石垣市・石垣島
石垣市・石垣島観光
美しい青い海を擁する八重山諸島の中心となる島

石垣牛ステーキを “真空調理法” で食す!【NATIVE DELI ネイティヴデリ】(石垣市)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:44都道府県

2021年5月21日更新

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黒毛和種の1つである「石垣牛」、美味しく食べられるステーキ店はたくさんありますが、その中でも特殊な調理法「真空調理法」で、柔らかく旨味たっぷりな美味しいステーキを出してくれるのが【NATIVE DELI ネイティヴデリ】。どんなステーキなのか?!またお店の雰囲気などもご紹介します。

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石垣島に行ったら「石垣牛」は食べなくちゃ!

沖縄グルメと言ったら、鮮やかな魚、海ぶどう…といった海の幸が取り上げられがちですが、何気に「お肉」も美味しいんです。よく知られているのは アグー豚 ですが、石垣島に行くなら「石垣牛」を食べなきゃ!!

「石垣牛」は、石垣島含め、八重山諸島で育てられた黒毛和種。八重山諸島の温暖な気候を生かした畜産、特に牛の育成が盛んなのです。

このような ↑ 牧場が石垣島にはあちこちに。心地よい海からの風が吹き、とっても広々。のんび〜りストレスのない場所で育てられているんでしょうね。

また、潮風を受ける牧草はミネラルが豊富 なんだそう!そんな牧草を食べて、のびのびした空間で育つ石垣牛は、赤身がしっかりあり、脂もあっさり!よくある脂ギトギトな黒毛和種とはちょっと違います。

「ブランド牛」の元は石垣牛?!

今では、松阪牛、神戸牛、米沢牛、佐賀牛、飛騨牛など様々なブランドがありますが、その元は石垣島生まれの牛が多い と言われています。

「素牛(もとうし)」として全国へ出荷されていた石垣牛

今や日本全国で育てられている黒毛和種、上記に紹介した通り様々なブランド名が付けられていますが、その子孫の大半は、但馬産と言われています。石垣牛もその子孫かもしれません。

ですが、実は!昔はその有名な全国の黒毛和種の産地に「素牛」として、石垣島含め八重山諸島で育った牛が送り出されていたんだそう!

でも、今はちょっと事情が変わりました。

八重山諸島でしか食べられない「石垣牛」

2000年7月に、沖縄サミット が開催されたのは、日本でもとても大きなニュースになりましたが、全世界から首相や大統領が集まる晩餐会で披露されたのが、石垣牛。

この頃は、まだ「素牛」として全国に出荷しているような状況でしたが、このサミットで「石垣島の牛肉はうまい!!」と大好評!一躍有名牛に!それ以降、「石垣牛」という名称が定着し、ブランド牛の仲間入りをしたそうです。

その後、「素牛」として送り出すことはやめて、島内でのみ販売 されるようになり、ほぼ地産地消。その取り組みが評価され、JA石垣牛肥育部会は2018年の第47回日本農業賞「集団組織の部」で特別賞を受賞しています。

というわけで、石垣牛は今は八重山諸島の島内でしか食べられないんです!

ステーキ屋や焼肉屋がいっぱい

石垣島の一番の繁華街、市役所通りの近辺を散策すると、あちこちで「ステーキ」や「焼肉」の看板が目に入ります。また、観光用のパンフレットのグルメページを見ても、たくさんのお店が…どこに行こうか目移りしちゃいますよね。

そこで今回ご紹介する、筆者がオススメするお店は、石垣牛ステーキの【NATIVE DELI ネイティヴデリ】!どうしてオススメなのか、ほかのお店と何が違うのか、なども合わせてご紹介いたします。

他のお店とはちょっと違う【NATIVE DELI ネイティヴデリ】

お店は大通りから横に入る細い路地にありながらも、メニューが外に貼ってあったり、グリーンがとてもたくさんあるので、「ここは何のお店だろう?!」と目を引きます。パッと見は「お土産やさん?!」と思うかもしれません。

というのも、店主さんの趣味で、手作りアクセサリーのお店も併設されているからです。店内の半分がアクセサリーショップ、もう半分がステーキ屋さん、といった感じです。

こぢんまりとしたお店で店主が1人で切り盛り

石垣島にはたくさんの観光パンフレットがあり、たくさんの石垣牛が食べられるお店が掲載されています。【ネイティヴデリ】も1ページの全面にバーン!と広告が。

その広告を見ると「大人数入るお店でバイトさんもいっぱい働いてるようなお店かな〜」というイメージが湧くのですが、実際はとってもこぢんまり。カウンターの雰囲気も良く、店主さんが1人でやっています。お酒の瓶やグラス、グリーンもセンスの良さを感じます。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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