沖縄本島で一番最後に夕日が沈む残波岬や、”日本の夕陽百選”に選ばれている入道崎、潮だまりに映る夕日が絶景と評判の父母ヶ浜海岸など、美しい夕日が沈む絶景が見られる国内の海をご紹介します。
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1.残波岬(沖縄)
沖縄本島最西端にある岬で、沖縄本島で一番最後に夕日が沈む場所。晴れた日には慶良間諸島まで見渡すビュースポットで、夕日を見るには格好の場所です。
高さ30mもの断崖絶壁が約2kmに渡ってつづき、名前のとおり、波が激しく岩にぶつかり、白い飛沫がとぶ荒々しい光景を見ることができます。先端には残波岬灯台がたち、展望スペースからの眺めも見事。
2.入道崎(秋田)
男鹿半島を代表する観光スポットで、半島の最北端に位置する景勝地。岬からのぞむ夕日は、”日本の夕陽百選”にも選ばれています。
北緯40度線上にあり、そのことを示すモニュメントが設置されている他、明治31年(1898年)に建造された、入道崎のシンボルである、白と黒の模様が印象的な入道埼灯台も。入道埼灯台は登ることができ、展望を楽しめます。
3.父母ヶ浜海岸(香川)
香川県三豊市仁尾町に位置する、約1kmの砂浜が続く海水浴場です。花崗岩から生まれたさらさらの砂は粒子が細かく、白く美しい砂浜が広がっています。また、父母ヶ浜海岸からの夕日は素晴らしく、”日本の夕陽百選”にも選ばれました。
干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまりに空が映り、鏡張りのような風景を観ることができます。その光景がまるでボリビアのウユニ塩湖のよう!とのことから、最近はフォトジェニックなスポットとして人気があります。
4.亀老山展望公園(愛媛)
標高307.8mの亀老山山頂にあり、展望台からは世界初の3連吊橋「来島海峡大橋」や、日本三大急潮のひとつ「来島海峡」の潮流、そして晴れた日には西日本最高峰「石鎚山」を見渡すことができます。晴れた日の夕方には、瀬戸内海に沈む夕日を見られる絶景サンセットスポットです。
また亀老山展望公園を訪れたのなら、まるで大地に埋め込まれているかのような独特な展望台自体の構造にも注目してみてください。設計者は新国立競技場も手掛けた隈研吾(くまけんご)氏です。展望台と言うと本来なら山の上にちょこんと乗っているものをイメージしがちですが、こちらは自然との調和がテーマになっています。
- 亀老山展望公園
- 愛媛 / 展望・景観 / 公園 / 観光名所 / 展望台
- 住所:愛媛県今治市吉海町南浦487-4地図で見る
- 電話:0897-84-2111
- Web:https://www.iyokannet.jp/spot/191
5.稲佐の浜(島根)
出雲大社から西に約1kmの場所にある美しい海岸で、『古事記』の国譲り神話の舞台。弁天島と言われる赤肌の大岩がシンボルとなっており、晴れた日の夕暮れ時には弁天島越しに沈む夕日が見られる、人気のサンセットスポットです。
毎年全国の神々が集まる神在月には、八百万の神々をお迎えする「神迎神事」が執り行われます。
- 稲佐の浜
- 島根 / 自然・景勝地 / 観光名所 / インスタ映え / パワースポット / 海水浴場
- 住所:島根県出雲市 大社町杵築北稲佐地図で見る
- 電話:0853-53-2112(出雲観光協会)
- Web:https://www.izumo-kankou.gr.jp/213
6.白崎海洋公園(和歌山)
白い岩と青い海&空のコントラストがなんとも美しい白崎海洋公園。海辺に連なる石灰岩は約2億5000万年前にできたと言われていて、その長い歴史にも驚かされます。
人気TV番組で「日本のエーゲ海」と紹介されてから、絶景ファンの間でも人気が急上昇!平成の名勝「平成百景」にも選ばれている夕日の名所でもあります。
- 白崎海洋公園
- 由良町(日高郡) / 自然・景勝地 / インスタ映え / 穴場観光スポット / ツーリング
- 住所:和歌山県日高郡由良町大引960−1地図で見る
- 電話:0738-65-0125
- Web:http://www.shirasaki.or.jp/
7.鷲羽山(岡山)
- 出典:tripnote.jpphoto by chibimeguさん
鷲が羽を広げた様子に似ていることから「鷲羽山」と名付けられました。瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地で、標高133mの山頂「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」からは、海に点在する大小50余りの多島美と瀬戸大橋の姿を眺めることができます。
”夕日百景”に選ばれた夕景も素晴らしく、オレンジ色に染まる瀬戸内海と瀬戸大橋のシルエットのコントラストは絶景です。
8.天神崎(和歌山)
和歌山の西、田部湾にある岬・天神崎は、自然保護運動で注目され全国的に有名になりました。干潮時には平らな岩場が現れ磯遊びの絶好スポットとして人気。夕日の美しさでも知られています。
そして近年は「和歌山のウユニ塩湖」としてSNSで注目を集め、満潮時の風がないときには、ウユニ塩湖を彷彿とさせる、鏡映しの写真を撮ることができます。
9.大田子海岸(静岡)
西伊豆町が“日本一の夕日”と宣言した大田子(おおたご)海岸。国道136号線から住宅街を抜けると、突如現れる海岸線はその称号に値する美しさです。海岸からは田子島という二つの島(男島、女島)や、通称「メガネッチョ」と呼ばれるゴジラ岩を望むことができます。
ゴジラ岩はゴジラの目に当たる部分に穴が空いており、夕日がちょうどゴジラ岩にかぶるようなルートで沈んで、ゴジラの目が夕日で赤く輝く様子を見ることができれば、幸せになれると言われています。
また、春分や秋分の時期には男島と女島の間に夕日が沈む光景が見られるため、日本各地から多くのカメラマンが集まります。
- 大田子海岸
- 西伊豆 / 自然・景勝地 / 絶景 / インスタ映え
- 住所:静岡県賀茂郡西伊豆町田子地図で見る
- 電話:0558-52-1268(西伊豆町観光協会)
- Web:https://www.nishiizu-kankou.com/event/ootago
10.ともやま公園(三重)
英虞湾に向かって突きだすような形の「ともやま公園」は、伊勢志摩国立公園の中央部に位置する自然公園。英虞湾に浮かぶ大小いくつもの島々が眺められる絶景スポットで、とくに志摩で一番の夕日スポットとして知られます。
公園内にはビジターセンターやスポーツ施設、キャンプ場などがあり、自然のなかでレクリエーションが楽しめますよ。