コロンビアのお土産といえば何でしょうか?日本人にとっては、なかなかイメージがしにくいかもしれない南米コロンビアですが、豊かな気候が生んだ素晴らしい逸品がたくさんあります。今回は、筆者が実際に買ったオススメのお土産をご紹介します。
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【1】生産量世界第3位を誇る「コーヒー豆」
ブラジル、ベトナムに続き、生産量世界第3位を誇るコロンビアのコーヒーは、やはりお土産の定番です。コロンビアコーヒーは100%上質なアラビカ種で、このアラビカ種の生産量では、なんと世界1位なのです。赤道に近い国なので、年2回の収穫が可能となっています。
国内でも、アンデス山脈の高山気候から赤道直下の熱い気候まで生産地の環境が多種多様となっており、同じアラビカ種といっても異なる品種がそれぞれの土地で栽培されています。中でも、バリエダ・コロンビア種とカトゥーラ種が生産量の90%を占めており、コロンビアらしい品種の豆と言えます。
品種や生産地の環境によってまた違った味わいのコーヒーを楽しめますので、飲み比べ用にいくつか買ってみるのもいいですね。スーパーや空港でも購入できますし、街中ではスペシャリティコーヒーを扱う自家焙煎のカフェもたくさん見かけます。お気に入りのコーヒーを見つけて、日本に持ち帰ってみてはどうでしょうか?
【2】マニア心をくすぐる「コーヒー関連商品」
コロンビアでは、ドリップコーヒーをストレート、もしくはパネラというきび砂糖を入れて飲むのが一般的です。
また、小さなデミタスカップ(エスプレッソカップよりは大きい)で何度も飲むのが、コロンビアでのスタイルです。その小さなカップは日本ではあまり見ないサイズなので、この機会に手に入れてみたくなります。
また、コーヒー豆を使ったアクセサリーや、産地や農園ごとに特色があるコーヒー豆用の麻袋もお土産として人気です。特に麻袋は丈夫なので、家のインテリアとしての使い道も。麻袋を加工してバックや家具にリメイクしている人も多いので、マニアにはたまらない掘り出し物も見つかるかもしれません。
【3】アンデスの文化を感じる「陶器」
コロンビア中部にあるボヤカ県のRáquira(ラキジャ)は、アーティストたちのコロニーとして発展した街です。北アンデスの伝統的な陶器と、手織り品を生産する街として知られています。この街で作られた器やお皿、陶器でできた風鈴などは、コロンビア国内でも人気のお土産品です。
【4】国外になかなか出回らない?「チョコレート」
チョコレートで有名なエクアドルとベネズエラに挟まれているコロンビアも、当然カカオの生産が盛んです。生産量はベネズエラの倍以上とも言われいるにも関わらず、日本などの市場にあまり出てきていません。
つまり、ほとんどが国内で消費されているため、コロンビア国外ではなかなかお目にかかることが少ないのです。
国外に出回らない貴重なチョコレートですから、是非お土産に買って帰りたいですね。多様な気候から数多くのフルーツが栽培されているコロンビアでは、こうしたフルーツと一緒に加工されたチョコレートもよく見かけます。