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ケーブルカーもリフトも無し!ハードな高尾山登山が楽しめる「稲荷山コース」を徹底紹介

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:25都道府県

2020年10月1日更新

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写真:SaoRi

ケーブルカーやリフトを使って、小さなお子さんからお年寄りまで幅広い年代の方が楽しめる「高尾山」!山頂を目指すコースはいくつもありますが、今回は麓から頂上までのコースのなかで1番ハードといわれている「稲荷山コース」についてご紹介します。ちょっとキツイところもありますが、その分、達成感も十分♪コースの詳細やポイントなど、さっそく詳しくご紹介していきます!

この記事の目次表示

ハードな高尾山登山が楽しめる「稲荷山コース」とは?

高尾山には、「高尾山自然研究路」と呼ばれる登山コースがあります。

  • 写真:SaoRiケーブルカー清滝駅前の案内板より

1号路から6号路に加え、様々なコースがあり、ケーブルカーやリフトを利用して手軽に山頂まで行くこともできます。小さなお子さんからお年寄りまで、体力や体調に合わせたコースを選択できるのが魅力です。

そんな数あるルートのなかで、麓から山頂までのコースで1番ハードといわれているのが「稲荷山コース」です!

  • 写真:SaoRi稲荷山コースは一番左側のオレンジ色のコース(ケーブルカー清滝駅前の案内板より)

ケーブルカーもリフトも使わず、高尾山の南側に位置する尾根を自力で登っていきます。

他のコースと比べると少し大変かもしれませんが、より身近に自然を感じられる道のりが続いているので、登山好きな方や自然好きな方にはオススメです!

高尾山自然研究路
立川・八王子・日野 / 自然・景勝地
住所:東京都八王子市高尾町地図で見る
Web:https://www.takaotozan.co.jp/course/

稲荷山コースの概要

登り始める前に、「稲荷山コース」について、所要時間やコースのポイントなどについて簡単にご紹介します!

稲荷山コースの標高差は399mで、麓の看板の案内によると、登り90分・下り70分ほどの道のりです。

  • 写真:SaoRi

もちろん個人差はありますが、こちらの時間を目安にプランを立てれば安心かと思います。コースのポイントや様子が判りやすいように、今回は下記の流れに沿ってご紹介していきます!

①稲荷山コース入口(スタート地点)→②旭稲荷→③高尾山頂まき道・展望台分岐点→④展望台→⑤6号路合流地点→⑥ゴール直前・約200段の階段→⑦高尾山山頂(ゴール地点)

急な登りもありますが、そのぶん感動や達成感も大きいはず!いざ、出発です♪

ケーブルカーもリフトも無し!「稲荷山コース」を登ろう!

では、さっそくケーブルカーもリフトもない「稲荷山コース」を登っていきましょう!

①稲荷山コース入口(スタート地点)

稲荷山コースへの入口は、高尾山ケーブルカー清滝駅のすぐ横にあります。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

木の階段を登っていくと、岩や木の根が剥き出た緩やかな坂道に変わります。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

先ほど後にした清滝駅を見下ろしながら更に登っていくと、ほどなくして「旭稲荷」に到着です!

②旭稲荷

旭稲荷の祠の前はちょっとした広場になっています。少し疲れた方はここで最初の休憩をとるのもオススメです。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

旭稲荷を後にすると、再び木の階段が続きます。

  • 写真:SaoRi

コース内には適度な間隔で道標が設置されていて、どのくらいまで登ってきたのかがすぐに確認できます。

  • 写真:SaoRi

幅の狭い道を進み、より一層、岩や木の根が張り出した登山道を進んでいくと足場のいい尾根道が見えてきます。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

平らな道や木の階段、ボコボコとした道を繰り返しながら、少し急な坂道を登っていきます。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

少しキツイ道のりが続きますが、頑張って登っていくと「高尾山頂まき道・展望台分岐点」に到着です。

  • 写真:SaoRi

③高尾山頂まき道・展望台分岐点

高尾山頂まき道・展望台の分岐点では、今回は展望台のコースを選択します!

  • 写真:SaoRi

展望台の広場には休憩所も設けられているので頑張りどころです。

  • 写真:SaoRi

足場の悪い道が続きますが、足元に注意しながら登っていくと、すぐに「展望台」です!

④展望台

展望台にはベンチも数多く用意されていて、休憩にピッタリです。

  • 写真:SaoRi

天気がいい日には、八王子市街や新宿副都心のビル群、更には筑波山まで見渡せます。

  • 写真:SaoRi

景色を楽しみながら小休憩を終えたら、再び山頂に向けて歩き出しましょう!

  • 写真:SaoRi

展望台を出ると、自然に囲まれた気持ちのいい尾根道を登り下りを交えながら進んでいきます。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

これまでに比べ傾斜も緩やかで、足場も良いです。緑のなかを気持ちよく進んでいくと、ほどなくして「6合路合流地点」に到着です!

⑤6号路合流地点

6号路合流地点にはコースの解説板やベンチなどがあり、最後の休憩をとるのにオススメです。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

ここを後にすると、一番キツいといわれている約200段もある急な階段が待っているので、しっかりと体力を回復しておきましょう!

6号路合流地点を出ると、しばらくは木々に囲まれた細い道を進んでいきます。

  • 写真:SaoRi

ひと一人分くらいの道幅しかないので、譲り合いながら歩いていきます。このすぐ先に、いよいよ最終難関の「ゴール直前・約200段の階段」の登場です!

⑥ゴール直前・約200段の階段

ゴール直前というところで出てくる、約200段もの階段!

  • 写真:SaoRi

200段ときくと、そこまで辛くなさそうに思えますが結構キツイです!1段1段の高さもそうあるわけではないのですが、登っていくにつれ、どんどん足が重くなっていきます。

  • 写真:SaoRi

階段の途中に休憩所などはありませんが、脇によって休みながらでもいいので、自分のペースで頑張って登りきりましょう!

  • 写真:SaoRi

ここを越えれば、ゴール地点の「高尾山山頂」です!

⑦高尾山山頂(ゴール地点)

最終難関の階段を上り終えると、高尾山の頂上に到着です!

  • 写真:SaoRi

標高599.15mの頂上からは、東京の街並みを一望することができ、冬の晴れた日などには富士山が見えることもあります。また山頂には、おそばやスイーツなどが楽しめる個性豊かな茶店もたくさんあります!

  • 写真:SaoRi

登り切った達成感を満喫したら、山頂周辺の散策と合わせて、ぜひ高尾山グルメも楽しんでみて下さいね♪

おわりに

ハードな高尾山登山が楽しめる「稲荷山コース」のご紹介はいかがだったでしょうか?

  • 写真:SaoRi

木の根や岩が剥きだしの道などもありますが、危険なスポットや難所などもなく、幅広い方々が楽しめるコースです。

ちょっと本格的な登山を味わってみたい方や、より自然を楽しみたい方は、ぜひ「稲荷山コース」にチャレンジしてみて下さいね!

高尾山
立川・八王子・日野 / 自然・景勝地 / 登山
住所:東京都八王子市高尾町地図で見る
Web:https://takaozanyuho.com/

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特に体や足を使ったアクティブな取材が大好きなので、登山や探勝路などで出会った絶景や情報などをお伝えしていければと思います♪
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