兼六園から車で20分の湯涌温泉(ゆわくおんせん)は、金沢市街地から一番近い温泉街です。「金沢の奥座敷」と言われ、歴代の加賀藩主が湯治に通ったという歴史ある名湯。山あいの小さな温泉街で情緒あふれる静かな時間を過ごしながら、江戸時代にタイムスリップした気分になれたり、大正ロマンを感じることができたり。一味違った金沢を楽しみたい方にぴったりのエリアです。今回は、そんな湯涌温泉のおすすめスポット8選をご紹介します。
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【1】金沢湯涌江戸村
江戸時代の建造物を移築し展示している「金沢湯涌江戸村」では、農家・町家・武家と様式の異なる建物が8棟並び、室内では当時の暮らしぶりなどを見ることができます。
山に囲まれ、近代的な建物が背景にないため、江戸時代にタイムスリップしたような気分になれる村内。
旅装束を身に着けて記念撮影ができます。
大商人やお殿様になった気分で撮影ができるスポットも用意されていますよ。
江戸村missonにも挑戦してみましょう!
楽しい仕掛けや案内を楽しんだり、趣のある和室でのんびりしたり、竹馬や竹ぽっくりで自由に遊ぶこともでき、金沢湯涌江戸村では多様な過ごし方ができます。
土日には伝統工芸の実演や紙漉き体験、和素材を使った小物づくりなどのイベントが行われていることもあるので、お出かけの際には公式サイトで開催日時を調べておくことをおすすめします。
- 開園時間:9:00~17:30(入園は17:00まで)
- 休園日:火曜日(火曜日が休日の場合はその翌平日)※12月29日~1月3日は曜日に関係なく開園
- 入園料:一般 310円、団体(20人以上)260円、65歳以上 210円 、障害者手帳をお持ちの方、およびその介護人、高校生以下 無料 ※祝祭日は全員無料
- 金沢湯涌江戸村
- 金沢市 / デート / 博物館 / 穴場観光スポット
- 住所:金沢市湯涌荒屋町35番地1地図で見る
- 電話:076-235-1267
- Web:http://www.kanazawa-museum.jp/edomura/
【2】金沢湯涌夢二館
大正ロマンの象徴である詩人画家・竹久夢二は、最愛の恋人彦乃と新婚旅行同然の時を湯涌で過ごし、自然豊かな湯涌を「心の故郷」と記しました。金沢湯涌夢二館では、そんな夢二の作品や遺品が展示されています。
ミュージアムショップでは、レターセットやメモ帳、和紙の名刺入れやポーチなど、乙女心をくすぐるカワイイ柄の雑貨が並んでいます。
女性へのお土産やプレゼントに喜ばれそうですね!
- 開館時間:9:00~17:30(入館は17:00まで)
- 休館日:年中無休(展示替え時のみ休館)
- 観覧料:一般 310円、団体(20名様以上)260円、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人 201円、高校生以下 無料 ※祝祭日は全員無料
- 金沢湯涌夢二館
- 金沢市 / 美術館 / 雨の日観光 / 穴場観光スポット
- 住所:石川県金沢市湯涌町イ144-1地図で見る
- 電話:076-335-1112
- Web:http://www.kanazawa-museum.jp/yumeji/
【3】白鷺の湯・白鷺の足湯
総湯と呼ばれる、湯涌温泉の共同浴場「白鷺の湯」では、なんと420円で温泉に入れます。
総湯の目の前には足湯もあり、こちらは無料で利用可能です。
足湯の優しい温もりに時間を忘れて心身共に癒されます。
- 入浴料:大人(中学生以上)420円、中人(小学生)130円、小人(乳幼児)50円
- 営業時間:7:00〜22:00
- 休業日:毎月第3木曜日
- 総湯 白鷺の湯
- 金沢市 / 日帰り温泉
- 住所:石川県金沢市湯涌町イ139−2地図で見る
- 電話:076-235-1380
- Web:https://yuwaku.gr.jp/yu/
【4】薬師寺
総湯前の階段を上っていくと、薬師如来像が安置されている薬師寺があります。
雰囲気のある手水舎。
境内には湯涌温泉の源泉を掘った際に使用したという源泉臼が祀られています。
1,300年前の奈良時代に、湧き出る泉で白鷺が傷を癒す姿を不思議に思った紙漉き職人が温泉を発見し、それが湯涌温泉の発祥と伝えられています。