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②登山口
高尾山口駅から徒歩5分もかからないくらいでアクセスできる、草戸山の登山口!電車から降りた多くの方々が右の高尾山方面へと向かっていきますが、草戸山を目指す方は最初から違う方向へ進みます。
まずは駅を背にして正面にある大きな道路(甲州街道)まで出て、「高尾山口駅前」の信号を右折、つづいて「高尾山入口」の信号まで歩きます。
この信号の横に「割烹 橋本屋」と「峯尾商店」というお店があるので、その間の道へ入っていきます。
緩やかな坂道を少し登っていくと、すぐに高尾山口駅や四辻󠄀・草戸峠・高尾駅、城山湖・峰の薬師方面をあらわす案内板が見えてきます。
「四辻󠄀・草戸峠・高尾駅」と書かれた矢印の方を進んでいくのですが、看板がさす先はこんな感じ!
一見、人様のお家のお庭にでも続いていそうな感じがしますが、これこそが草戸山へと続く登山口です!
道も細く、鬱蒼としていて少し不安になりますが、ちょっと歩けば道幅も広がり、より人が踏みならした道へと変わっていくので、安心して進んでいって下さいね♪
③草戸峠
登山道へと入ったら、まずは草戸山のすぐ手前にある草戸峠を目指しましょう!登山口に入ってすぐの時は、道が細くて草木も生い茂っていて、少し不安だったかもしれませんが、歩いていくと道幅も広がり、ちょっと鬱蒼とはしているものの登山道らしい道へとなっていきます。
細かなアップダウンを繰り返しながら、木の根が張り巡らされた道や平な道をどんどん歩いていきます。
特に危険なところもなく、案内板もしっかりと出ているので、コース紹介のところでポイントとなる通過点としてあげている「草戸峠」や「三沢峠」方面を確認しながら歩み進めていきます。
眺望はほぼなく、鳥のさえずりや草木を楽しみながら、たまに出てくる木の根の道を注意しながら進んでいくと、鉄塔の真下を通れる道が2回出てきます。
それを過ぎると、ほどなくして再び高尾駅・四辻󠄀方面、草戸峠・三沢峠方面、城山湖・峰の薬師方面を知らせる案内板があります。
こちらでも草戸峠・三沢峠方面へと進みます。
ここからしばらくは、有刺鉄線に沿った登山が続きます。
その後すぐに、少し劣化が激しく字が読みとりづらい木製の看板が出てきますが、そのまま道なりに進んで問題ありません。
そこから少し登っていくと、ほどなくして草戸峠に到着です!
木のベンチが設置されていて、正面には高尾山方面の展望もあります!
小休憩にピッタリの場所なので、ちょっとした足休めや水分補給などをしていって下さいね♪
④草戸山 山頂
草戸峠を後にしたら、いよいよ今回のメインである草戸山山頂へと向かって歩き出しましょう!
草戸峠から草戸山まではあっという間で、道のりもこれまでと大差なく、木の根がむき出しになっている道や踏み慣らされた道、たまにちょっと滑りやすい道が出てくるといった感じです。
山頂手前の道は木の隙間から空が見え、頂上が近いことが感じられ、足取りが軽くなります。
木の階段を登っていくと、町田市の最高峰・標高364mの草戸山山頂に到着です!
山頂には山之神様が祀られている他、展望台もあり、神奈川方面が見渡せます。
ベンチやテーブルもあるので、休憩やお弁当スポットにもオススメです。
景色や頂上の雰囲気を満喫したら、次はふれあい休憩所に向けて歩き出しましょう♪
⑤ふれあい休憩所
草戸山頂上に設置されている案内板で、榎窪山・三沢峠方面を確認したら、その方向へと進んでいきましょう!
山頂をでると、すぐに整った木の階段を下っていきます。
下り終えたかと思うと、そのすぐ先には今度は登りの階段。
そちらを登り終えると、平らな道となり、ふれあい休憩所まで残り300m、徒歩13分を知らせる看板が出てきます。
看板に従って進んでいくと、左手側には城山湖がちらほらと見えます。
なかなかその全貌が見えない湖を気にしながら進んでいくと、再び登りの階段。
それなりの長さがある階段を2つほど登り終えると、ふれあい休憩所に到着です!
こちらにも、東屋やテーブル・イスがあり、休憩&お弁当スポットにピッタリ♪
さきほどまで、なかなかその全貌が見えなかった城山湖もしっかり見ることができます。
草戸山頂上が混んでいた時は、ふれあい休憩所まで足を延ばして、こちらで休憩するのもオススメですよ!
⑥三沢峠
ふれあい休憩所のお次は三沢峠を目指しましょう!ふれあい休憩所に設置されている案内板には、松見平休憩所(草戸山)方面と野鳥観察休憩所方面を知らせる看板しかありませんが、ここでは「野鳥観察休憩所方面」へと歩き出します。
野鳥観察休憩所方面への道を進んでいくと、すぐに分岐が出てくるので、こちらで再度方向を確認!
草戸山は様々なハイキングコースが入り混じっているので、ここらへんは少し道が複雑です。1つ1つしっかりと案内板を確認しながら進んでいきます。
分岐を右に進むと、草戸山方面(もと来た道)と榎窪山・三沢峠方面を知らせる看板があるので、後者のコースをとっていきます。
案内板に従って歩み進めていくと、ほどなくして三沢峠に到着です!眺望はよくありませんが、イスやテーブルなどが配されていて、こちらも休憩スポットにピッタリ♪
ここからいよいよ高尾山口駅に向けて下山を開始していくので、衣服や靴紐を調整される方は準備を整えてから出発しましょう!
⑦高尾グリーンセンター
三沢峠を後にする際は、設置されている看板で梅ノ木平方面を確認して、進んでいきます。
こちらは関東ふれあいの道にもなっていて、これまでよりも歩きやすい道のりを緩やかにずっと下っていきます。
道中には趣のある東屋が1つあり、それを越えるとすぐに高尾グリーンセンターが見えてきます。
高尾グリーンセンターを過ぎると道幅も大分広くなり、すぐ横を川が流れる、木々に囲まれた気持ちのいい道を進みます。
そのうち左手側にガードレールが見え始め、登山道から車両通行OKの車道へと道が変わります。
ここで登山道は終わり、ここからは一般道を通ってゴール地点の高尾山口駅を目指していきます!
- 高尾グリーンセンター
- 立川・八王子・日野 / バーベキュー
- 住所:東京都八王子市南浅川町地図で見る
⑧梅ノ木平バス停
高尾グリーンセンターを過ぎ、一般道へと出たら、まずは梅ノ木平バス停を目指しましょう!道に沿って歩いていくと、うかい竹亭の建物が並ぶひときわ趣のある道が見えてきます。
その道を通りすぎると、車が行き来する大きな道路(甲州街道)が住宅街の隙間から見えてくるので、まずは道路沿いに出ます。
そこから少し右へと進んでいくと、梅の木橋の看板や関東ふれあいの道の道標、高尾山口駅を示す案内板が出てきます。
そのお向かいの道に梅ノ木平バス停も。
ここから約1,6kmで高尾山口駅へと向かえるので、道路標識を頼りに歩いていきましょう!
⑨高尾山口駅(ゴール)
梅ノ木平バス停を過ぎたら、あとは道路の看板を確認しながら進んでいきましょう!
高尾山インターチェンジの横を通り、高尾と町田の分岐を高尾方面にコースをとり、高尾599ミュージアムの前を通過します。
すると、ほどなくして往路のスタート地点でもあり、今回のゴール地点でもある高尾山口駅に到着です!
難易度としては高くありませんが、たっぷりと自然を満喫できるコースかと思います!
また駅周辺は高尾山への玄関口ということもあり、お食事処やお土産屋さんがたくさんあり、帰る前に寄れるのもいいところ♪
美味しいご飯や甘いもの、お土産など、高尾のグルメやショッピングを満喫してから帰路について下さいね!
- 高尾599ミュージアム
- 立川・八王子・日野 / 博物館 / 水遊び
- 住所:東京都八王子市高尾町2435番3地図で見る
- 電話:042-665-6688
- Web:http://www.takao599museum.jp/
おわりに
高尾山口駅から徒歩5分で登山道へとアクセスできる「草戸山」のご紹介はいかがだったでしょうか?
最寄り駅が高尾山への玄関口ということもあり、都心からのアクセスや駅周辺も整っていて便利なので、登山初心者の方にもオススメです!
高尾山もとっても素晴らしい山ですが、より自然らしさを感じたい方や、静かな山歩きを楽しみたい方は、ぜひ草戸山にもチャレンジしてみて下さいね♪