな風に呼ばれているのか意外な理由があるんですよ。実際に工場見学をして、理由を見つけてみてくださいね。
この記事の目次表示
うなぎパイファクトリーとは
うなぎパイの製造工程が実際に見学でき、春華堂のお菓子の歴史についても深く知ることもできます。見学スタイルは2種類。
ひとつは自由見学コース。予約不要で自分たちのペースでファクトリー内を回ることができます。所要時間は約20分です。
もうひとつはコンシェルジュの方が説明しながらツアー形式で見学するコース。こちらは事前予約が必要で、所要時間は40分です。朝10時から16時まで1時間ごとにツアーは行われています。いずれのコースを選択しても、ファクトリーの見学は無料です。
見学の申し込み方法
工場に入ってすぐの入り口に見学申し込み用紙が置いてあります。自由見学の方もこちらで申込みが必要です。名前、見学人数などを記入して受付の方に渡します。すると、ここでうなぎパイ3枚のお土産がもらえます。
うなぎパイができるまで
生地の作成
生地は職人によって手作業で作られています。うなぎパイ生地の作り方は、パネル掲示で紹介されています。
焼き上げ
ここからは実物を見ながらの見学が可能です。オーブンの中がのぞけるようになっていて、小さく折りたたまれた生地が、どんどん膨らんでいく様子をガラス越しに見守ります。焼き上がりにはバターのいい香りも漂ってきます。
選別
焼きあがった生地は、ベルトコンベアーでどんどん運ばれていきます。ここで、生地が欠けたり割れたりしていないかを人の目で確認しています。厳しいチェックに合格したうなぎパイのみが個包装の袋に詰められていきます。
箱詰め
個包装のうなぎパイたちが箱に詰められて、売店や駅へと出荷されていきます。
うなぎパイカフェ
見学で小腹が空いてきたらスイーツタイム。ファクトリー内には、うなぎパイを使ったパフェやミルフィーユなどの創作スイーツを提供するカフェがあります。東京の表参道にも店を構えていたことがあるそうです。
うなぎパイを使った「う巻き」(600円)なんていうもののあるので、チャレンジャーな方にはぜひ試していただきたいと思います。