日本三景の一つであり、島の14%が世界遺産に認定されている「宮島」、島のシンボル「厳島神社」を始め、観光スポットあふれる「宮島」の見どころを紹介いたします。
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「宮島」ってどんなとこ
瀬戸内海に浮かぶ周囲約30kmの有人島で、日本三景(「宮島」、宮城の「松島」、京都の「天橋立」)に数えられる日本を代表する景勝地です。
島を代表する「厳島神社」や、島の最高峰である「弥山」など、島の14%が世界遺産となっています。
「神宿る島」として古くから人々が信仰を寄せた島で、創建は6世紀末の推古天皇の時代と言われています。
アナゴ料理や、牡蠣料理、もみじ饅頭など、島グルメも楽しめます。
「宮島」へのアクセス
瀬戸内海に浮かぶ「宮島」には、対岸の宮島口からフェリーで渡ります。
宮島口までは、広島市内からJR山陽本線で約25分、広島電鉄宮島線で約1時間です。
宮島口からのフェリーは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しています。いずれも15分間隔(時間4本)で運航していますので、時間はさほど気にする必要はないでしょう。運賃は2社とも片道180円で乗船でき、宮島口~宮島桟橋間を10分で結んでいます。
- 宮島口 フェリー乗り場
- 宮島 / 駅・空港・ターミナル
- 住所:広島県廿日市市宮島口1丁目11−6地図で見る
- Web:http://miyajima-matsudai.co.jp/index.html
「宮島」のみどころ
弥山(みせん)
標高535m宮島の最高峰です。古くから山岳信仰の霊峰として多くの信仰を集めた山で、厳島神社とともに世界遺産に登録されています。
山頂まではいくつもの登山道がありますが、ロープウェイも運行(片道1,000円・往復1,800円)しています。ロープウェイで景色を楽しみながら登り、自然感じる山道を歩いて降りるのがおすすめです。
山頂付近では、弘法大師が100日間修行したとされる「弥山本堂」や、巨岩のトンネル「くぐり岩」など、観光スポットが点在しています。
山頂から見渡せる、瀬戸内海と大小様々な島々の風景はまさに絶景です。
五重塔
厳島神社の隣に建つ、高さ29.3mの五重塔。1407年に建てられた歴史の古いもので、国の重要文化財に指定されています。まわりの木々の緑に、朱色が美しく映えます。
豊国神社(千畳閣)
豊臣秀吉が、朝鮮出兵の犠牲者を弔う目的で建設をはじめた経堂で、秀吉の死により工事が中止となり、いまだに天井や板壁のない未完成の状態のまま現在に至っています。
島内ではもっとも大きな建物でもあり、畳857枚分の広さがあることから、別名の「千畳閣」の由来とされています。
厳島神社と大鳥居
宮島を代表するスポットです。海上に建つ社殿は世界的にも有名で、海外からも多くの観光客が訪れる日本を代表する建造物であり神社です。現在の社殿は平安時代に平清盛によって創建され、現在も創建当時の姿で維持されています。
また、海の中に建つ高さ16mの大鳥居は、平安時代の創建より数えて8代目となります。干潮時には歩いて大鳥居まで行くこともできます。宮島に訪れたなら間近で見られる大迫力の大鳥居と、海に浮かぶ絶景の大鳥居の、その両方を楽しみたいですね!
- 嚴島神社
- 宮島 / パワースポット / 観光名所 / 神社 / 縁結びスポット / 世界遺産 / ツーリング / インスタ映え
- 住所:広島県廿日市市宮島町1−1地図で見る
- 電話:0829-44-2020
- Web:http://www.itsukushimajinja.jp/
表参道
フェリーが到着する宮島桟橋から厳島神社へと続く通りは、数多くの飲食店やお土産店が連なる、賑やかな表参道となっています。
表参道では、アナゴや牡蠣などの地元食材の料理が味わえる他、買い物などを楽しむ事ができます。また、世界一の「大柄杓」の見学など、観光も楽しめるスポットです。(※「大柄杓」は 2018年6月15日(金)~ 展示停止中。再展示は、旧宮島支所跡地に整備される地域拠点施設(2021年4月供用開始予定)で行われる予定です。)
- 宮島の大杓子
- 宮島 / その他スポット
- 住所:広島県廿日市市宮島町412地図で見る
- Web:http://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_shamoji.h...
まとめ
世界遺産を有する「宮島」。アクセスも便利で、海の中に建つ世界的にも有名な「厳島神社」。サルやシカなどの野生動物とも出会え、弥山山頂からの美しく瀬戸内海の風景にも出会えます。
「厳島神社」以外にも、見所いっぱいの寺社や、美しい自然の風景、地元の名産の料理など、楽しみ方は様々です。
是非一日ゆっくり時間をとって、宮島を満喫してください!