河原城(かわはらじょう)は、鳥取県鳥取市河原町のシンボル的存在。4階建ての城内は各階ごとにテーマが決められており、河原町の歴史や伝説、自然、人物、産業や文化などについて楽しく知ることができます。特に最上階のテラス展望台は、河原城一押しのオススメスポット。河原町をはじめ、鳥取砂丘や中国山地の山並みをぐるりと360°一望することができます。河原町の魅力があふれんばかりにぎゅっと詰まった、お城山展望台・河原城についてご紹介します!
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お城山展望台・河原城とは?
河原城(別名 若鮎城/わかあゆじょう)は、かつて豊臣秀吉が陣を築いた場所として知られている城山に、工事期間約2年を経て平成6年に建築されました。
鳥取自動車道を岡山方面に走っている際に見えてくる、山に聳(そび)える河原城はひときわ目を引く存在です。
春には周囲が桜に包まれ、冬には雪化粧をする河原城は、城内の展示物だけではなく、その外観も楽しむことができます。
河原町を代表する観光スポット「お城山展望台・河原城」の見どころについて、さっそく各階ごとにご紹介していきます!
河原城1階の見どころ!
河原城1階のテーマは「町のインフォメーション」です。
河原町の姿を写真などの資料で紹介したり、町の情報をパネルなどで判りやすく紹介している他、売店では河原町の特産品などが数多く販売されています。
河原城からすぐに行ける周辺観光情報などの資料もあるので、ぜひ、じっくり見てみて下さいね!
1階のオススメ!
1階でのオススメの見どころは、河原町や河原城ならではの特産品が数多く販売されている売店です。
県指定郷土工芸品である牛ノ戸焼(うしのとやき)や、お城山中央公園から採れた梅を使用したジェラートなどのオリジナル商品が売られているので、おみやげなどにもオススメです!
河原城2階の見どころ!
「くらしと手づくり文化と自然」をテーマとしている2階では、実物模型や写真などで伝統的な産業や食文化について紹介されています。
古くから伝わる焼物や酒造などの「手づくり文化」から、昔の人々の知恵や技術などを知ることができます。
現在でも日本の良き原風景を数多く残す河原町が、どのような歩みをたどって今に至るのか、その歴史に触れてみませんか?
2階のオススメ!
2階でぜひじっくりと見て頂きたいのは、「山のめぐみ」という、紙人形の大型ジオラマです。
実りの秋をテーマにしており、昭和を思わせる長閑な村の1日の生活風景を見ることができます。夕日に染まっていく村の様子は、紙人形のジオラマと言えども大変美しいです。
2階入り口のすぐ目の前にあるので、ぜひ見てみて下さいね!
河原城3階の見どころ!
河原城3階のテーマは「伝説と歴史」です。
河原町に伝わる神話「八上姫(やかみひめ)」の伝説や、古代から近世にわたるまでの歴史を、マジカルビジョンや模型、写真、解説パネルなどで紹介されています。
河原町では「八上姫」の伝説に由来する観光スポットが数多くあるので、おおまかなストーリーを知っておくと、周辺の観光地を巡る際に、より楽しむことができてオススメです!
3階のオススメ!
3階でのオススメは、「八上姫」伝説を、立体的な映像で楽しむことができるマジカルビジョンです。
臨場感あふれる映像は、子供から大人まで楽しみながら、「八上姫」伝説について知ることができます。