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4.サンダルまたはホテルスリッパ
日本のビジネスホテル以上の宿舎では必ずと言ってもいいほど部屋に備え付けられているスリッパ。これが海外のホテルではある程度のランクのホテルであっても部屋にない場合もあります。ホテルでの洗面所と寝室の移動などやはり部屋では足回りもリラックスさせたいもの。また、筆者の場合は機内に搭乗した瞬間から靴を脱ぎ、持参したスリッパに履き替えます。機内でむくみがちな足も楽になります。
なお、サンダルは少々かさばりますがホステルなどの安宿でバスルームを共有で使う場合で水場と部屋を行き来する場合などに有効です。一方で薄っぺらいホテルスリッパの持参であれば、水には弱いという欠点はありますがポータブル性もあり最後には捨てて帰ることができるのが利点です。旅行中の現地での行動パターンによってどちらを持っていくべきか決めるのがいいと思います。
5.折りたたみトラベルピロー
飛行機内の狭いパーソナルスペース内で行儀よく寝なければならないときや、バスや電車での長距離移動に便利なのがトラベルピローです。
折りたたみ式で使用時に空気を入れて膨らませるタイプのトラベルピローは、かさばらないため持ち運びしやすい上に膨らませ方によって枕の固さも調節できるのでオススメです。時差のある移動では休むときにはしっかりと休み、行動できるときは体調よく動き回りたいもの。睡眠の味方は、旅の味方でもあります。
6.マスキングテープ
台湾や韓国などアジアではマスキングテープが売られているようですが、様々なことにちょこっと使いができるので、自分の使いかけのものを1個鞄に忍ばせておくと便利です。自分のお気に入りのものでもいいですが、移動でなくなってしまってもいいものを持っていくと惜しげなく使えてよいでしょう。
マスキングテープは、袋の口を閉じたり、旅先から出す手紙の封書をとめたりするほか、接着面を内側にくるんとぺたんこにすることで本のしおりにもなるほか、本やガイドブックの目印などとしても使用できます。旅先には生活の全てを持ち運ぶことはできないため、持っているものを工夫してサバイバルするスキルも身につきます。
7.お茶パック、湯を注ぐだけの味噌汁・スープなど
日本との時差のある海外旅行は、環境の変化により体調を崩しやすいので、特に旅の初めは体調管理により力を入れたいもの。いつも飲んでいるお茶のティーバッグやお気に入りのドリンクを持参したいものです。
ホテルでお湯を沸かして飲むお茶の他、味噌汁やスープなど現地での胃の疲れの合間に飲むのがオススメです。また、現地でペットボトルの水を購入して、ペットボトル用の水出し麦茶パックなど旅先の生活に慣れるまでの間、適宜使用することでもいいと思います。
もし余ってしまいそうであれば旅行中に出会った人たちに日本文化の紹介も含めて渡すのも喜ばれるでしょう。
8.変換プラグ
携帯電話やPCなど充電が必要なものを携行することが多いと思うので、海外旅行の際には変換プラグが必要です。プラグ、つまりコンセントにはいくつかの種類があり、日本やアメリカタイプのようなAタイプの他、イギリスや香港などのBタイプ、EU諸国のCタイプなどがあります。
海外旅行のときには、100カ国以上でのプラグに対応している変換プラグを1個購入しておくことをオススメします。何ら複雑なものではなく、現地のプラグ形状によって変換プラグの差し込み口を変えるのみでOKです。
なお、滞在する国により電圧が異なりますのでお使いの電子機器が対応できる電圧範囲を事前に確認し、変換プラグだけでなく電圧器も持参する必要もあるかチェックしましょう。
9.レンタルWi-Fiルーター
アメリカやヨーロッパを中心にホテルや街中でのカフェ、そして最近では屋外であれ中心地の街全体で無料Wi-Fiが使用できるエリアが広がっています。しかし、そうしたWi-Fiが飛んでいない国や地方都市もまだ多いので、Wi-Fiルーターのレンタルをお勧めします。
Wi-Fiルーターは、出発前にインターネットで使用期間や訪問国など申し込みをし、使用する空港でピックアップするように予約しておけば便利です。提供会社の中には渡航先にもよりますが1日あたり100円程度で貸し出しをするものもあり、現地でWi-Fiのあるところを見つける手間や事前にすべての情報を調べきる手間を考えるととても手軽です。
10.パスポート
海外旅行の際に絶対忘れてはならないものがパスポートです。海外旅行の究極は、衣料品などは現地調達をすることを前提に、パスポートとお金さえあればOKと言っても過言ではありません。
短期間の観光目的の滞在であってもビザが必要になる場合や、滞在国によって有効期限内であっても残存期間が6ヶ月以上ないと入国が拒否される国もあるので注意が必要です。滞在している間もパスポートは盗難対象として狙われやすいので、ホテルの部屋にある金庫か腹巻きタイプのポーチに入れて持ち歩くなどトラブルなく安全に過ごすために細心の注意が必要です。
また、万が一パスポートの盗難にあった時のためにパスポートとは別のところに縦45mm×横35mmの証明写真を持っておくといいでしょう。現地の日本大使館や総領事館でのパスポート再発行のときに証明写真撮影機を不慣れな土地で探し回る手間を省くことができます。
いかがでしたか?
海外旅行のために準備したいミニマム必携グッズ10選は、世界を旅してきた筆者が自らの経験をもとにお伝えしたい10個のアイテムでした。旅先での自分の行動パターンや安全対策を含めて、無駄なく準備をし何よりも安全で楽しい旅行を過ごして頂く上で、参考にしていただければと思います。
Have a nice trip!!