東京都内にありながら、豊かな自然へのアクセスが良い奥多摩。今回は、奥多摩地区にある川沿いの「川井キャンプ場」の魅力をご紹介します。初心者から上級者まで、幅広い層のアウトドア好きを楽しませてくれるキャンプ場です。
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都心から2時間の「奥多摩」とは?
東京都内からも公共交通機関でのアクセスが良い「奥多摩」は、秩父多摩甲斐国立公園を含むエリアを示します。秩父多摩甲斐国立公園は、東京都・埼玉県・山梨県にまたがる国立公園で、都心から約2時間というアクセスの良好さと奥多摩の大自然が魅力の場所です。
国立公園内を流れる多摩川沿いを始め、公園内にはキャンプ場が多く点在しています。その中でも、広大な河原と林間、どちらでもキャンプを手軽に行えるのが、都心寄りの東部に位置する川井キャンプ場です。キャンプ場内には、ロッジやログハウス、バンガローなど様々な宿泊施設があり、様々なアウトドア欲求に応えてくれます。中でも今回はキャンパー目線で、川井キャンプ場の魅力を3つご紹介したいと思います。
魅力1: 河原で直火の焚き火が可能!
キャンプのメインイベントの一つといえば、焚き火ではないでしょうか?とはいえ、キャンプをするときには、芝生などの地面を傷つけないように焚き火台が必須で、焚き火台のほかに下に敷く焚き火シートを必須としているキャンプ場も多くあります。そんな中、川井キャンプ場では焚き火台がなくても、河原で直火で焚き火ができるのです。
河原にゴロゴロと転がっている石を寄せ集めて即席のかまどにしてもいいでしょう。川の近くなので、いざとなった時の水もあるので安心です。焚き火で燃やす薪や炭は自分で用意する必要がありますが、河原で焚き火を囲んでアウトドアで料理することができるのが大きな魅力です。
魅力2: 様々な滞在サイトがあり、目的やスキルに応じてキャンプが可能!
川井キャンプ場にはコテージもありますが、キャンパー向けには、河原で自由にテントを張れる河原フリーテントサイト(60張まで収容可能)と、林間テントサイトがあります。林間テントサイトの中には、テント及びタープが付属している区画のほか、専用BBQハウス付のサイト、地面がウッドデッキのサイトなどもあります。
宿泊は敷居が高いと思う場合には、日帰りキャンプも。愛犬を連れての滞在が可能なドッグサイトもあります。
自然豊かな奥多摩だからこそ、河原と林間サイトのどちらも楽しむことができすし、完全な初心者から、地面がゴツゴツの河原をものともしない上級者まで、幅広い層のキャンパーにぴったりのキャンプ場と言えます。
魅力3: やはり最大ポイントは都心からの楽々アクセス!
東京在住のアウトドア好きにとって、ちょっと自然の空気を吸いに遠出をしたい!と思っても、なかなかそう簡単には田舎に出られないという方もいるでしょう。
川井キャンプ場は、自然豊かながらも東京都に属し、電車でもアクセスできるのが嬉しいポイント。東京駅からJR川井駅までは、約1時間45分で、川井駅から川井キャンプ場へは、徒歩5分ということで、都心から2時間以内で到着することができます。ちょっとした息抜きに、気軽にアクセスできる距離感がいいですね。
川井キャンプ場の概要
●チェックイン時刻
・林間テントサイト・常設テントサイト:チェックイン14:00、チェックアウト 12:00 (最終来場受付:16:00ただし、時期により異なる)
・河原フリーテントサイト:チェックイン8:30、チェックアウト 12:00 (日帰りの場合は、16:00まで)
●料 金
・林間テントサイト(テント持ち込みのみ):4,000円〜(定員3名)
・常設テントサイト(テント・タープ込み):10,000円〜(定員4名)
・河原フリーテントサイト(テント持ち込みのみ):1,500円/名~
※いずれの場合も別途、駐車場利用料金が必要。
●駐車料金:普通車 日帰り1,000円、1泊2,000円〜
●キャンセルポリシー:利用日の8日前以前は無料。7日〜2日前は80%、前日・当日および連絡のない場合は100%。
●アクセス:【公共交通機関の場合】JR新宿から立川駅へ。JR青梅線にて川井駅下車。徒歩7分。
- 川井キャンプ場
- 町田・多摩 / キャンプ場
- 住所:東京都西多摩郡奥多摩町梅澤187地図で見る
- 電話:0428-85-2206(電話対応時間:8:30~16:00/年末年始を除き無休)
- Web:https://www.okutamas.co.jp/kawai/
まとめ
いかがでしたか?
東京都内にありながら奥多摩の豊かな自然を体験できる、絶好のキャンプ場です。筆者は、林間テントサイトでBBQハウス付の区画(4m×6m/定員4名)を利用しました。地面がウッドデッキだったため、雨が降っても地面に水が溜まらず、それほどキャンプ経験がなくても快適に過ごすことができました。プライベートのBBQハウスがついていましたが、河原での直火でする焚き火は何よりも格別な体験となりました。