旅行好きが行ってるイタリアの人気観光スポットランキングTOP20!

旅行好きのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に行っている順に、イタリアの人気観光スポットランキングTOP20をご紹介します。

1. コロッセオ

ローマを象徴するシンボルの1つである巨大闘技場

ローマを象徴するシンボルスポットの1つ「コロッセオ」!かつてローマ市民を熱狂の渦に巻き込んだ闘技場の跡地です。当時のローマ皇帝は、人気取りと政治への関心を市民から逸らすことを目的に、闘技会を連日開催。捕虜である兵士が剣闘士として登場し、猛獣を相手にしたり、剣闘士同士で戦わされたりしていました。映画『グラディエーター』で描かれた世界そのままですね。この闘技会は5世紀の中頃まで、300年にわたって続けられていたそうです。コロッセオの収容人数は約5〜6万人とされており、こんなにも多くの観客を収容できる建物を建築したという当時の建築技術に驚愕することでしょう。またコロッセオの内部は非常に広く、足を踏み入れると、その大きさにも圧倒されるかもしれません。

2. トレビの泉

ローマ観光の超人気かつ定番スポット!コイン投げもお忘れなく

1762年に完成した、人口噴水の「トレヴィの泉」。トレヴィとは「三叉路」という意味で、この泉の前から3本の道が伸びていることから付けられています。高さは25m、幅は約20mと、ローマに数多くある噴水の中でも最大の大きさを誇る、巨大な泉です。目の前にすると、想像以上の大きさに驚くかもしれません。トレビの泉で多くの観光客が行なっているのが、あまりに有名な「コイン投げ」。1枚投げればまたローマに来られる、2枚投げると好きな人と一生一緒にいられる、3枚投げると嫌いな夫や妻と別れられる、というおまじないになっています。

3. スペイン広場

映画『ローマの休日』で一躍有名になった広場

映画『ローマの休日』でも有名なのが、こちらの「スペイン広場」。17世紀、広場の南側にスペイン大使館があったためにスペイン広場と名づけられました。映画では、主演のアン王女がジェラートを食べるシーンが有名ですが、今では保全のために階段でジェラートを食べることは禁止されています。137段あるスペイン階段を上まで登っていくと、ローマ市内を一望することができます。また、スペイン広場近辺は高級ブティックが数多く軒を連ねているエリアでもあるので、観光と合わせて買い物を楽しむこともできますよ。

4. 真実の口

映画『ローマの休日』でおなじみのフォトスポット

真実の口は、6世紀に造られた赤いレンガが特徴的な、サンタ・マリア・コスメディアン教会(Santa Maria in Cosmedin)の外壁にあります。円盤状の石には海の神が彫られており、元々は、古代の下水溝のマンホール、はたまた井戸の蓋だったという説も。そんな真実の口には、あまりに有名な面白い言い伝えがあります。嘘をつく人がそこに手を入れると、抜けなくなるという伝説です。映画『ローマの休日』でおなじみですね。伝説とはいえ、隠し事などがある人は、手を入れないほうが良いかもしれませんね。

5. ドゥオモ(ミラノ)

イタリアを代表するゴシック建築は見事!

「ドゥオモ」とは、街を代表する大聖堂のこと。こちらの「ドゥオモ・ディ・ミラノ(Duomo di Milano)」は、日本語で「ミラノのドゥオモ」という意味で、名前の通りミラノを代表するランドマークの一つです。重厚でどっしりした佇まいでありつつも、見るものを圧倒する華美な装飾が施されたこの建物は、イタリアで最大かつ最高傑作のゴシック建築物と称されています。空へ突き刺すようにそびえ立つ尖塔は全部で135本、装飾の一部となっている聖人の彫像は2,245体にも及び、目にするだけでも迫力満点!正式名称は「サンタ・マリア・ナシェンテ教会」といい、日本語にすると「聖母のための教会」という意味を持ちます。その名の通り、135本ある尖塔の一つには黄金に輝くマリア像が設置されており、長年に渡ってミラノの街を見守り続けています。

6. ヴェネツィア

水の都ヴェネツィア

「ヴェネツィア」といえば「水の都」と、すぐに頭に思い浮かぶほどに水のイメージが強い街です。その表現通り、街全体に水路を張り巡らせており、とても入り組んでいます。その水路と歴史あるレンガ造りの建造物が織りなす景色が、ヴェネツィアならではでまた格別です。市内の移動は、水上バスや水上タクシーといった船での移動がメインとなり、他の都市とはまた違った経験ができます。また、観光するならゴンドラには一度乗ってみたいものです。ハネムーンで訪れる人も多いことが頷ける、ヴェネツィアならではのロマンティックな体験ができますよ。

7. フォロ・ロマーノ

かつて繁栄を極めた古代ローマの中心地

紀元前753年「パラティーノの丘」にローマが建国された後、その麓に整備された場所がこちらの「フォロ・ロマーノ」で、かつて繁栄を極めた古代ローマの中心地です。「フォロ」とは、政治、経済、宗教の中枢となる公共広場を意味し、古代ローマ時代は神殿や凱旋門、裁判所などに加えて、歴代の皇帝たちが権威と財力を誇示するために次々と巨大建造物を建設していました。驚くことに、今もなお当時の遺跡の発掘作業が続いています。また「すべての道はローマに通ず」という言葉が生まれた場所でもあります。ここがイタリアのすべての道の終着点となることを目指して、時の皇帝カエサル・アウグストゥスが、このフォロ・ロマーノに立てた石柱も確認することができます。

8. サン・マルコ広場

ヴェネツィアの玄関口

ヴェネツィアの主要な観光スポットはこの「サン・マルコ広場」にあるので、ヴェネツィアに到着したら、まずはサン・マルコ広場に足を運んでみましょう。広場の正面には「サンマルコ寺院」、左右に「時計塔と鐘楼」がそびえ、寺院の隣には「ドゥカーレ宮殿」が建っています。またかつての皇帝ナポレオンがこの広場に足を踏み入れた際、「世界一美しい広場だ」と絶賛したと言うことで有名な広場でもあります。広場周辺にはテラス席のカフェがあるので、コーヒーを飲みながら広場でゆっくり過ごすのもおすすめです。

9. パンテオン

その規模世界最大級!石で造られたドーム型建築物

「パンテオン」は、高さと直径どちらも43.3メートルで、石で造られたドーム型建築物としては世界最大の傑作と言われています。紀元前25年頃、すべての神々の神殿として建設されましたが、火事で焼失し、現在の建物は西暦118年、ハドリアヌス帝によって28年かけて再建されたものです。後に、カトリックの聖堂となりました。内部には、イタリアの著名な画家であり建築家である、ラファエロのお墓があります。また夜間のライトアップによって、浮かび上がる神秘的なパンテオンの姿も人気があります。

10. サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

別名「花の聖母マリア」と呼ばれる、フィレンツェのランドマーク!

フィレンツェのランドマークとなっているのが「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」。150年近くかけて建てられたこちらの聖堂は、外装にイタリア国旗の色でもある赤・緑の大理石が用いられており、細やかな装飾がいたる所に施されています。別名「花の聖母マリア」とも呼ばれ、その繊細な装飾や造りは、まさに「花」という名前の通りの美しさです。聖堂の中にも様々な美術品が飾られていますが、ここは礼拝堂になりますので肩が出ている服、ミニスカートなどの太ももが出ている服での見学は禁止されています。ですが入場は無料となっているので、夏場の服装に気をつけて、お時間があれば是非入場してみてください。

11. リアルト橋

橋上はアーケードになった、ベネチアを代表する橋

ヴェネツィアで一番有名な橋と言えば「リアルト橋」。石造のアーチ橋の上は沢山の商店が並ぶアーケードになっており、ヴェネツィアの観光名所ともなっています。街の中心部に位置することからも、一日中多くの人でにぎわい活気に満ちているリアルト橋。橋からは運河や行き交う船を眺めることが出来、ヴェネチアならではの気分が味わえます。

12. ピサの斜塔(鐘楼)

イタリアを代表する有名観光スポットの1つ、傾き続ける斜塔

イタリアの有名な観光スポットの1つである「ピサの斜塔」。ピサ市にある世界遺産「ドゥオモ広場」にそびえています。この斜塔は、大理石でできた高さ55.7メートルの鐘楼です。1173年に着工したものの、周辺の地盤の脆弱性が原因で、1185年頃から地盤沈下で傾き始めてしまいます。その後、間隔をあけながら少しずつ工事が進み、1372年に現在のような傾いた形で"完成"となりました。傾いた8階建ての塔の高さは地上55m、階段は297段あり、予約すれば実際に登ることができます。斜塔内は傾いている上にすり減った階段のせいか、平衡感覚を失いそうになる不思議な空間。最上階の屋外に出るとピサの街を一望でき、また斜塔であることを改めて実感する貴重な体験ができるので、おすすめです。

13. ウフィツィ美術館

イタリア国内に数多くある美術館の中でも、収蔵品の質・量ともに最大規模

イタリア国内に数多くある美術館の中でも、収蔵品の質・量ともに最大規模を誇る「ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)」。世界的にも有名なこの美術館には、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラッファエロなど、名だたる芸術の巨匠たちの作品をはじめ、イタリアルネッサンス時代の美術品が主に展示されています。当時フィレンツェで権力を握っていたメディチ家が趣味で集めた作品が中心となっており、元々は個人の家のコレクションだったというのも驚きです。美術館の中は全部で45の部屋に分かれており、有名な作品だけを見て歩いても、1時間以上はかかる広さです。イタリアルネッサンス時代を代表するレオナルド・ダ・ヴィンチ作の『受胎告知』、ミケランジェロ作の『聖家族』など、どこかで1度は目にした事のある作品も多く並んでいます。

住所:Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze

電話:+39 055 23885

Web:http://www.uffizi.co...

14. フィレンツェ

ルネサンス文化の中心地

ルネサンス文化の中心地として知られるフィレンツェ。風光明媚な街並みやルネサンスの巨匠たちの作品が見られる美術館など、観光で見るべきものがたくさんありますが、「食」も忘れてはいけません。フィレンツェがあるトスカーナ地方の郷土料理も、美味しいものがたくさんあります。

15. ドゥオモ広場(フィレンツェ)

フィレンツェを代表する大聖堂の前に広がる広場

フィレンツェに来たら必ずと言っていいほど「ドゥオモ広場」を訪れることだと思います。ドゥオモとは街を代表する教会のことで、フィレンツェでは「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」が街を代表するドゥオモとなります。そしてこの大聖堂前にある広場がフィレンツェの中心部=ドゥオモ広場となっています。この広場には大聖堂のほかにも「ジョットの鐘楼」「サン ジョヴァンニ洗礼堂」が建てられています。

住所:Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI, イタリア

16. ポンテ・ヴェッキオ橋

橋の両脇には宝飾店が軒を連ね、常に観光客で賑わう人気観光地

アルノ川に架かる「ポンテ・ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)」。橋の両脇には宝飾店が軒を連ね、常に観光客で賑わっています。橋は上下2層になっており、2階部分は、ウフィッツィ美術館とピッティ宮殿とを結ぶメディチ家専用の「ヴァザーリの回廊」と呼ばれる通路でした。一度も外に出ることなく職場までの通勤路を作るなんて、どれほどの隆盛を極めていたのでしょう。また、ヴェッキオ橋を正面から写真に写すことができるのが、グラツィエ橋(Ponte alle Grazie)です。特に夕日の時間帯が綺麗と評判ですが、朝・昼・晩いつ訪れても見応えのある景色を堪能できます。

17. ミケランジェロ広場

高台にあり、フィレンツェの街を一望できる広場

フィレンツェの街の中心部から少し離れた丘に「ミケランジェロ広場」があります。街全体を一望できる絶景ポイントでもあるこちらの広場は、恋人達のデートスポットとしても有名です。広場の中心にはミケランジェロ広場の名に因んでか、ダビデ像のレプリカも設置されています。広場周辺には露店があったり、広場から見える景色の絵を売っている人も多く、ここでお土産を買う事もできます。

18. サン・マルコ大聖堂

金地のモザイク画が美しい聖堂

アーチと丸屋根が特徴の、11〜15世紀にかけて建てられた金地のモザイク画が美しい聖堂です。内部も黄金のモザイクで覆われています。

住所:Piazza San Marco, 328, 30100 Venezia, イタリア

19. ナヴォーナ広場

その歴史2000年以上!ローマで最も美しい広場の1つ

ローマで最も美しい広場の1つと言われているのが、こちらの「ナヴォーナ広場」。古代ローマ時代のドミティアヌス競技場跡地に作られた、2000年以上の歴史を持つ広場です。広場の中心には、ローマを代表する天才芸術家・ベルニーニが手がけた「四大河の噴水」があり、ベルニーニ作品の中でも傑作と称されています。それゆえに多くの観光客で賑わっているのですが、ローカルの待ち合わせ場所としても親しまれているスポットです。また広い広場の中では数々のストリートパフォーマンスが繰り広げられているので、行く時々によって様々な楽しみに出会えます。加えて毎年クリスマスの時期になると、クリスマス・マーケットが開催される広場としても有名。12月から1月の初旬にかけてローマを訪れる際には、クリスマスならではの独特の雰囲気もぜひ体感してみてください。

20. サンタンジェロ城

テヴェレ川の北側にある城塞

サンタンジェロ城は、テヴェレ川の北側にある城塞です。映画『ローマの休日』で、オードリーヘップバーン演じる王女が船上ダンスパーティに訪れる場面のロケ地にもなっています。139年にハドリアヌス帝の霊廟として建設され、後に軍事施設や牢獄などに転用されてきました。ちなみに建物の頂上に見えるのは、剣を持つ天使の長ミカエルの像です。また、サンタンジェロ城の内側からから見るサンタンジェロ橋や町並みは写真映えします。柱や壁と一緒に写真に撮るのもおしゃれです。

住所:Lungotevere Castello, 50, 00193 Roma, イタリア

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