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9:00/【4】常陸国総社宮
常陸国総社宮と書いて、ひたちのくにそうしゃぐうと読みます。境内は木々に囲まれて緑を感じられます。場所は市街地にあり敷地も広すぎないため、手軽に散策できます。
神社ではなんと手塚プロダクションとコラボした、手塚治虫グッズ(お守り、絵馬、御朱印帳など)が手に入ります!手塚先生のご先祖様は、府中松平藩(現石岡市)の藩医だったそうです。具体的なエピソードは神社ホームページをご覧ください。
簡単に歴史もご紹介しておきます。茨城県がまだ常陸国だった七世紀頃、当時の中心地である国府(こくふ)は石岡市にありました。国府の長官が執務した国衙(こくが)近くには、八百万の神々を一か所に合祀した神社があったそう。それが「常陸国総社宮」です。このような神社は全国で55社あるのだとか。
- 常陸国総社宮
- 茨城 / 寺
- 住所:茨城県石岡市総社二丁目8-1地図で見る
- 電話:0299-22-2233
- Web:https://sosyagu.jp/top/
9:30/【5】常陸国分寺跡
石岡市には国分寺の跡があり、現在もその跡地が散策できるようになっています。ちなみに国分寺とは、鎮護国家を祈るため、聖武天皇の願いで国ごとに置かれた寺院です。
敷地内は簡単に散策可能です。筆者は冬に訪問し見られませんでしたが、四季折々の花が咲き、美しい庭園を楽しむことができます。周辺の道路幅が狭いため、車の運転にご注意ください。
- 常陸国分寺跡
- 茨城 / 遺跡・史跡
- 住所:茨城県石岡市府中五丁目1地図で見る
- Web:https://www.ishioka-kankou.com/page/page000081.htm...
10:00/【6】いばらきフラワーパーク
1985年開園、2021年大幅リニューアルを行った大規模な植物園です。リニューアルを経て非常にお洒落になり、見どころがぐっと増えました。県花であるバラシーズン(春薔薇、秋薔薇)が特におすすめですが、それ以外のシーズンでも様々な花や植物を鑑賞できます。
スタイリッシュな空間でショッピングが楽しめる「ローズファームマーケット」、体に優しい野菜たっぷりの洋食が頂ける「レストランローズファームハウス」など見どころ満載です。ここでランチにしてしまう選択肢もあるでしょう。
- いばらきフラワーパーク
- 茨城 / 公園 / 花畑 / 紅葉 / 女子旅 / 穴場観光スポット / 一人旅 / 花畑(4月) / 花畑(5月) / 花畑(6月) / 花畑(9月) / 花畑(10月) / 花畑(11月) / 春のおすすめ観光スポット / 秋のおすすめ観光スポット / 冬のおすすめ観光スポット / あじさい名所 / ドライブスポット / バラ園 / インスタ映え / 植物園 / 観光名所 / ツーリング / バラスポット
- 住所:茨城県石岡市下青柳200地図で見る
- 電話:0299-42-4111
- Web:http://flowerpark.or.jp/
12:00/【7】園部農産物直売所「里の四季」
2010年4月にオープンした農産物直売所です。おすすめはなんといっても柿!石岡市は皇室献上柿の産地でもあり、柿はぜひ一度は味わっておきたいところです。直売所の真横には柿の選果場もあり、シーズン(9~12月頃)になると高品質な柿が特価で手に入ることも。
そのほかのおすすめはやさと納豆です。こちらはJAやさとが製造販売するオリジナル納豆で、地元の生産者が作った大豆を原料としています。太陽マークのパッケージが可愛らしく、大豆の歯ごたえが特徴的な納豆です。
- 園部農産物直売所「里の四季」
- 茨城 / ファーマーズマーケット
- 住所:茨城県石岡市宮ヶ崎472-2地図で見る
- 電話:0299-46-6479
- Web:https://www.ja-yasato.com/contents/tyokubai.html
12:15/【8】そば処「里のめぐみ」
直売所の2階には、石岡名物のお蕎麦が頂けるお食事処があります。石岡市は蕎麦の名所で、「やさとそば街道」と呼ばれるエリアには美味しいお蕎麦屋さんが密集しています。毎年2月には「そばまつり」が開催されるなど、そば通が訪れる地域でもあります。
「里のめぐみ」では、県の奨励品種である常陸秋そばが頂けます。冬季限定のけんちんつけそば(850円)は、お野菜がごろごろ入ってとってもヘルシー!お蕎麦は透明感があって、香り豊かで絶品です。
季節野菜そば(950円)は、お蕎麦と一緒に揚げたての天ぷらが頂けます。薬味としてふくれみかんの一味が置いてありますので、ぜひ試してみては。ふくれみかんとは、筑波山麓エリアで栽培される県固有の小型みかんのことで、粉末にしてお蕎麦にかけると良い香りを楽しめます。
- そば処「里のめぐみ」
- 茨城 / そば / ランチ
- 住所:茨城県石岡市宮ヶ崎472-2地図で見る
- 電話:0299-46-6479
- Web:https://www.ja-yasato.com/contents/tyokubai.html
13:00/【9】鳴滝
石岡市八郷(やさと)地区にある滝です。八郷8景の一つと言われていて、素晴らしい景観を堪能できます。水量は少ないながらも、急傾斜の岩を数十メートルに渡って流れている様子は迫力があります。
昔は天気の変わり目に変わった音を出して、天気予報の役目を果たしていたことから、「鳴滝」と呼ばれるようになったそうです。滝付近に駐車場もありますが、道中の山道がやや悪路なのでご注意ください。
- 鳴滝
- 茨城 / 滝 / 自然・景勝地
- 住所:茨城県石岡市瓦谷地図で見る
- 電話:0299-23-1111
- Web:https://www.city.ishioka.lg.jp/page/page001120.htm...
14:00/【10】ダチョウ王国
ダチョウをはじめ、約80種類の動物と触れ合える牧場です。敷地は大きく二つに分かれています。一つは「動物ふれあい公園・南のまきば」で、こちらは入園料(中学生以上1,000円)を支払って入園できます。
もう一つの「ダチョウふれあいファーム」は、入園料を支払うことなく、ダチョウと触れ合えるコーナーです。エサやりで人間慣れしているのか、非常に人懐っこいダチョウに出会えます。
案内所やお土産ショップが入った建物では、ダチョウ肉の串焼き(440円)が食べられます。ダチョウ肉の冷凍パックも販売されていますので、気になる方はお土産にしてみては。意外と知られていませんが、ダチョウ肉は赤身で濃厚な味わいが楽しめるヘルシーなお肉です。
- ダチョウ王国
- 茨城 / 牧場 / 子供が喜ぶ
- 住所:茨城県石岡市半の木14052地図で見る
- 電話:0299-23-2245
- Web:https://dacho.co.jp/
15:00/【11】石岡鈴木牧場ヨーグルト・チーズ工房
子牛も合わせて約50頭の牛を育てている牧場です。絞られた牛のお乳は、牛乳、チーズ、ヨーグルトとして販売されています。牛のエサや食品作りに対する熱心な想いのある牧場さんで、どの商品も絶品です。
ヨーグルトは無糖タイプ(500円)と微糖タイプ(510円)があります。瓶が可愛らしく、食べ終わった後はそのまま活用するか、牧場へ返却すると100円が戻ってきます。モッツアレラチーズ(550円)はふわふわ食感がたまりません。さけるチーズ(200円)もふんわりと柔らかく、乳製品の香りを感じます。
- 石岡鈴木牧場ヨーグルト・チーズ工房
- 茨城 / 牧場 / チーズ専門店
- 住所:茨城県石岡市大砂10383-1地図で見る
- 電話:0299-23-1730
- Web:https://www.facebook.com/ishiokasuzukifarm/
15:30/【12】常陸風土記の丘
自然や史跡を満喫できる大きな公園です。トレードマークはなんといっても芝生広場に設置された「日本一の巨大獅子頭」でしょう。頭の中に入って探検することもできます。公園は桜の名所としても知られているため、お花見にもおすすめです。
有料ゾーンでは、主に歴史を学ぶことができます。屋内展示では、市内で発掘された土器などが紹介されています。屋外展示では、復元された古代家屋が見学可能です。昔の建物や茅葺屋根などの技術に興味がある方は、楽しめるのではないでしょうか。
- 常陸風土記の丘
- 茨城 / 公園 / 春のおすすめ観光スポット / 桜の名所 / インスタ映え
- 住所:茨城県石岡市染谷1646地図で見る
- 電話:0299-23-3888
- Web:http://business2.plala.or.jp/fudoki/
【補足】1~5月はいちご狩りもおすすめ!
今回のモデルコースには含めませんでしたが、石岡市では1月初旬~5月にかけて「いちご狩り」体験もできます!場所は、辻いちご団地をおすすめします。タイミングがあえば、茨城県独自品種のいばらキッスの食べ放題もできますよ。
【6】でご紹介した「いばらきフラワーパーク」から車で約5分にてアクセス可能ですので、その前後に訪問してみては!
- 辻いちご団地
- 茨城 / 果物狩り / いちご狩り / 冬のおすすめ観光スポット
- 住所:茨城県石岡市朝日地図で見る
- 電話:0299-23-7741
- Web:https://www.ishioka-kankou.com/page/page000094.htm...
この記事を書いたトラベルライターから一言
【2】高野菓子店で、モぐちゃん饅頭というお菓子を購入してみました。なぜモグラなのかお店の方に尋ねてみると、このモグラは【12】風土記の丘のキャラクターなのだそうです!その証拠に、風土記の丘のパンフレットにはしっかりとモグラが描かれていました。(Sosyu Kikuchi)