旅行好きが行ってるヨーロッパの人気観光スポットランキングTOP20!

旅行好きのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に行っている順に、ヨーロッパの人気観光スポットランキングTOP20をご紹介します。

1. エッフェル塔

パリのシンボルとして世界中で知られている観光スポット

パリの観光名所として名高い「エッフェル塔」。凱旋門と並び、パリのシンボルとして世界中で知られている、世界的にも有数の観光名所です。「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産にも登録され、「世界一美しい鉄塔」として、多くの観光客が訪れます。

2. コロッセオ

ローマを象徴するシンボルの1つである巨大闘技場

ローマを象徴するシンボルスポットの1つ「コロッセオ」!かつてローマ市民を熱狂の渦に巻き込んだ闘技場の跡地です。当時のローマ皇帝は、人気取りと政治への関心を市民から逸らすことを目的に、闘技会を連日開催。捕虜である兵士が剣闘士として登場し、猛獣を相手にしたり、剣闘士同士で戦わされたりしていました。映画『グラディエーター』で描かれた世界そのままですね。この闘技会は5世紀の中頃まで、300年にわたって続けられていたそうです。コロッセオの収容人数は約5〜6万人とされており、こんなにも多くの観客を収容できる建物を建築したという当時の建築技術に驚愕することでしょう。またコロッセオの内部は非常に広く、足を踏み入れると、その大きさにも圧倒されるかもしれません。

3. ルーブル美術館

世界三大美術館の一つ

年間800万人が訪れる世界一来訪者数が多い美術館。アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館と並ぶ世界三大美術館の一つに数えられています。またルネサンス様式の豪華絢爛なルーブル宮殿をそのまま美術館として利用しており、建物そのものが世界最大級の史跡でもあります。展示スペースは6万平方メートルと大変広く、展示されている作品数は3万5千点とも言われます。『ミロのヴィーナス』や『モナ・リザ』などの有名な作品が数多く展示されていますが、「代表的な作品だけでも観ておきたい!」という方は、おおよその目安として、頑張れば2時間でも回れますので、ぜひ世界三大美術館の一つに足を運んでみてください。ちなみに7月14日のフランス革命記念日と、11月〜3月の第一日曜日は無料で入館できます。

4. エトワール凱旋門

展望台からはパリの街を見渡す360度の大パノラマ

ナポレオン一世のフランス軍隊をたたえるために建設された有名なエトワール凱旋門。高さは50mあり、屋上の展望台に上ることができます。284段のらせん階段をのぼった先にある展望台からは、パリの街を見渡す360度の大パノラマが広がります。この凱旋門が立つのは円形のシャルル・ド・ゴール広場で、この広場を中心に12本の通りが延びています。そのうちの一本がパリで最も美しい通りと言われるシャンゼリゼ通り。エトワール凱旋門からシャンゼリゼ通りを歩くと、カフェ、映画館、ブティックなどが並び散策が楽しいですよ。

5. トレビの泉

ローマ観光の超人気かつ定番スポット!コイン投げもお忘れなく

1762年に完成した、人口噴水の「トレヴィの泉」。トレヴィとは「三叉路」という意味で、この泉の前から3本の道が伸びていることから付けられています。高さは25m、幅は約20mと、ローマに数多くある噴水の中でも最大の大きさを誇る、巨大な泉です。目の前にすると、想像以上の大きさに驚くかもしれません。トレビの泉で多くの観光客が行なっているのが、あまりに有名な「コイン投げ」。1枚投げればまたローマに来られる、2枚投げると好きな人と一生一緒にいられる、3枚投げると嫌いな夫や妻と別れられる、というおまじないになっています。

6. シャンゼリゼ通り

パリで最も美しい通りと言われる通り

エトワール凱旋門が立つ、円形のシャルル・ド・ゴール広場を中心に伸びる12本の通り。そのうちの一本が、パリで最も美しい通りと言われるシャンゼリゼ通りです。約2kmの通りはマロニエの並木道となっており、パリ散策の足休めに訪れたい素敵なカフェや、ルイ・ヴィトンをはじめとする高級ブティック、映画館などが並び、連日多くの観光客や地元の人たちで賑わいます。

7. スペイン広場

映画『ローマの休日』で一躍有名になった広場

映画『ローマの休日』でも有名なのが、こちらの「スペイン広場」。17世紀、広場の南側にスペイン大使館があったためにスペイン広場と名づけられました。映画では、主演のアン王女がジェラートを食べるシーンが有名ですが、今では保全のために階段でジェラートを食べることは禁止されています。137段あるスペイン階段を上まで登っていくと、ローマ市内を一望することができます。また、スペイン広場近辺は高級ブティックが数多く軒を連ねているエリアでもあるので、観光と合わせて買い物を楽しむこともできますよ。

8. バッキンガム宮殿

英国女王陛下の公邸であると同時に、執務も行われる世界でも数少ない王宮

バッキンガム宮殿は、女王陛下の公邸であると同時に、ロイヤルファミリーが各国からの賓客をもてなす迎賓館として、また各種の国家的な行事が行われる場所で、世界でも数少ない、執務が行われている王宮の1つです。敷地面積は、約1万坪。総部屋数は775部屋という壮大な場所です。宮殿内は、1つの町のように接見室や舞踏会場はもちろん、美術館や警察、消防署や診療所も兼ね備えられています。また、女王在宅時は王室の旗、不在時は英国国旗が宮殿の上に掲げられています。

9. ノートルダム大聖堂

フランスのゴシック建築を代表する建物

サント・シャペル教会と同じく、セーヌ河岸にあるシテ島に位置します。絵画の名作として知られる『ナポレオンの戴冠式』やディズニー映画『ノートルダムの鐘』の舞台にもなった、世界にもその名を知られる世界遺産の大聖堂です。フランスのゴシック建築を代表する建物で、バラ窓と呼ばれるステンドグラスが有名です。2019年4月に大規模な火災が発生し尖塔などを焼失。ステンドグラスも被害にあいました。2024年にパリで開催されるオリンピック・パラリンピックに向け、5年以内に再建すると宣言はされていますが、復旧にはもっとかかるとも言われており、しばらくは本来のノートルダム大聖堂の姿を見ることができない状態が続きます。

10. ビッグ・ベン(エリザベス塔)

ロンドンのアイコン的建物!正式名称は「エリザベス・タワー」

ロンドンの象徴とも言える「ビッグ・ベン」は、英国国会議事堂であるウェストミンスター宮殿に付属する時計台の愛称で、正式名称は「エリザベス・タワー」と言います。左手にロンドン・アイを眺めながらウェストミンスター橋を渡りきると、テムズ川越しにビッグ・ベンの雄大な姿を一望することができます。これを見ると「ロンドンに来た!」という実感が湧き上がってくることでしょう。ビッグ・ベンへのアクセスは、地下鉄で「Westminster(ウエストミンスーター)」駅からが一番近いです。特に人気のエリアで、人がとても多いのでスリに気をつけて下さい。※2017年より全面改修の工事を実施。完成予定は2021年頃です。(2019年10月現在)

11. サグラダ・ファミリア

アントニオ・ガウディがその建築に生涯を捧げた大聖堂

スペインを訪れたなら見ないわけにはいかないのが「サグラダ・ファミリア」です。天才建築家アントニオ・ガウディがその建築に生涯を捧げた大聖堂で、1883年、31歳のガウディが2代目主任建築家として就任して以来、亡くなるまでの43年間のほとんどをここで過ごしたそう。建設開始から130年以上経ってもなお建築中で、完成することはないんじゃないかと言われていたものの、ガウディ没後100年の節目にあたる2026年の完成を目標に進んでいます。2005年には、未完成ながら一部(生誕のファサードと地下礼拝堂)が世界遺産に登録されました。サグラダ・ファミリアの前に広がる公園からは、建物の全景を撮影することができます。

12. 真実の口

映画『ローマの休日』でおなじみのフォトスポット

真実の口は、6世紀に造られた赤いレンガが特徴的な、サンタ・マリア・コスメディアン教会(Santa Maria in Cosmedin)の外壁にあります。円盤状の石には海の神が彫られており、元々は、古代の下水溝のマンホール、はたまた井戸の蓋だったという説も。そんな真実の口には、あまりに有名な面白い言い伝えがあります。嘘をつく人がそこに手を入れると、抜けなくなるという伝説です。映画『ローマの休日』でおなじみですね。伝説とはいえ、隠し事などがある人は、手を入れないほうが良いかもしれませんね。

13. 大英博物館

所蔵品の数は800万点ともいわれる、世界最大級の博物館

世界の民族資料から考古学的価値の高い古代の出土品まで、貴重な文化遺産となる所蔵品の数は800万点ともいわれる「大英博物館」。一般公開されているのはそのわずか2%ほどですが、それでも1日ではすべて見られないほど、その数は膨大です。事前に見るべきもの、見たいものを事前に調べておくと、効率よく館内を巡ることができますよ。数々の貴重な展示品のなかでも、エジプト考古学史上最重要な発見とされるロゼッタストーンと、ギリシャのパルテノン神殿を飾った大理石彫刻は、ぜひ忘れずに見て来てくださいね。

14. ヴェルサイユ宮殿

フランス随一の豪華さを誇る宮殿

仏王ルイ14世によって建設された、フランス随一の豪華さを誇る「ヴェルサイユ宮殿」。歴史上有名なマリー・アントワネットも住んでいました。とにかく広いヴェルサイユ宮殿内には様々な見所がありますが、なかでも一番人気なのが「鏡の回廊」です。クリスタルのシャンデリアと、578にも及ぶ鏡が埋め込まれた豪華絢爛な空間の長さは、75mにも及びます。こちらの回廊は、当時宮殿を訪れた人々の待合室として使用されたほか、祝宴や儀式の場としても使用されました。あの歴史的なヴェルサイユ条約の締結もこの場で行われています。パリ市内からは少し離れてしまいますが、パリから電車で45分程でアクセスでき、パリ観光の定番のひとつでもあります。

15. ドゥオモ(ミラノ)

イタリアを代表するゴシック建築は見事!

「ドゥオモ」とは、街を代表する大聖堂のこと。こちらの「ドゥオモ・ディ・ミラノ(Duomo di Milano)」は、日本語で「ミラノのドゥオモ」という意味で、名前の通りミラノを代表するランドマークの一つです。重厚でどっしりした佇まいでありつつも、見るものを圧倒する華美な装飾が施されたこの建物は、イタリアで最大かつ最高傑作のゴシック建築物と称されています。空へ突き刺すようにそびえ立つ尖塔は全部で135本、装飾の一部となっている聖人の彫像は2,245体にも及び、目にするだけでも迫力満点!正式名称は「サンタ・マリア・ナシェンテ教会」といい、日本語にすると「聖母のための教会」という意味を持ちます。その名の通り、135本ある尖塔の一つには黄金に輝くマリア像が設置されており、長年に渡ってミラノの街を見守り続けています。

16. ヴェネツィア

水の都ヴェネツィア

「ヴェネツィア」といえば「水の都」と、すぐに頭に思い浮かぶほどに水のイメージが強い街です。その表現通り、街全体に水路を張り巡らせており、とても入り組んでいます。その水路と歴史あるレンガ造りの建造物が織りなす景色が、ヴェネツィアならではでまた格別です。市内の移動は、水上バスや水上タクシーといった船での移動がメインとなり、他の都市とはまた違った経験ができます。また、観光するならゴンドラには一度乗ってみたいものです。ハネムーンで訪れる人も多いことが頷ける、ヴェネツィアならではのロマンティックな体験ができますよ。

17. フォロ・ロマーノ

かつて繁栄を極めた古代ローマの中心地

紀元前753年「パラティーノの丘」にローマが建国された後、その麓に整備された場所がこちらの「フォロ・ロマーノ」で、かつて繁栄を極めた古代ローマの中心地です。「フォロ」とは、政治、経済、宗教の中枢となる公共広場を意味し、古代ローマ時代は神殿や凱旋門、裁判所などに加えて、歴代の皇帝たちが権威と財力を誇示するために次々と巨大建造物を建設していました。驚くことに、今もなお当時の遺跡の発掘作業が続いています。また「すべての道はローマに通ず」という言葉が生まれた場所でもあります。ここがイタリアのすべての道の終着点となることを目指して、時の皇帝カエサル・アウグストゥスが、このフォロ・ロマーノに立てた石柱も確認することができます。

18. サン・マルコ広場

ヴェネツィアの玄関口

ヴェネツィアの主要な観光スポットはこの「サン・マルコ広場」にあるので、ヴェネツィアに到着したら、まずはサン・マルコ広場に足を運んでみましょう。広場の正面には「サンマルコ寺院」、左右に「時計塔と鐘楼」がそびえ、寺院の隣には「ドゥカーレ宮殿」が建っています。またかつての皇帝ナポレオンがこの広場に足を踏み入れた際、「世界一美しい広場だ」と絶賛したと言うことで有名な広場でもあります。広場周辺にはテラス席のカフェがあるので、コーヒーを飲みながら広場でゆっくり過ごすのもおすすめです。

19. グエル公園

住宅地として建設されたものが公園として市民に開放されました

「グエル公園」はもともと、ガウディのパトロンであったグエルが、ガウディに依頼して都市開発プロジェクトを行なった場所です。当初は60戸の田園住宅街として建設されたものの、売れたのは2戸(しかも買い手は、グエルとガウディ)。結局、住宅地としては成功せず、後に公園として市民に開放されました。グエル公園は無料エリアと有料エリアに分かれており、人気写真スポットであるモザイクのドラゴンがいる中央階段や列柱ホール、タイルやガラスで飾られた波型のベンチがあるテラスなどは有料ゾーンとなっています。また有料ゾーンのテラスからは、バルセロナの街を一望することもできます。かつてガウディが暮らした家は現在、ガウディ博物館として公開されています。

20. オペラ座

ミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台となったガルニエ宮

かの有名なミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台となったガルニエ宮。公募された171件のデザインの中から選ばれた設計者シャルル・ガルニエの名前からその名がつけられました。別名オペラ座とも呼ばれますが、1989年にオペラ・バスティーユが誕生してからはバレエの公演や小規模なオペラ公演が主体となっています。公演は夜に行われ、日中は見学が可能です。まさに『オペラ座の怪人』を彷彿とさせる豪華絢爛な内装は一見の価値ありですよ!

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