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【台湾・台北】早い・美味い・安い 3拍子揃った小籠包は「杭州小籠湯包」で!

取材・写真・文:

東京在住

2017年12月4日更新

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写真:Emily

台湾の名物といえば小籠包。台湾ですでに有名になり、日本にも上陸している有名店がありますが、せっかくなら日本で食べることができない「名店」の小籠包を味わいたいもの。今回は「早い・美味い・安い」の3拍子が揃った小籠包の名店「杭州小籠湯包(こうしゅうしょうろんたんばお)」をご紹介します。

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杭州小籠湯包とは?

  • 写真:Emily

中国にも「杭州」という地名がありますが、「杭州小籠湯包」のお店の由来はお店のある場所である「杭州南路」という通りの名前です。元々は炭火焼がメインのお店だったのですが、メニューを増やすために、まず麺類を他店で修行。

その後、当時高級料理であった小籠包を人々の身近なメニューにしようとお店のメインメニューに追加。この小籠包がたちまち「おいしく、安い」と有名になったのでした。

「待ち時間」にメニューを決めよう!

大人気のこちらのお店、お昼時となればかなりの人が店外で席が空くのを待っています。このお店では、受付の時にメニューと注文伝票と鉛筆が渡されるので、待っている間に「何を食べるべきか」を決め、自分たちで注文伝票を書きます。

座席に案内されたら、その伝票を店員さんに渡すので、着席してから注文したものが運ばれてくる時間が短いのです。これが「早い」理由。

  • 写真:Emily

メニューは日本語併記。安心して食べるものを決められます。待っている間は、外からでも職人さんたちが丁寧に小籠包を作っている様子を見ることができたり、せいろ蒸しの湯気がいい匂いを放ちながら立ち込めてくるので、退屈しません。

  • 写真:Emily

じつはこの伝票、「座席が空きました、ご案内します!」という「呼び出しをするため」の番号も書かれています。

  • 写真:Emily注文伝票の上を見ると数字が書かれています。これが「呼び出し番号」です。
  • 写真:Emily

入り口の上部にある番号表示に注目しながら、何を食べるか迷ってくださいね。くれぐれもメニューに夢中になって自分たちの番号を見逃さないように!

席に座ったら食べる準備をしよう!

前述の通り、席に案内されたら、記入済みの注文伝票を渡します。そして、このお店では食べ物が来る前にすることが2つあります。

1)飲み物は自分で取りに行こう

飲み物が欲しい場合は、自分たちで冷蔵庫へ取りに行きます。今回はせっかくなので、台湾版コーラと「酸梅汁」と書かれていた「謎の飲み物」(だけど、何のジュースなのか想像できますよね!)を選択。

  • 写真:Emily

台湾版コーラは手に取ると店員さんが心配そうな顔をして「シップシップ!」と言ってきました。「???」と思いながら一口飲んでみると、「シップ」は「湿布」ということが判明。そう、このコーラ、湿布の味がする、ということだったのです。

ちょっとミントと言いますか、もう少し具体的に言うと、「若干甘めの歯磨き粉をコーラに溶かした」ような味。ちょっと好き嫌いが分かれそうな味ですが、飲むとクセになる味です。

  • 写真:Emily

そして、こちらは「酸梅汁」(40元、約150円)という飲み物。こちらは缶の飲み物ではなく、プラスチックのカップに入った飲み物です。

  • 写真:Emily

冷蔵庫にズラッと並んでいます。一口飲んでみると、想像通り、梅の味。ただ、「梅干し」の味ではなく、「はちみつ南高梅の[はちみつ汁]を濃縮した」ような味です。こちらも独特な味。ソーダで割ると美味しいような気がしますが、冷蔵庫に並んでいた個数を見るととても人気商品なのでしょうか。

もちろん、台湾ビールやウーロン茶もありますので、ご安心を。(缶の飲み物は各20元(約75円)、ビールは70元(約260円))。

2) 生姜、酢、醤油、お箸は自分たちで持ってくる

  • 写真:Emily

杭州小籠湯包では、生姜やお酢、醤油、そしてお箸はお店の中数カ所に設置されており、自分たちで持ってくるシステムになっています。自分たちが必要な量だけ持っていきましょう。写真右下にある「辛味噌」も、味にアクセントをつけるのにとってもいいですよ!つけすぎは注意。

待ちに待った小籠包、登場!

飲み物を堪能したりや生姜一式を取りにいったりしていると、程なく小籠包が到着します。今回はオーソドックスな小籠包と蟹味噌入り小籠包をオーダーしました。

  • 写真:Emily小籠包(150元、(約560円))
  • 写真:Emily蟹味噌入り小籠包(220元(約810円))

どちらの小籠包も皮はモッチモチ、そして肉汁がジュワーッ!と出てきてなんとも幸せな気分になります。

この「肉汁ジュワーッ」を味わうためには、熱々のうちに食べるのが一番。小籠包が冷めないようにちょっと慌てながら、でも火傷しないように落ち着いて、肉汁をゆっくり味わいましょう。

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この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

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