いつ、誰が言ったのか定かではないものの、知っている人も少なくない「世界三大がっかりスポット」。いずれも観光名所にも関わらずなぜがっかりスポットと言われてしまうのか、その理由と共に世界三大がっかりスポットをご紹介します!
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1.マーライオン
勢いよく水を吐き出すマーライオン(頭がライオンで体が魚の、伝説の動物)は、がっかりスポットとは言われつつもシンガポールのシンボル的存在であり、多くの観光客が訪れる観光名所。
かつては川の近くに建てられており、水を噴き出すポンプが故障しても修理されず、またその近くに橋が造られた結果、正面から見ることもできなくなったことなどから、がっかりスポットと言われていましたが、2002年に現在のマーライオン・パークに移築され、マリーナベイサンズをはじめとした周囲の景観にも恵まれたことで、すっかり人気を取り戻しています。
- マーライオン・パーク
- マリーナ / 建造物
- 住所:fullerton Road, Singapore地図で見る
2.小便小僧
- 出典:tripnote.jp
「ジュリアン坊や」との愛称でも親しまれている、1619年建造の像「小便小僧」。かつて、反政府軍によって仕掛けられた爆弾の導火線に小便をかけて消し、ブリュッセルを救ったという伝説の少年が由来となっているそうです。
世界的に有名なスポットではありますが、その像の大きさはわずか55cmと、想像以上に小さいところが世界三大がっかりスポットと言われる理由。それでもこの可愛らしい像の周りは、常にカメラをかまえた観光客で人だかりができています。
そして小便小僧は実は大変な衣装持ちで、世界中から衣装が贈られ、その数は760着を超えると言われています。衣装の数々は、グランプラスの市立博物館に展示されています。
- 小便小僧
- ブリュッセル / 観光名所
- 住所:Lievevrouwbroersstraat 31, 1000 Brussels, Belgium地図で見る
- Web:http://www.brussel.be/4328
3.人魚姫の像
コペンハーゲンにある、アンデルセン童話の『人魚姫』をモチーフにした像。こちらも高さ1.25mと、主にその小ささを理由に世界三大がっかりスポットとされているのですが、周辺にはいつも人だかりができているかなりの人気スポットです。
- 出典:tripnote.jp
写真に収める時は、人魚姫の像にフォーカスを当て、横顔が見える角度から周りをぼかして撮れば、悲しげな人魚姫をそれらしく写真に写すことができます。がっかりとは思わせない一枚を狙ってみてください。