オランダ名画家ヒエロニムスボスの街・デンボスの必見スポット9選！

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• 1. デンボスを代表する天才画家「ヒエロニムス・ボス」像
• 2. ゴールデン・ドラゴン (Drakenfontein)
• 3. モリアーン（De Moriaan）
• 4. ヒエロニムス・ボス美術館 (Jheronimus Bosch Art Center)
•    絵画の展示
•    ヒエロニムス・ボスのアトリエ
•    必見！天文時計
• 5. 北ブラバント博物館（Het Noordbrabants museum）
• 6. デザイン・ミュージアム・デンボス (Design Museum Den Bosch)
• 7. 聖ヤン大聖堂 (Sint Janskathedraal)
• 8. 街中の運河
• 9. 地元名物スイーツ「ボッシュ・ボール」の名店「ヤン・デ・グロート」
• 最後に

5. 北ブラバント博物館（Het Noordbrabants museum）

• 写真：トラベルライターHet Noord-Brabants Museum

地元の北ブラバント州に関連する歴史や文化、芸術など中世から近代まで多彩な資料を展示しているミュージアムです。

• 写真：トラベルライターデンボスの文化的コレクション
• 写真：トラベルライター銀製品のコレクション

展示してあるコレクションには、1500〜1800年代における北ブラバント出身の有名な画家「ヴィンセント・ファン・ゴッホ」、「ブリューゲル」、「ヒエロニムス・ボス」などの絵画も入っています。

• 写真：トラベルライターヒエロニムス・ボスの絵画
• 写真：トラベルライターブラバントの絵画

「ヴィンセント・ファン・ゴッホ」の作品に関しては、本物の作品が10点程展示されています。アムステルダムの「ファン・ゴッホ美術館」以外で、彼の本物の作品を観ることができる穴場です！ゴッホの作品に関しては撮影が禁止されていますので、訪れる機会がありましたら、じっくりと観てみませんか！

6. デザイン・ミュージアム・デンボス (Design Museum Den Bosch)

• 写真：トラベルライターデザイン・ミュージアム・デンボス

このミュージアムでは、主に身近な生活における近代アートに関する期間限定の展示会を常時開催しています。

• 写真：トラベルライター近代アートの彫刻
• 写真：トラベルライター近代アートの彫刻

筆者が訪れた時は、アメリカのアーティストによる彫刻やカリフォルニアの「デザインの自由」をテーマにした展示会が開催されており、世界的にも影響を及ぼした「Google」や「Apple」製品などを紹介していました。その中には最初のiPhoneや、初めて作られたGoogleのネオンサインも見受けられました。

• 写真：トラベルライター最初のグーグルのネオン
• 写真：トラベルライター初期のiPhone

以前、このミュージアムは「スヘルトーヘンボス市立博物館」(stedelijk museum ’s-hertogenbosch) という名前でしたが、2018年6月1日より「デザイン・ミュージアム・デンボス」(Design Museum Den Bosch) と、改名しています。

7. 聖ヤン大聖堂 (Sint Janskathedraal)

• 写真：トラベルライター聖ヤン大聖堂

オランダにおいて、とても美しく、そして最大規模のカトリック教会「聖ヤン大聖堂」。日本語表記では「聖ヨハネ大聖堂」とも言います。1220年に最初の教会が建てられて、デンボスの街と共に歴史を歩んできたとても古い教会です。

この教会が建てられた当時は小さい教会でしたが、何度も増築と修復を繰り返して今の姿になったのです。

• 写真：トラベルライター聖ヤン大聖堂、内部
• 写真：トラベルライター大聖堂内のチャペル

• 写真：トラベルライター聖ヤン大聖堂、北門
• 写真：トラベルライター聖ヤン大聖堂、南門

教会には、およそ600個の彫刻があると言われてます。教会の装飾には素晴らしいものがありますが、壮大なパイプオルガンも見逃せない、必見ポイントの一つです！

• 写真：トラベルライター教会内のパイプオルガン
• 写真：トラベルライター教会内のパイプオルガン

8. 街中の運河

デンボスの街を散策していると至る所に小さな運河を見かけます。オランダの首都・アムステルダムほど規模は大きくありませんが、この街の運河は、なんと建物の下にも流れているのです。

• 写真：トラベルライター街中を巡る運河
• 写真：トラベルライター街中を巡る運河

この運河にも、ヒエロニムス・ボスの絵画に登場しているオブジェが見受けられます。

• 写真：トラベルライター運河にあるヒエロニムス・ボスのオブジェ
• 写真：トラベルライター運河にあるヒエロニムス・ボスのオブジェ

小さな運河ですがクルーズツアーも行われていて、いくつかのルートが設定されています。筆者は、歴史コース・約50分間のクルーズに参加してみました。小さな船でのクルーズで中世の姿を残した歴史的な街中を巡りながら、洞窟探検のような感覚も抱ける体験でした。

• 写真：トラベルライター運河クルーズ
• 写真：トラベルライター運河クルーズ

運河クルーズでは船長さんがガイドをしてくれますが、残念ながらオランダ語だけです。ですが説明が分からなくても、中世の建物の下を見て回るということ自体が、興味深い体験になると思います。

9. 地元名物スイーツ「ボッシュ・ボール」の名店「ヤン・デ・グロート」

デンボスには、この土地の名物「ボッシュ・ボール」(Bossche Bol) というデザートがあります。

• 写真：トラベルライター名物「ボッシュ・ボール」
• 写真：トラベルライターボッシュ・ボール

一見すると大きなチョコレートのボールに見えますが、シュークリームにチョコレートをコーティングしたデザートです。中にはたっぷりとした生クリームが詰まっています。拳ほどの大きさがあるので、フォークとナイフを使っていただきます。コーヒーや紅茶などと一緒に召し上がるのがおすすめです！

• 写真：トラベルライターベーカリー「ヤン・デ・グロート」

ボッシュ・ボールは、デンボスの街のレストランやカフェ、パン屋さんなどでも販売していますが、筆者が訪れたのは、スヘルトーヘンボス駅前の通りにある「ヤン・デ・グロート」(Jan de Groot) というベーカリーです。お昼や夕方になると、お店の前に行列ができるほど人気のあるベーカリーです。

最後に

今回は、アムステルダムから少し離れたデンボスの街をご紹介しました。オランダ南部の中心都市で、歴史的にも興味深い場所です。また、日本ではあまり馴染みのない「ヒエロニムス・ボス」という、世界的に有名な画家の存在もお分かりいただけたことでしょう。

アムステルダムから鉄道を利用して約1時間で来られる場所なので、日帰りでデンボスの街を散策するのも良いと思います。そして、是非「ボッシュ・ボール」を召し上がってみませんか！

※記事内のユーロから日本円への換算は、2018年6月上旬におけるレートで計算しています。1ユーロ＝約129円。