広島にゆかりのある作品や重要文化財、民芸品を展示する「広島県立美術館」や、近代美術コレクションを有する「ひろしま美術館」、公立では全国初の現代美術専門「広島市現代美術館」など、広島のおすすめ美術館を一挙にご紹介します。
この記事の目次表示
1.広島県立美術館
「広島県立美術館」は、広島市の中心部にある美術館。1968年9月に中国地方初の公立美術館として開館しました。広島にゆかりのある美術作品や、重要文化財、民芸作品など1920~30年代の美術作品を中心に約5,000点を収蔵・展示しています。子ども向けのワークショップも充実しており、子連れにも優しい美術館です。
- 広島県立美術館
- 広島市 / 雨の日観光 / 美術館
- 住所:広島市中区上幟町2-22地図で見る
- 電話::(082)221-6246
- Web:http://www.hpam.jp/
2.厳島神社宝物館
1934年に開館した、コンクリートに漆が塗られた珍しい造りの宝物展示施設「厳島神社宝物館」。厳島神社が創建されてから現代にかけて、約1400年の間に厳島神社に奉納された品々や伝来した宝物を展示しています。収蔵品の中には国宝や重要文化財に指定されているものが約260点もあり、宝物館ではその一部を展示しています。
特に、平安時代に平家一門がその繁栄を願い、厳島神社に奉納した経典類「平家納経(へいけのうきょう)」は見逃せません。その他、刀剣類、鎧兜(よろいかぶと)、装束(能・舞楽)、面(能・舞楽)、扇、絵馬、絵画など、様々な貴重な資料を目にすることができます。
- 厳島神社宝物館
- 宮島 / 美術館
- 住所:広島県廿日市市宮島町1−1地図で見る
- 電話:0829-44-2020
- Web:http://www.miyajima-wch.jp/jp/spot/01.html
3.ひろしま美術館
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Oilstreet CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
広島市中央公園内にある「ひろしま美術館」。印象派を中心としたフランス近代美術と、日本洋画や日本画などの日本近代美術コレクション、約300点を所蔵しています。ゴッホやピカソなど、日本でも良く知られた画家の作品も見られますよ。
館内ではWi-Fiを使用したミュージアムガイダンスシステムを導入しており、観覧者自身のスマートフォンを通して、より詳しい作品の解説を見ることができます。展示作品の鑑賞後は、美しい中庭を眺めながらカフェで一息つくのもおすすめ。
- ひろしま美術館
- 広島市 / 雨の日観光 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:広島市中区基町3-2地図で見る
- 電話:082-223-2530
- Web:http://www.hiroshima-museum.jp/
4.広島市現代美術館
公立では全国初の現代美術を専門に扱う「広島市現代美術館」。建物は建築家・黒川紀章氏の設計で、1,600点以上の所蔵作品を紹介するコレクション展や企画展を開催しています。またワークショップや芸術家によるトークショーも行われており、現代美術を身近なものに感じられる工夫がなされています。
なお、小さなお子様連れの来館者には、ゆっくりと作品の鑑賞を楽しめるよう、託児サービスも行っています(2時間まで無料・要予約)。
- 広島市現代美術館
- 広島市 / 雨の日観光 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:広島県広島市南区比治山公園1-1地図で見る
- 電話:082-264-1121
- Web:https://www.hiroshima-moca.jp/