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ヨーロッパ内の主要エリアと人気スポット
イギリス
イギリスと言えばやはり大都市ロンドンの観光人気がとても高い。バッキンガム宮殿に大英博物館、ビッグベン、タワーブリッジ、ロンドン塔・・・と訪れたいスポットをあげればきりがありません。街中ではアフタヌーンティーを楽しんだりパブを満喫するのも楽しい。しかしロンドン以外にも魅力的な都市は多く、童話の世界のような可愛い街並広がるコッツウォルズや、街全体が世界遺産のバースは訪れたい。そして今なお謎が多い世界遺産ストーンヘンジも観光スポットとして人気です。
トルコ
トルコ最大の都市イスタンブールはアジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがる珍しい都市で、それゆえトルコはアジアとヨーロッパの文化も深く交わります。イスタンブール歴史地区は世界遺産に登録されており、中でも見所は、ブルーモスクの愛称で親しまれる「スルタンアフメト・モスク」。世界で最も美しいモスクと称されています。そして奇岩が集まる世界遺産カッパドキアは気球に乗って上から鑑賞するのが人気。カッパドキアの洞窟ホテルはそのユニークさが評判です。
イタリア
2015年の時点で世界遺産の数が最も多い国イタリア。南北にブーツのような形をしており、代表的な観光都市をあげていくと、北には「最後の晩餐」を見ることができるミラノに、円形劇場が有名なヴェローナ、水の都ヴェネツィア。少し南へくだると、ドォウモが有名なフィレンツェに、シエナ。さらに南へ行くと、首都ローマに、青の洞窟があるナポリ。そしてブーツのかかとあたりには、日本人旅行者に人気の、とんがり屋根のトゥルッリが並ぶ世界遺産の町アルベロベッロ。本場のイタリアンに舌鼓をし、芸術作品に酔いしれ、華麗な景色に心が躍る国は魅力がつきません。
ドイツ
ベートーベンやバッハといった有名な音楽家を輩出してきたドイツは、観光で訪れたい魅力的な都市が多く存在する観光国。とくにヴュルツブルクからフュッセンまでを結ぶロマンティック街道沿いには、ノイシュバンシュタイン城やドイツ最古の町アウグスブルクなど中世の面影を残す街並や古城があり、人気の街道です。そのほかグリム童話にゆかりのある町を結ぶメルヘン街道も。都市を楽しむなら、ビールの町ミュンヘンや首都のベルリン、国際都市フランクフルト。またドイツと言えばクリスマスマーケットも人気です。クリスマスの時期に一度は訪れてみたい
フランス
世界でもトップクラスの観光大国フランス。観光はもちろんのこと芸術、グルメ、ファッションとどれをとってもハイレベルな憧れの国。一流ブランドが軒を連ねる「華の都」パリには、凱旋門やセーヌ川、シャンゼリゼ通りに、世界三大美術館のひとつであるルーブル美術館、エッフェル塔と、何度訪れても尽きない魅力が詰まっています。パリから足を伸ばして訪れたいのは、世界遺産でもある、古城が集まるロワール渓谷や、同じく世界遺産のモンサンミッシェル。南仏にはリゾート地のニースに、古代ローマの遺跡が残るプロヴァンス、東部にはワインで知られるブルゴーニュと、魅力ある都市が目白押し。
スペイン
ヨーロッパの中でもひときわエキゾチックなスペイン。西洋・東洋をはじめ多様な文化が混在し、闘牛やフラメント、火祭りなどに代表される情熱の国です。そんなスペイン、実は2015年の時点で世界遺産の数が世界第3位。よく知られるのは、ガウディが手がけたサグラダ・ファミリアで、いまなお建設が続いています。同じくガウディ作品のグエル公園もやはり個性的。グリム童話のような世界感を体感できます。スペイン訪れるなら人気は首都のマドリッドとバルセロナ。ガウディ作品を楽しむならバルセロナ、そしてマドリッドでは歴史的な街並や世界三大美術館のひとつプラド美術館を巡りたい。
オランダ
四国ほどの大きさのオランダは、国土の4分の1が海抜0m以下で、最も低いところでは海抜-6.76m。オランダは英語で”Netherlands”と書きますが、これは低い土地という意味です。街中に運河がめぐる首都のアムステルダムでは運河クルーズを楽しんだり、国立美術館やゴッホ美術館で芸術鑑賞したり。アムステルダム近郊には、チューリップ畑が広がる古都ハーレムに、オランダらしい風車の村ザーンセ・スカンス。そしてオランダ第2の都市ロッテルダムは、アムステルダムとは対照的に近代的な街並が広がり、またロッテルダムの南東にある世界遺産キンデルダイクの風車も見逃せません。
ギリシャ
バルカン半島の最南端に位置するギリシャは神話の国。日本の3分の1ほどの大きさで、約3,000もの島から成ります。世界で最も古い都市のひとつ首都アテネで訪れたいのは、世界遺産に登録されているアクロポリス。中央に建つパルテノン神殿をはじめ数々の遺跡を見ることができます。アテネから170kmほどの場所には、世界遺産のデルフィ遺跡があり、アポロン神殿が有名。エーゲ海の島々はリゾート地として人気で、とくにお洒落なミコノス島と、断崖絶壁に白壁の建物が建つサントリーニ島が人気です。
ポルトガル
北と東がスペインと接しているポルトガルは、ユーラシア大陸最西端の国家です。旅行の拠点にしたいのはやはり首都のリスボン。世界遺産のジェロニモス修道院とベレンの塔をはじめ観光名所が多くみられます。リスボン近郊には、街全体が世界遺産として登録されており「この世のエデン」と称される美しい町シントラがあり、また港町ポルトはリスボンにつぐポルトガル第2の都市で、ワインの町として知られています。その他ヨーロッパ大陸最西端のロカ岬も観光スポットとなっています。
フィンランド
国土の約70%が森、約10%が湖や川と「森と湖の国」として知られるフィンランド。神秘的なオーロラや、一年中サンタクロースに出会えるサンタクロース村、ムーミンに北欧デザイン、そして映画「かもめ食堂」の舞台。このように多彩な顔を見せるフィンランドですが、首都ヘルシンキの景観の美しさは「バルト海の乙女」と呼ばれることにも現れ、都会でありながら本物の自然を身近に感じることができる珍しい首都です。その他バルト海に面して、古都トゥルクや、ムーミンワールドのあるナーンタリがあり、北部にはサンタクロース村で知られるロバニエミがあります。
チェコ
チェコで楽しみたいのは世界遺産の街並。古都プラハに、チェスキークルムロフは、どちらも中世の面影を残す美しい街並が楽しめます。とくに首都のプラハは、ロマネスク、バロック、ゴシック、ルネッサンスなど様々な建築が混在。なかでもプラハ城とカレル橋はマストで訪れたい。一方のチェスキークルムロフの中心はクルムロフ城。チェコには2,000以上の城があると言われ、古城巡りも楽しみのひとつです。またチェコはビール大国でもあり、パブでビールを堪能するのもいい。
クロアチア
アドリア海に面するクロアチアは九州の1.5倍ほどの小国。「アドリア海の真珠」と呼ばれるドブロヴニクは、オレンジ色で統一された屋根の家々と青い海のコントラストがとっても美しく、クロアチア随一の観光名所となっている街です。首都のザグレブは中世の面影が残る街並みが魅力的で、聖マルコ教会や街のシンボル聖母被昇天大聖堂が見所。そして世界遺産のプリトヴィッツェ湖群国立公園は、16の湖と92の滝が幻想的なエメラルドグリーンの景観を作り出し、多くの観光客が訪れます。
アイルランド
ひとり当たり一日に6杯の紅茶を飲むと言われる、紅茶の国アイルランド。紅茶以外にも、アイリッシュウイスキーやギネスビールで知られており、ウイスキー博物館やギネス・ストアハウスは観光スポットのひとつです。観光の拠点は首都ダブリン。テンプルバーと呼ばれるエリアには、パブやレストラン、映画館などがあり、多くの人で賑わいます。アイルランド西部の都市ゴールドウェイには、中世の面影を残す街並が広がり、ダブリンとあわせて人気の都市。ゴールウェイからバレン公園やモハーの断崖に訪れるのもいい。
オーストリア
北海道とほぼ同じ大きさのオーストリアはヨーロッパの内陸国。「音楽の都」と呼ばれる首都のウィーンは、リング通りに囲まれた旧市街が世界遺産に登録されており、ウィーン観光の見所となっています。なかでも代表的なのがウィーン国立歌劇場です。またウィーン市街の南西には、数々の歴史の舞台となったシェーンブルン宮殿がありこちらも見逃せない。オーストリアもうひとつの音楽の都ザルツブルクはモーツァルト生誕の地であり、映画「サウンドオブミュージック」の舞台にもなっています。
ベルギー
ビールやムール貝、ジビエからワッフルやチョコレートのスイーツまで美味しいものが豊富なベルギーは美食の国。首都のブリュッセルではそんなベルギーグルメを思う存分堪能したり、世界一美しい広場のグランプラスなどを観光したい。グランプラスは世界遺産にも登録されています。「北のヴェネチア」と呼ばれるのは水の都ブルージュ。街を流れる運河にはたくさんの美しい橋がかかり、街の中心マルクト広場では美しい建物に酔いしれたい。そして「フランダースの犬」で知られるノートルダム大聖堂があるのはアントワープ。アントワープは芸術とファッションの街と言われます。
デンマーク
童話で知られるアンデルセンの故郷デンマーク。首都コペンハーゲンは古い建物や宮殿がある美しい街で、とくに運河沿いのニューハウンにはカラフルな家々が立ち並び、まるでおとぎの国。お洒落なレストランやカフェが軒を連ねます。また世界初の歩行者天国ストロイエは、デンマークきっての繁華街。有名ブランドや北欧デザインのショップにデパートとショッピングに最適なストリート。その他、世界で2番目に古い遊園地チボリ公園や、ハムレットのモデルと言われる世界遺産のクロンボー城も見逃せません。
アイスランド
北海道の1.2倍ほどの島国アイスランド。火山活動が活発であり、ヨーロッパ最大の氷河をもつこともあり「火と氷の国」と呼ばれます。そんなアイスランドで訪れたいのは、世界最大の露天風呂ブルーラグーンやゴールデンサークルと呼ばれるエリア。ゴールデンサークルには、雄大な自然を感じることができる、ゲイシール間欠泉、グトルフォスの滝、そして世界遺産のシングヴェトリル国立公園があり、なかでもヴェトリル国立公園では、北米プレートとユーラシアプレートが引っぱり合ってできた地球の割れ目「ギャウ」を見ることができることで人気です。
ポーランド
北部がバルト海に面しているポルトガルの首都はワルシャワ。中世のバロック調やゴシック様式の歴史的な建物が並ぶ美しいワルシャワの町並みは、世界遺産にも登録されています。一方西ポーランドの中心ポズナンは、ポーランド最古の都市のひとつで、旧市街広場のおとぎの国のような町並みが魅力的です。そして南のには悲劇の現場アウシュヴィッツや世界遺産の岩塩坑ヴィエリチカがあり、北のグダニスクで訪れたいのは、マルボルク城。
スイス
スイス観光の目玉はなんといっても大自然。名峰アルプスの絶景と高山植物に、美しすぎる湖・・・。マッターホルン、ユングフラウ、モンブランの三大名峰をハイキングすれば雄大なパノラマに感動します。そしてスイスと言えば鉄道。アルプスの山間を走り抜ける氷河特急では、壮大で美しい車窓の眺めを楽しみたい。そのほか、世界遺産であるベルン旧市街で古都の街並に酔いしれ、同じく世界遺産のザンクト・ガレンの修道院を訪れるのもいい。「アルプスの少女ハイジ」の気分を味わうなら、ハイジの村と言われるマイエンフェルト。
エストニア
フィンランド湾に面する、バルト三国のひとつエストニアは、日本の9分の1ほどの大きさ。エストニアで訪れたいのは、世界遺産にも登録されている首都タリンの旧市街です。まるでメルヘンの世界に足を踏み入れたような、心躍るカラフルな家々や石畳が広がる街並。細い道や坂、階段も多く迷路のよう。旧市街の中心であるラエコヤ広場や、その広場に続く賑やかなヴィル通り、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂に聖ニコラス教会と見所も多い。
スウェーデン
北欧最大の国であるスウェーデン。水の都ストックホルムは「北欧のヴェネツィア」とも言われ、その美しい街並は「世界一美しい首都」との称号も。都会的で洗練されていながら3分の1が公園という緑豊かなストックホルム。旧市街ガムラ・スタンの石畳が敷かれた路地をぶらりと歩いたり、王宮や大聖堂、宮殿を観光したり。水の都らしくクルーズ観光も面白い。またスウェーデン北部にあるオーロラ鑑賞の街キルナと、近郊にある世界初の氷のホテルも興味深い。
リトアニア
バルト3国のひとつで、3国中もっとも南にある国。首都ヴィリニュスは中世の面影を色濃く残し、旧市街は東欧最大規模と言われ世界遺産に登録されています。教会や博物館が多く観光資源が豊富。ヴィリニュス大聖堂や夜明けの門、シャウレイの十字架の丘、ゲティミナス城、トラカイ城などの見どころがあります。
ロシア
世界で一番大きな国ロシア、その面積は日本の約45倍もあります。極東のウラジオストクは日本からたった2時間半!日本から一番近いヨーロッパです。そんなロシアの首都モスクワで訪れたいのは、世界遺産のクレムリンと赤の広場。赤の広場に面する聖ワシリー寺院はカラフルな玉ねぎ型のドームが個性的です。ロシア第二の都市サンクトペテルブルクは、ロシアで最も美しい都市で「北のヴェニス」とも呼ばれ、街中に運河が走る水の都。ここではぜひ世界三大美術館のひとつエルミタージュ国立美術館を見ておきたい。
ハンガリー
ハンガリーの首都ブタペストは、ドナウ川に沿った真珠のような美しい町ということで「ドナウの真珠」と呼ばれます。その美しさは世界遺産にも登録されており、とくにドナウ川の西岸ブダと東岸ペストを結ぶセーチェーニ鎖橋の美しさには息を飲みます。昼間よりは夜の景色がなお美しい。王宮があるのはブダ。王宮の丘から眺めるペストの街並が素晴らしく、夜にはライトアップされた王宮がさらにロマンチックで人気のスポットです。一方のペスト側ではヴァーツィ通りでショッピングを楽しみたい。
スロベニア
6000以上の鍾乳洞があると言われるスロベニア。一般公開されている10の鍾乳洞のうち、ポストイナ鍾乳洞はヨーロッパ最大規模で、世界遺産に登録されているシュコティアン鍾乳洞とともに人気のある観光スポットです。また「アルプスの瞳」と称されるのはブレッド湖。絵画のような美しさで観光客も多く訪れます。首都リュブリャナでは、丘の上に建つリュブリャナ城から、中世の面影が残る旧市街の街並を楽しんだり、竜の橋、ティヴォリ公園などの観光スポットを楽しみたい。
ノルウェー
ノルウェーと言えばやはりフィヨルド。フィヨルドとは、氷河の浸食によって形成された複雑な湾で、ノルウェーのフィヨルドは規模が大きく、ゲイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドは世界遺産に登録されています。首都のオスロには、ムンク作品が鑑賞できる国立美術館や、フログネル公園、オペラハウスなどの観光スポットがあり、ノルウェー第2の都市ベルゲンには、三角屋根が可愛い色とりどりの家が立ち並ぶ、世界遺産のブリッゲン地区と、どちらも楽しみたい。
マルタ
イタリア・シチリア島の南に位置するマルタは、面積が316km²と東京23区の半分ほどの大きさの島国で、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島からなります。小さいながらもマルタ島にはヴァレッタ市街をはじめ3つの世界遺産があり、また青の洞門など見所は多い。そして素朴な港町のゴゾ島は、中心のビクトリアに大要塞チタデルがあり、ゴゾ島を一望する景色を楽しめます。その他ゴゾ島一美しい港町と言われるシュレンディも見ておきたい。
ラトビア
エストニアとリトアニアに挟まれたバルト三国のひとつ。500kmにも渡る美しい砂浜のビーチや国土の半分を占める森林と、自然に恵まれています。”バルト海の真珠”と称される首都リガはバルト三国最大の都市で、中央市場は西ヨーロッパ最大の規模を誇ります。ハンザ同盟時代からの街並みが残る旧市街は”リガ歴史地区”として世界遺産に登録。
バチカン
国土面積がわずか0.44km²の世界一小さな国と言われているバチカン。東京ディズニーランドの面積が0.47km²なので、だいたい同じぐらいの大きさです。イタリアの首都ローマの街の中にあるため、ローマ観光と一緒に訪れる人も多くみられます。1984年に国土全体が世界遺産のうちの文化遺産として登録されたバチカンは、サン・ピエトロ大聖堂を中心にして広がり、サンピエトロ広場にバチカン宮殿、バチカン美術館、システィーナ礼拝堂と、小さな国ながら観光名所は多い。
ウズベキスタン
中央アジアに位置し、かつてはシルクロードの中継地として栄えました。見どころは世界遺産の都市。”青の都”と呼ばれるサマルカンドでは、”サマルカンド・ブルー”と呼ばれる青色のタイルが建物を彩り、目を見張る美しさ。中でもレギスタン広場はマストスポットです。そしてオアシス都市のブハラは土色の街並みが美しい。
スロバキア
日本の8分の1ほどの大きさである小さな国スロバキア。そんな小さな国で大きな存在を放つのが、世界遺産でもあるスピシュ城で、中欧でもかなり巨大な城です。首都のブラチスラバは、オーストリアの首都ウィーンから車で1時間足らずと、世界一近い首都。ドナウ川を一望できるブラチスラバ城や旧市街を観光するのが定番です。スロバキア第2の都市コシチェには国立劇場、大聖堂。温泉地で知られるバルデヨフは旧市街が世界遺産に登録されており、オレンジ色の三角屋根の家々が並びます。
ボスニア・ヘルツェゴビナ
バルカン半島の北西に位置するボスニア・ヘルツェゴヴィナは、東西の文化が交わり独特の雰囲気を醸し出します。2015年の時点で2つの世界遺産があり、どちらも橋が世界遺産に含まれていますが、とくに人気は巨大な古橋スタリ・モストのあるモスタル旧市街で、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ一番の観光名所。そしてモルタスと並んで観光に訪れる人が多い首都サラエボでは街歩きを楽しみたい。
モナコ
地中海に面し周りをフランスが囲うモナコは、面積がわずか2㎢と、世界で2番目に小さな国。旧市街はモナコヴィル、新市街はモンテカルロと呼ばれます。街には有名ブランドやレストランが軒を連ね、世界中からセレブが集まる高級リゾート地。とくにF1グランプリや煌びやかなカジノで知られ、富裕層が多く住み、治安もよく観光客にとっても安全な国と言えます。小さな国なので主な観光スポットは1日で見ることが可能。大公宮殿や大聖堂、グレース王妃のバラ園、カジノなどを見ておきたい。
モンテネグロ
イタリア半島とバルカン半島に挟まれたアドリア海に面し、”アドリア海の秘宝”と呼ばれる美しい国。クロアチアの南に位置することから、ドブロヴニクからモンテネグロへの日帰り旅行も人気です。”世界一美しい湾”と称されるコトル湾の入り江の先に、中世の時代をそのままに感じる旧市街があり、世界遺産に登録されています。
セルビア
バルカン半島中西部の内陸に位置するセルビアは、北海道とほぼ同じ大きさ。首都のベオグラードはヨーロッパ最古の都市のひとつで、ベオグラード要塞や聖サヴァ大聖堂が見所です。ベオグラードで食事をするなら、お洒落なレストランやカフェが連なるスカダルリヤがおすすめ。セルビアではベオグラードの街歩きや、ベオグラードからは少し離れますが、フレスコ画が素晴らしいストゥデニツァ修道院や、ガムジグラードとガレリウスの宮殿ロムリアーナなどの世界遺産も楽しみたい。
アゼルバイジャン
世界最大の湖であるカスピ海に面しており、首都バクーはカスピ海に面する最大の都市。”世界一バブルな都市”と呼ばれるバクーは近年発展が目覚ましく、第二のドバイとも言われています。世界で最も豪華なケンタッキーフライドチキンや、世界一の高さを誇る、2018〜2019年ごろに完成予定のアゼルバイジャン・タワーなど、そのバブルっぷりが話題です。
ウクライナ
東ヨーロッパに位置し、かつてソ連の一部だったウクライナ。”ヨーロッパの真珠”とも言われる世界遺産リヴィウの旧市街や、”黒海の真珠”と呼ばれる港町オデッサ、そして”緑の都”とも呼ばれる首都キエフには植物園や公園が多く、また世界遺産の美しい教会があり、観光資源に恵まれています。
カザフスタン
中央アジアで最も大きく、世界でも第9位の大きさを誇るカザフスタン。かつての首都でカザフスタン最大の都市アマルトイには、ゼンコフ教会や国立博物館などの見所があり、郊外にある世界遺産のタムガル遺跡とあわせて観光する人も多い。一方、1997年に新首都となったアスタナには、シンボルタワーのバイテレクをはじめとする近未来的な建物が見られ、その光景が注目を浴びています。またトルキスタンには世界遺産ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟があり、綺麗なブルーのドームが印象的。
ジョージア
ヨーロッパとアジアの間にある国で、日本ではかつてグルジアと呼んでいました。日本ではあまり馴染みがありませんが、近年は日本からの観光客も増え、訪れた旅行者からは「素敵なところだった!」との声も多く聞かれます。コーカサス山脈にあるジョージアは国土のほとんどが山岳地域で、雄大な自然が大きな魅力。首都トビリシや、世界遺産の街ムツヘタ、ヨーロッパ最後の秘境ウシュグリ村など見どころも多い。
ルーマニア
ドラキュラで知られるルーマニア。実は美容と健康の先進国で、観光客も多く訪れる黒海沿岸のリゾート地は泥パックが有名です。首都ブカレストは「バルカンの小パリ」と呼ばれていた美しい建造物と、国民の館など共産党時代を象徴する建物が融合する町。ルーマニア第二の都市ブラショフにあるブラン城はドラキュラの舞台と知られ、ドラキュラ城の愛称で呼ばれています。また「カルパチアの真珠」と呼ばれるシナイアでは、ルーマニアで最も美しいとされるペレシュ城が見所です。ルーマニアの北西部の小さな町シギショアラは、中世の面影を残す旧市街が世界遺産に登録されています。
ルクセンブルク
ベルギー、フランス、ドイツに囲まれた内陸国で、面積は神奈川県ほどの小国です。小国でありながら魅力に溢れ、”北のジブラルタル”との異名をもつ城砦都市である首都ルクセンブルク市は、旧市街と要塞が世界遺産に登録。国土の3分の1が緑に覆われ、自然のなかに教会や古城が点在しています。またGDP(国内総生産)が世界一の豊かな国としても知られています。
アルバニア
バルカン半島西部にあり、アドリア海に面する国。ギリシャ、モンテネグロ、コソボに囲まれており、かつては鎖国状態にありましたが、近年観光客が増えつつあります。首都ティラナでは、スカンデルベグ広場が観光のメイン。世界遺産に登録されており”千の窓の家”と呼ばれるベラトや、同じく世界遺産の町ジロカストラ、そしてアルバニア南部の景勝地ブルーアイと、魅力的な観光地に恵まれています。
サンマリノ
イタリアの中には独立した二つの小国があり、ひとつがバチカン、そしてもうひとつがサンマリノです。世界で5番目に小さな国で、面積は61㎢。街のほぼ全体が世界遺産に登録されており、今なお残る中世の街並みが美しい。首都サンマリノ市は、標高700mを超えるティターノ山の上につくられた城塞都市です。人口わずか3万人の国に、年間300万人以上の外国人が訪れるという観光国家でもあります。
マン島
イギリス本土とアイルランドの真ん中に浮かぶ小さな島。ロンドンからは飛行機で1時間ほどです。美しい自然に恵まれたマン島は、世界最古の歴史を持つ危険なオートバイ競技「TTレース」の開催地として有名。また、きかんしゃトーマスの舞台であるソドー島のモデルとしても知られ、蒸気機関車をはじめとする保存鉄道の宝庫でもあります。
ブルガリア
バルカン半島に位置し、日本の3分の1ほどの大きさのブルガリア。首都ソフィアは標高は550mの位置にある高原都市です。ヨーグルト大国で知られていますが、実はバラの産地でもあり、世界のローズオイルの8割ほどがブルガリア産。ブルガリアの中央を走るバルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈にはさまれた一帯はバラの谷と呼ばれ、毎年6月にはバラの収穫を祝うバラ祭りが行われます。2015年の時点で世界遺産は9ヶ所あり、中でもマストで訪れたいのは、国内最大の修道院であるリラ修道院。
北マケドニア
周りを他国に囲まれたバルカン半島の内陸国・北マケドニア(旧マケドニア)。首都スコピエには、国内の人口の3分の1が暮らします。1963年にスコピエを襲った大地震の復興再建を請け負ったのが日本の建築家チームで、それゆえ親日家が多いとも言われます。スコピエはマケドニア広場を中心にして、ヴァルダル川と、その川に架かる美しい石の橋などの観光名所が点在。そして西部の都市オフリドは、湖畔に美しい教会や大聖堂が建ち並び、世界遺産に登録されています。
リヒテンシュタイン
世界で6番目に小さいリヒテンシュタイン、その大きさは小豆島と同じくらいです。スイスとオーストリアに挟まれており、首都はファドゥーツ。小さな田舎町といった感じですが、メインストリートのシュテットル通り沿いにはカフェやレストラン、お土産店などが並びます。主な観光スポットはファドゥーツ城や切手博物館。リヒテンシュタインは切手のデザインが素晴らしいと、切手愛好家の間では知られています。
キプロス
四国の半分ぐらいの大きさの小さな島国キプロス。美と恋の女神アフロディーテ生誕の場所とされるペトラトゥロミウ海岸をはじめ、ギリシャ神話ゆかりの地がいくつもあります。国内には歴史的・文化的なスポットが点在し、2015年の時点で世界遺産は3つ。モザイク壁画が素晴らしい「トロードス地方の壁画教会群」に、キプロス南西に位置するパフォス。そして新石器時代の遺跡ヒロキティア。
キルギス
日本の半分ほどの大きさのキルギスは、国土の9割が標高1500メートルを超す山岳地帯です。主な観光名所は世界遺産のシルクロードやイシククル湖。キルギス随一の景勝地であるイシククル湖は琵琶湖の9倍もの広さで、中央アジアの真珠とも呼ばれる美しさです。首都のビシュケクでは街並を楽しんだり、オシュバザールなどの市場を楽しんだり。近郊のアラ・アルチャ自然公園を訪れるのもいい。