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水神様
朱塗りの近代の稲荷社の奥には、水神様、、、カッパが!!
カッパは、泳ぎの達人で水の化身、水神として尊ぶところもあります。川だけじゃなく、海で漁業を助けたり、海難事故にあった人を助けたりしているんですよ。海が目の前にある、ここ走水神社ではカッパを水神様として祀っているんですね。
別宮
さて、本殿側に戻り、本殿向かって左側にはこじんまりとしたお社があります。こちらは別宮で、オトタチバナヒメに仕えた侍女をお祀りしています。
実はここに祀られている侍女、オトタチバナヒメが海に身を投げる際に、自分もオトタチバナヒメに仕えるものとしての使命から、一緒に身を投げたんですね。ここも女子力UPのスポットです。
三社
別宮を越えてどんどん階段を登っていきます。
先ほどご紹介した古代稲荷の先に、石造りの古いお社が3つ並んでいます。左から「諏訪神社」、「神明社」、「須賀神社」です。
「諏訪神社」は、建御名方神(タケミナカタノカミ)をお祀りし、狩猟や風に関する神徳が、「神明社」は太陽の神様である天照大御神(アマテラスオオミカミ)をお祀りし、万能の神徳が、「須賀神社」は須佐之男命(スサノオノミコト)をお祀りし、こちらも万能のご神徳です。
さて、意外と広い境内、最後にとびっきりの開運方法をご紹介しましょう。
お砂取りとお水取り
走水神社は、「お砂取り」と「お水取り」でも有名です。
お砂取り
皆さんは「お砂取り」という言葉をご存知ですか?神社などの清浄なパワースポットから、砂または土を持って帰ることで、「お土取り」とも呼ばれます。
砂や土に宿った大地のパワーをいただく開運方法のひとつで、持ち帰った砂や土は、お守り袋に入れて身に着けたり、神棚に供えたり、家の周囲に撒いたりします。
本殿に登る前の石段の前に、御砂倉と書かれた小さな倉があります。この御砂倉の扉を開けると・・・
砂とスプーンが置かれています。スプーンにちょっとだけすくって、自分のお守りにしましょう。小さなビニール袋を持って行ったほうがよいですが、無い場合は社務所に「お砂取りがしたいのですが」とお願いすると小さな袋をいだだくことができます。
お水取り
「お水取り」は、お砂取りの水バージョンで、御砂倉の左横にある手水舎からお水を頂きます。
手水舎の左端に付いた蛇口から、持参したペットボトルなどにちょっとだけいただきます。蛇口のそばにお賽銭箱があるので、お気持ちを忘れずに。
いただいたお水は、少しづつ飲んで、自然のパワーを体に吸収します。深さ30mより湧き出ているお水は、富士山から流れたお水が湧き出たものだそうですよ。
おわりに
女子力の高い、献身的なオトタチバナヒメの伝説にあやかった走水神社はいかかがでしたか?もちろん女子じゃなくても、最近、「ガサツになってきたかも」とか、「人のことを考える余裕がないかも」という人にお勧めのスポット。ぜひ走水神社に訪れて、オトタチバナヒメの献身的なパワーを感じてみてくださいね。
- 走水神社
- 横須賀市 / パワースポット / 神社 / 女子旅
- 住所:神奈川県横須賀市走水2丁目12−5地図で見る
- 電話:046-844-4122
- Web:http://www12.plala.or.jp/hasirimizujinjya/