「太極旗」とも言われる韓国の国旗の図柄や意味、韓国の首都について、また韓国の面積や人口と今後の人口予想、そしてスポーツの試合などでたびたび歌われる国歌の成り立ちまで、韓国の国の基礎知識をくわしく解説します。
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韓国国旗とその意味
韓国の国旗は「太極旗」とも言われており、それは、中央の円が太極(宇宙)を表しているからです。青色が陰、赤色が陽を表し、すべてのものが、男と女、善と悪、太陽と月のように相反するものによって調和して統一するとされています。
そして、太極を囲むように、旗の四隅には易の卦(け)が配置されており、よく見るとそれぞれ異なっています。八卦のうち乾(けん)・坤(こん)・離(り)・坎(かん)の四卦が、それぞれ乾=天、坤=地、離=火、坎=水を象徴したデザインで、太極を中心に統一の調和を成しています。
果てしない創造と繁栄を祈る韓民族のイメージを表現しています。
韓国の首都はソウル
韓国の首都は北部に位置するソウルです。正式にはソウル特別市と言い、面積は605.2 km²。東京23区の面積より少し小さいぐらいです。そしてソウル市の統計によれば、2018年末基準の人口は1,004万9,607人。ここ数年は人口が減少し続けていますが、ソウルへの人口集中は続いています。
ソウルというと、明洞などの繁華街が有名で都会のイメージが強いですが、じつは2つの世界遺産があります。それが、昌徳宮(チャンドックン)と宗廟(チョンミョ)。昌徳宮は朝鮮王朝の古宮の中でも、最も美しいと言われています。
韓国の面積は100,033km²
韓国の面積は100,033km²です。日本の面積が377,915km²なので、日本の1/4ほどの大きさです。
韓国の人口は5,117万人
2018年時点の人口は5,117万人です。年々増加してはいますが、2030年頃から人口減少が予想されています。