年間を通して見応えあるお祭りやイベントが多数行われている京都。なかでも京都三大祭として有名な「葵祭(5月)」「祇園祭(7月)」「時代祭(10月)」と、各月ごとにおすすめのお祭り&イベントをご紹介します。
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1月:貴船神社 夜の雪見特別参拝・積雪日限定ライトアップ(積雪日の土曜日のみ・2月まで)
- 出典:tripnote.jp
京都市の北、市内からは離れた静かな山の中に鎮座する「貴船神社」。1月〜2月の間、雪の積もった土曜日だけ「積雪日限定ライトアップ」と題したイベントが行われており、幻想的な雪灯りの夜景を鑑賞できます。
実施が発表されるのは、当日15時。開催される日のみ、公式サイトや公式SNS上で告知されます。その日にならないと実施されるかどうか分からない、見られればラッキーな冬の絶景です。
- 貴船神社 夜の雪見特別参拝・積雪日限定ライトアップ
- 大原・鞍馬・貴船・八瀬 / イベント・祭り / 夜景
- 住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180地図で見る
- 電話:075-741-2016
- Web:http://kifunejinja.jp/
2月:伏見稲荷大社 初午大祭(月の最初の午の日)
2月の最初の午の日である「初午の日」に、全国の稲荷神社で行われる初午祭。稲荷神社の総本宮である京都の「伏見稲荷大社」で行われる初午祭(はつうままつり)は「福詣」とも呼ばれ、初春の祭事として親しまれています。
伏見稲荷大社の御神木である杉を用いた、商売繁盛・家内安全のお守り「しるしの杉」は、初午の日限定で授与されます。
- 伏見稲荷大社 初午大祭
- 伏見 / イベント・祭り
- 住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68地図で見る
- Web:http://inari.jp/rite/?month=2%E6%9C%88#308
3月:ひいな祭(3日)
3月3日に「市比賣(いちひめ)神社」で開催される「ひいな祭」は、珍しい催しが行われるひな祭りです。最大の見どころは、人形ではなく人間が十二単・装束を身に付けおひな様になる「ひと雛」。
お内裏様とお雛様は一般の男女が選ばれ、十二単・装束の着付け実演からはじまります。そして、三人官女と五人囃子(ばやし)が登場し「ひと雛」が完成!そのほか、平安時代の優雅な遊びの実演や解説なども行われます。
- ひいな祭
- 京都 / イベント・祭り
- 住所:京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル 市比賣神社地図で見る
- 電話:075-361-2775
- Web:https://www.ichihime.net/schedule.html
4月:都をどり(1日〜31日)
京都最大の花街・祇園甲部(ぎおんこうぶ)の芸妓・舞妓さん達による舞踊公演「都をどり」。披露される公演は約1時間、全8シーンで構成されており、ひとたび幕が上がると、春・夏・秋・冬、そして再び春の情景を表す舞が終わるまで、その幕を降ろすことなく一気に続きます。
明治5年から始まったこの伝統ある舞踊公演は、毎年4月1日から約1カ月にわたって華やかに開催され、今では京都に春を呼び込む風物詩となっています。多くの観光客はもちろん、地元の人からも人気のイベントです。
- 都をどり
- 東山・祇園 / イベント・祭り
- 住所:京都府京都市東山区祇園町南側570−2 祇園甲部歌舞練場地図で見る
- 電話:075-541-3391
- Web:http://www.miyako-odori.jp/