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スミソニアンの人気TOP3ミュージアムはこれだ!航空宇宙博物館・自然史博物館・ナショナルギャラリー(ワシントンD.C.)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2020年3月25日更新

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出典:tripnote.jp

ワシントンD.C.の観光名所といえば「スミソニアン」。たくさんのミュージアムがありますが、その中でも大人気TOP3の「航空宇宙博物館」「自然史博物館」「ナショナルギャラリー」をご紹介いたします。

この記事の目次表示

Smithsonia(スミソニアン)って何?!

上の写真は、ワシントン記念塔から国会議事堂まで広がっている 「The Mall モール」という広場の光景です。そのモールの両脇に、大きな建物が並んでいるのが分かるでしょうか?

これら全てがミュージアム。総称して「Smithonian スミソニアン」と呼ばれています。よく「ワシントンD.C.と言ったらスミソニアン!」と言いますが、この写真からもわかるように、スミソニアンとは場所の名前ではなく、何か1つのミュージアムのことでもないんです。

正確にいうと、Smithsonian Institution(スミソニアン協会)が、アメリカを代表する、科学、産業、技術、自然、美術など、全部で15(2020年現在)のミュージアムを運営しており、ワシントンD.C.のモール以外にも点在しています。

その運営費は国から70%も出ているので、まさに国をあげての機関!しかもスゴイのは、どれも世界的にもトップクラスのミュージアムなのに、入場料は全て無料!

では、「Smithsonian スミソニアン」という名称は、どこから来たのでしょうか?

「スミソニアン」という名前の由来

スミソニアン協会の発端は、イギリスの科学者「James Smithson ジェームズ・スミソン」の遺言に始まります。

スミソンはイギリスの由緒ある貴族の家系で、鉱物学の分野で多大な功績を残した 科学者 でもあります。これからご紹介する「自然史博物館」にも、スミソンが発見した smithsonite スミソナイト(菱亜鉛鉱 ZnCO3) が展示されています。

そのスミソンは、生涯独身で子供がいなかったため、「スミソニアン協会の名とともに、人類の知識の向上と普及のために、全財産を、アメリカ合衆国に譲る」と遺言を残し、それが今に至ります。

アメリカ国家をあげて管理しているので、どのミュージアムも全世界的に見てもとてもクオリティが高い!そんな中でも、ダントツで人気のTOP3をご紹介します。

子供から大人まで楽しめる!人気NO.1の【国立航空宇宙博物館 National Air and Space Museum】

“世界人気NO.1” と言われるほど大人気なのは、1976年創立の【国立航空宇宙博物館 National Air and Space Museum】!!

人類は空を飛ぶことに憧れ、飛行機を作り、やがて「宇宙に行きたい!」という夢も叶え、今や宇宙ステーションまである時代です。そんなロマンを求めて活躍してきた人たちの歴史や遺産が、この博物館にはたくさんつまっています。

展示しているのは、飛行機や戦闘機、宇宙船にロケットなど。そんな分野にこれまで興味がなかった方でも、ひとたびこの博物館に入ってしまえば、すぐワクワクしてしまうはず!

入口にある巨大ホールの天井がすごい!

ゲートをくぐると、すぐに上を見て驚くはず!頭上にはたくさんの飛行機がぶら下がっているんです。

悠々とした空間なので、普通の飛行機だけではなく、旅客機やロケットまでもが展示してあり、すごい迫力!

絶対に触ろう!月の石

上記の飛行機の下、入口の目の前には 触れる月の石【Moon Rock】があります。

世界のあちこちにも月の石はあるかもしれませんが、観光客が触れるのはココだけ!…ですが、あんまり期待大で行くと “期待はずれ” になるかもしれません(笑)。とっても小さく、数えきれないくらいの人たちが触ってきたので、もうツルツルです。

アポロ11号の司令船も鎮座

「アポロ計画」というのは、人類を月面着陸させるだけではなく、飛行士を無事に地球へ帰還するまでが目標でした。

この計画に初めて成功した宇宙船が アポロ11号、そしてその船の司令塔【The Apollo 11 Command Module “Columbia” コマンド・モジュール「コロンビア」】です。こちらは内部が見られるようになっており、正真正銘、実物です。

他にも、ライト兄弟 が世界で初めて有人動力飛行を成功させた【ライトフライヤー号(Wright Flyer)】も本物ですし、戦闘機や宇宙に関する展示もたくさん!

なお、2015年から7年間という長期間に渡り、改修工事を実施しています。段階を踏んで改修しているため、展示物の場所やクローズになっているエリアもあるので、事前にホームページの館内MAP を確認すると良いと思います。

【国立航空宇宙博物館 National Air and Space Museum】についてより詳しく紹介した記事もありますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

国立航空宇宙博物館
アメリカ / 博物館・美術館 / 博物館
住所:600 Independence Ave SW, Washington, DC 20560地図で見る
Web:https://airandspace.si.edu/

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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