マレーシアは多民族国家。人種が違えば食べものの文化も違います。ここでは現地で食べられているローカルフードをご紹介。マレーシアに来ただけで、マレー料理・ニョニャ料理・中華料理・インド料理と、たくさんの食体験ができるなんてお得ですね。日本ではめったに見れない料理も登場するので、要チェックです。
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マレー料理
ナシ・レマ(Nasi Lemak)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Takeaway
ココナッツミルクで炊いた白米のこと。お店で注文する場合、ごはんのほかにキュウリ・ピーナッツ・サンバル(辛味噌のような調味料)・塩辛く揚げた小魚・ゆで卵がついてきます。そこに肉類など、好みのおかずを添えて食べるのがマレーシア流。アヤム(鶏肉)と一緒にナシレマ・アヤムとして食べるのが一般的。
サテー(Satay)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Gunawan Kartapranata CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
マレーシア風焼き鳥。香辛料に付け込んだ鶏肉やヤギ肉を串に刺して焼き、ピーナッツをすりつぶした甘辛いソースに浸して食べます。日本の焼き鳥だと思って食べると、甘くてギョッとするかも。
ミー・ゴレン(Mee Goreng)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Gunawan Kartapranata CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
「ミー」は「麺」、「ゴレン」は「揚げる」という意味。日本でいう焼きそばのようなもので、「揚げる」のではなく、甘辛いソースで「炒めて」あります。イスラム教徒は豚肉を食べないため、マレーシアでは鶏肉やエビが具材として選ばれます。
ナシ・ゴレン(Nasi Goreng)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Crisco 1492 CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
「ナシ」は「ごはん」の意味。マレーシア版チャーハンで、日本人にも親しみやすい味。サテーが添えられていることが多く、ごはん自体に辛さはないので、子どもでも食べられます。
ロジャック(Rojak)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Banej CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
フルーツや魚のすり身、ピータンなどに甘辛いソースをかけ、ピーナッツの粉をかけて食べる料理。中の具材は基本なんでもよく、揚げてあるものもあります。ロジャックソースはスーパーにも売っているので、気に入ったらお土産にもどうぞ。
クレイポット・ライス(Claypot Rice)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Banej CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
土鍋で炊いたごはん。具材は野菜やチキンが中心。生米から炊くクレイポットは、注文してから時間がかかりますが、その分おいしさも保証付き。混ぜてから少し時間をおいて、おこげを作ってから食べるのは万国共通ですね。