モロッコと聞いてどんな国なのかイメージがわかない人も多いはず。未知の世界「モロッコ」の実際を、7つの項目に分けてご紹介。モロッコ雑貨や料理はもちろんのこと、サハラ砂漠の秘密、モロッコの意外な実情など、気になる情報をお伝えします。これを読んだあなたはモロッコの虜になること間違いなしです。
この記事の目次表示
【1】アラジンの世界の旧市街
モロッコには1000年以上もの歴史をもつ都「旧市街」が残されています。迷路のように細道が張り巡らされ、まさに迷宮都市。城壁の中へ一歩踏み入れいると、その別世界な雰囲気に圧倒されます。
荷物を運ぶロバや、見たこともない香辛料、カラフルなモロッコ雑貨など、目に入るもの全てが新鮮で驚きの連続です。
人一人が通れる狭い路地や、昼間なのに薄暗い通り、洞窟のような空間など、旧市街散策はまるで冒険です。
一人だと本当に迷子になりますが、迷子になると必ず現れる「自称ガイド」には要注意だったりします。でもちゃんと道を教えてくれる親切な人もいるのでご安心を。
活気溢れる「革なめし工場(タンネリ)」はまるで映画のセットのようです。アラジンが出てきそうですよね。
【2】お城のような宿に泊まれる
モロッコには「リヤド」と呼ばれる、伝統的な邸宅を改装した宿が数多くあります。物価が安いため、とても素敵なリヤドに5,000円前後で泊まることができます。
モロッコ独特の雰囲気を持つ家具やインテリアが使われ、とても洗練された雰囲気。滞在中毎日宿を変えてみたくなるくらい、素敵なリヤドがたくさんあります。
お部屋はお姫様の気分を味わえる可愛さです。本物のバラの花びらが散りばめられ、とってもロマンチック。
リヤドには屋上があり、食事ができたりのんびりくつろげるソファが。贅沢なひと時を過ごせます。
【3】モロッコ料理がおいしい
日本でも馴染みのあるモロッコ料理と言ったら「タジン鍋」ではないでしょうか。本場のタジン鍋は絶品です。熱々鍋の中に、スパイシーな香辛料がきいた豚肉や鶏肉、野菜が入っています。お肉も野菜もほろっほろに柔らかくなっています。
タジン鍋と一緒に外せないのが「モロッカンサラダ」。玉ねぎやトマトをハーブやクミンであえたシンプルなサラダですが、さっぱりしてとてもおいしいです。日本の味噌汁のような存在の「ハリラスープ」もおすすめ。野菜と豆がたっぷり入った、優しい味のスープです。
香辛料がたっぷり使われているのにクセがなく、何を食べても美味しいのがモロッコ料理です。
また、モロッコのフルーツジュースは搾りたてのフレッシュジュースが当たり前。どこへ行っても新鮮なジュースを飲むことができます。
【4】モロッコ雑貨が可愛すぎる
日本でも大人気のモロッコ雑貨。旧市街のスークと呼ばれる市場には、溢れんばかりのモロッコ雑貨が並んでいます。
定番のバブーシュや、ランプやカゴバック、ポーチ、キーホルダーなど、カラフルで女子にはたまらない可愛さ。
そして驚くほど安いので、ついつい大人買いしたくなります。値札がついてないので、購入時はお店の人と値段交渉になります。英語で数字が言えて、ジェスチャーが使えれば問題ありません。
ただ、可愛さと共に驚くのがその「量の多さ」です。どのお店も床から天井まで商品が積み重ねられ、観光終わりにはもう見ているだけでお腹いっぱいになるのはここだけの話。そしてお店の人の呼び込みが強いので、それに対応できる力も必要かもしれません。(大丈夫、すぐに慣れます。)
- マラケシュ・メディナ(旧市街)のスーク
- モロッコ / 市場・朝市
- 住所:Jemaa el Fna, Marrakech地図で見る