エル・グレコの『受胎告知』やモネ、ピカソ、ゴーギャンなど世界の名画を楽しめる大原美術館や、オリエントの考古美術品を展示する岡山市立オリエント美術館など、岡山で人気のおすすめ美術館を一挙にご紹介します。
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1.大原美術館
昭和5年(1930年)に倉敷の実業家・大原孫三郎が開館した美術館で、西洋美術、近代美術を展示する私立美術館としては日本最初のもの。本館・分館・工芸・東洋館の4館からなり、本館では有名なエル・グレコの『受胎告知』やモネ、ピカソ、ゴーギャンなど世界の名画を楽しめます。ユニークなアイテムもそろうミュージアムショップもお土産さがしにおすすめ。
- 大原美術館
- 倉敷 / 女子旅 / 観光名所 / 美術館
- 住所:岡山県倉敷市中央1-1-15地図で見る
- 電話:086-422-0005
- Web:http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html
2.岡山市立オリエント美術館
公立としては日本で唯一となる、オリエント(現在の中東地域)の考古美術品を約5,000点収蔵する美術館。古代オリエントの土器や陶器、ガラス器、装身具など、収蔵品の数々を見学することができます。中でも、アッシリアの宮殿壁面を飾っていたレリーフが代表的。喫茶室ではアラビックコーヒーが味わえます。
- 岡山市立オリエント美術館
- 岡山市 / 雨の日観光 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:岡山市北区天神町9-31地図で見る
- 電話:086(232)3636
- Web:https://www.city.okayama.jp/orientmuseum/
3.犬島精錬所美術館
最盛期は2,000人を超える従業員がいた、明治42年(1909年)に建設された銅の精錬所「犬島精錬所」。大正時代には閉鎖され、その後はテレビドラマや映画のロケ地などに利用されていましたが、2008年に精錬所の遺構を保存・再生した美術館としてよみがえりました。
太陽や地熱などの自然エネルギーを利用した三分一博志氏の建築と、日本の近代化に警鐘をならした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典氏の作品を展示。開放的なカフェやミュージアムショップも併設しています。
- 犬島精錬所美術館
- 岡山市 / 美術館 / 女子旅 / インスタ映え / 観光名所
- 住所:岡山県岡山市東区犬島327-4地図で見る
- 電話:086-947-1112
- Web:http://benesse-artsite.jp/art/seirensho.html
4.夢二郷土美術館
- 出典:tripnote.jp夢二郷土美術館
岡山出身である詩人・画家の竹久夢二。夢二郷土美術館は大正から昭和にかけて活躍した夢二の作品を約3,000点収蔵する美術館で、昭和59年(1984年)に生誕100年を記念して開館しました。本館では夢二の作品を常時100点ほど展示しており、あわせて年に数回企画展示も行なっています。ミュージアムショップやカフェも併設し、カフェでは夢二が好んで食べたヨーロッパのお菓子「ガルバルジィ」を味わうことができます。
- 夢二郷土美術館
- 岡山市 / 女子旅 / 美術館
- 住所:岡山県岡山市中区浜2丁目1-32地図で見る
- 電話:(086)271-1000
- Web:http://yumeji-art-museum.com/
5.倉敷市立美術館
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Tatushin CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
倉敷市ゆかりの日本画家・池田遙邨(ようそん)の作品を中心に展示する美術館。建物は、建築家・丹下健三氏が1960年に倉敷市庁舎として設計したものを再活用しています。企画展やコレクション展のほかに、市内の児童・生徒が参加する「倉敷っ子美術展」なども開催しており、見どころの多い美術館です。
- 倉敷市立美術館
- 倉敷 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:岡山県倉敷市中央2丁目6番1号地図で見る
- 電話:086-425-6034
- Web:http://www.city.kurashiki.okayama.jp/kcam/
6.いがらしゆみこ美術館
倉敷美観地区にある、少女漫画界の巨匠・いがらしゆみこの美術館。館内には、直筆原画や複製画、連載当時のグッズなどを常設展示しているほか、絶版になった名作を読むことができる秘蔵ライブラリーもあります。また、好みのドレスとカツラを付けて館内で記念撮影ができる「プリンセス体験」も人気!
- いがらしゆみこ美術館
- 倉敷 / 女子旅 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:岡山県倉敷市本町9-30地図で見る
- 電話:086-426-1919
- Web:http://www.aska-planning-design.co.jp/museum/museu...
7.岡山県立美術館
1988年に開館し、岡山県が育んだ作家や文化に焦点を当てた美術作品を収集している美術館。館内には特別展と常設展の2つの大展示室があり、常設展示室では「岡山の美術」をメインテーマに、中世から現代に至るまでの日本画・洋画などを見学できます。中でも、岡山ゆかりの芸術家の作品である、雪舟「山水図」、宮本武蔵「布袋図」、浦上玉堂「山澗読易図」などが必見。
※ 2020年3月31日まで地下展示室工事のため、常設展は休止しています(特別展のみ開催)
- 岡山県立美術館
- 岡山市 / 雨の日観光 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:岡山市北区天神町8-48地図で見る
- 電話:086-225-4800
- Web:https://okayama-kenbi.info
8.林原美術館
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By 663highland CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
岡山市に初めて開館した美術館。展示品は、実業家・林原一郎氏がコレクションしていた刀剣・武具・甲冑・絵画・書跡などと、旧岡山藩主の池田家から引き継いだ大名家の伝来品から構成されています。国宝や重要文化財に指定されているものも多く、見ごたえのある内容です。企画展や特別展なども年に数回開催されているので、貴重な古美術品を見られる機会をお見逃しなく!
- 林原美術館
- 岡山市 / 女子旅 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:岡山市北区丸の内2-7-15地図で見る
- 電話:086-223-1733
- Web:http://www.hayashibara-museumofart.jp/
9.吉備川上ふれあい漫画美術館
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Phronimoi CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
国内外の漫画約12万冊を所蔵したマンガ専門の美術館。館内の漫画読書室には、昭和30年代後半の懐かしい漫画から、最新のコミックスまで約6万冊が展示されており、自由に閲覧することができます。2階には「ごろ寝スペース」があり、リラックスした体勢で漫画を読むこともできるんですよ。また名誉館長である漫画家・富永一朗氏の原画ギャラリーも見どころのひとつです。
- 吉備川上ふれあい漫画美術館
- 岡山 / 美術館 / 子供が喜ぶ / 穴場観光スポット
- 住所:岡山県高梁市川上町地頭1834番地地図で見る
- 電話:0866-48-3664
- Web:http://www.city.takahashi.okayama.jp/site/manga/
10.高梁市成羽美術館
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By 663highland CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
成羽町出身の洋画家・児島虎次郎氏の作品を主に展示する美術館。また児島氏が収集していたオリエント遺物コレクションや、日本最古の森林植物化石なども見ることができます。毎月、アンモナイトのレプリカづくりなど子どもも親しめる内容で「化石ワークショップ」が開かれており、ファミリーにも人気のスポットです。
- 高梁市成羽美術館
- 岡山 / 美術館 / 子供が喜ぶ
- 住所:岡山県高梁市成羽町下原1068-3地図で見る
- 電話:0866-42-4455
- Web:https://nariwa-museum.or.jp/
11.BIZEN中南米美術館
- 出典:ja.wikipedia.orgPhoto by 663highland
古代アメリカ大陸で作られた土器・土偶・石彫・織物など、中南米の文化遺産を約2,100点ほど収蔵している珍しい美術館。古代アメリカらしいユニークなデザインをした展示品に目が釘付けになること間違いなし!また美術館の外壁は、岡山県の重要無形文化財に指定されている備前焼作家・故藤原建氏が制作した約1万6千枚もの備前焼の陶板で覆われており、こちらも必見です。
- BIZEN中南米美術館
- 岡山 / 雨の日観光 / 美術館 / 穴場観光スポット
- 住所:岡山県備前市日生町日生241-10地図で見る
- 電話:0120-346-287(土・日・祝日は0869-72-0222)
- Web:http://www.latinamerica.jp/
12.妖精の森ガラス美術館
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Z Vesoulis CC BY-SA 2.5 from Wikimedia Commons
世界初のウランガラスを専門に展示している美術館。ウランガラスとは微量のウランを着色剤として使用しているガラスのことで、19世紀のボヘミアガラスの名品から現代に至る世界のウランガラス作品まで、常時100点以上を展示しています。
また美術館の名称になっている「妖精の森ガラス」とは国内で唯一生産されているウランガラスのことで、着色には岡山県の人形峠でとれるウランを使用しています。館内にあるアートショップでは、そんな妖精の森ガラスで作られたアクセサリーやグラスなどを販売。ここでしか手に入れることのできないアイテムの数々は、お土産として人気です。
- 妖精の森ガラス美術館
- 岡山 / 女子旅 / 美術館
- 住所:〒708-0601 岡山県苫田郡鏡野町上齋原666−5地図で見る
- Web:https://fairywood.jp/