シンガポールのマリーナエリアにそびえ立つ巨大な観覧車、シンガポールフライヤー。その迫力ある姿は、絶景スポットとしてもすっかり有名です。なんとこの観覧車では、シンガポールのきらめく夜景の中に浮かびながら、ディナーを楽しむことができるんです。ここでしか体験できない、空中レストランでのディナーは、忘れられない思い出になること間違いなし!
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シンガポールフライヤーについて
シンガポールフライヤーは、2008年3月に、世界最大の観覧車としてマリーナエリアに誕生しました。(2019年現在は世界2位。)黒川紀章建築事務所がデザインし、三菱重工が制作を担当したという、日本に縁のある建築物です。
28台あるゴンドラは、1台あたり28人も乗ることができ、1周まわるのに30分かかります。壁面は全てガラス張りなので、360度の絶景!最高地点は165メートルもあって、晴れた日の昼間には、シンガポールの隅々まで見渡すことができ、夜には、世界的に有名なシンガポールの夜景を堪能することができる、観光客に大人気のアトラクションとなっています。
なんとこの観覧車、ゴンドラの中がレストランになって、ディナーを楽しめちゃうんです。360度美しい夜景に囲まれて食事ができる、夢のような体験について、ここでご紹介します!
専用ラウンジでゆったり待機
ディナーの予約をしている人は、専用ラウンジへ案内されます。ラウンジにはバーがあるので、ドリンク(有料)を注文して、飲みながら乗車時間までゆったりと過ごせます。ディナータイムのドリンクも、ここで注文することになっています。
ラウンジの外のテラスに出ると、マリーナの夕暮れの景色が広がり、外に出て写真を撮るお客さんもたくさん。観覧車のゴンドラにはトイレがないので、ラウンジで済ませておきましょう。
いざ乗車!
乗車時間が近くなると、係員が乗車場所まで連れて行ってくれます。ディナーのお客さんはもちろん並ぶ必要はないので、スムーズに乗車できるのも嬉しいポイント。
ゴンドラが開くと、そこはまるで高級レストラン。これから美味しいディナーと絶景が待っているかと思うと、わくわくします。
ディナーを楽しもう
ディナーは、洋風、中華、ベジタリアンから選ぶことができ、予約時に注文しておきます。上の写真は洋風コースの前菜、帆立のソテー。帆立の甘みが口いっぱいに広がって、前もって注文しておいた白ワインにぴったりでした。
ディナータイムは、観覧車2周の1時間。1周して乗車場所に戻ると、メインディッシュが運び込まれてくるので、常に温かいお料理をいただけます。今回のメインディッシュは、鴨のコンフィ。皮がパリパリと香ばしく、赤いベリーソースとのマッチングが美味でした。お料理は、この他にスープ、デザートも付いた、本格的な4コースディナーです。