イタリア・トスカーナ必見3都市！フィレンツェ・ピサ・シエナを堪能

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• イタリア中部のトスカーナ地方ってどこ？
• 天井のない美術館、フィレンツェ
•    街を一望するミケランジェロ広場
•    サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂（ドゥオモ）
•    イタリア国内最大のウフィツィ美術館
•    フィレンツェ最古のポンテ・ヴェッキオ橋
• 斜塔がそびえる街、ピサ
•    ピサといえば、斜塔
•    大理石やモザイクの装飾が美しいドゥオモ
• トスカーナ中部の都市、シエナ
•    街の中心部カンポ広場
•    シエナ大聖堂
• トスカーナ地方の名物料理とお土産
•    できれば秋に行きたい？！
•    フィレンツェ土産なら革製品を！

イタリア中部のトスカーナ地方ってどこ？

イタリア共和国の中部に位置する州で、州都はフィレンツェ。県はピサやシエナを含め10県あります。美しい大自然に恵まれている州です。

なかでも、今回ご紹介するフィレンツェ、ピサ、シエナは、それぞれに街を代表する大聖堂（ドゥオモ）があり、イタリアの中でも繁栄の面影を残す古都として、日本人にも人気の場所です。

天井のない美術館、フィレンツェ

フィレンツェ中心街は、1982年よりユネスコ世界遺産フィレンツェ歴史地区に指定されています。

• 写真：Oliveフィレンツェのドゥオモ

15世紀のフィレンツェにおいて、実質的な支配者として君臨、後にトスカーナ大公国の君主となった一族、メディチ家の隆盛により、ルネサンスが開花した都市は、芸術的な建築物や彫像が街を彩り、天井のない美術館と呼ばれるほど。

街を一望するミケランジェロ広場

• 写真：Oliveミケランジェロ広場のダビデ像

町の東南に位置する小高い丘の上にある展望広場には、レプリカですが、ミケランジェロのダビデ像があり、ドゥオモやヴェッキオ橋を含め、フィレンツェの街並みを一望できます。

• 写真：Oliveミケランジェロ広場より

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂（ドゥオモ）

• 写真：Oliveサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂（ドゥオモ）

フィレンツェの街の中心にそびえ、シンボルともなっている教会。色大理石の鮮やかな外壁で別名花の聖母とも呼ばれ、誰もがその美しさと大きさに圧倒されます。

• 写真：Oliveサン・ジョバンニ洗礼堂の天国の門

隣にそびえるジョットの鐘楼、サン・ジョバンニ洗礼堂とともに、街を象徴する建造物。映画『冷静と情熱の間』の舞台になったことで、日本人にも人気の場所です。

イタリア国内最大のウフィツィ美術館

• 写真：Oliveウッフィッツィ美術館

パリのルーブル美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館と並び、3大美術館と称されるウフィツィ美術館。

• 写真：Olive

メディチ家が収集した3万点もの膨大な美術品の中には、ルネサンスの3大巨匠といわれるレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの作品など、見応えがある作品が多く収蔵されています。

フィレンツェ最古のポンテ・ヴェッキオ橋

• 写真：Oliveアルノ川とポンテ・ヴェッキオ橋

アルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオ橋の両脇には宝飾店が軒を連ね、常に観光客で賑わっています。橋は上下2層になっており、2階部分はヴェッキオ宮とピッティ宮とを結ぶメディチ家専用の通路でした。一度も外に出ることなく職場までの通勤路を作るなんて、どれほどの隆盛を極めていたのでしょう。

斜塔がそびえる街、ピサ

• 写真：Oliveピサの斜塔より

街は、アルノ川両岸にそって栄え、11～13世紀にはベネチア、ジェノバ、アマルフィと並び、地中海圏では海洋共和国として権勢を誇っていました。

ピサといえば、斜塔

• 写真：Oliveピサの斜塔

フィレンツェから約1時間、ピサ市にある世界遺産ドゥオモ広場に立つピサの斜塔。傾いた8階建ての塔の高さは、地上55m、階段は297段あり、予約をしておけば登ることが出来ます。

• 写真：Olive

傾いている上に、すり減った階段のせいか、平衡感覚を失いそうになる不思議な空間ですが、最上階の屋外に出ると、ピサの街も一望でき、斜塔であることも改めて実感できる貴重な体験なので、お勧めです。

大理石やモザイクの装飾が美しいドゥオモ

• 写真：Oliveピサの大聖堂（ドゥオモ）

ピサの艦隊が、パレルモ沖海戦で勝利したのを記念して建設され、ピサ・ロマネスク様式の代表建築といわれるドゥオモ。その重厚さと繊細さを兼ね備えた建物は、周りの芝生に浮き上がってとても美しい姿です。

トスカーナ中部の都市、シエナ

• 写真：Oliveシエナの町

トスカーナ州中部に位置する都市シエナは、ルネサンス期の芸術の中心であり、中世には南北ヨーロッパを結ぶ重要な通商路として、銀行業が栄えた街。世界遺産となっているシエナ歴史地区は、中世以来の街並みがそのまま残っており、静かで落ち着いた雰囲気です。

• 写真：Olive

3つの丘の上にある街だけあり、坂道や階段が多いのも特徴です。

街の中心部カンポ広場

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シエナのシンボル、マンジャの塔の前には、世界一美しいと言われるカンポ広場が扇型に広がり、緩やかなスロープになっています。晴れていれば、のんびりと横になって空を見上げたいような素敵な場所です。

ここでは年に2回、夏に開催される有名なお祭りがあります。13世紀から続いている伝統行事パリオ。市内17地区対抗の競馬です。今でも地区の対抗意識が強く、他地区同士の結婚は困難を極めるそう。『ロミオとジュリエット』の世界が、ここでも？！と、言った感じですね。

シエナ大聖堂

• 写真：Oliveシエナ大聖堂（ドゥオモ）

シエナ大聖堂は、カステルヴェッキオの丘の上にあるキリスト教カトリックの教会。イタリアで最も美しいファサード（正面）をもつ大聖堂と言われ、上空から見ると十字架の形になっているそうです。

トスカーナ地方の名物料理とお土産

できれば秋に行きたい？！

内陸部のシエナでは、トスカーナ地方の山の幸を堪能することができます。訪れるのが、狩猟が解禁になる秋なら、ジビエ料理が有名です。旅先ならではの、キジ、ウサギ、イノシシなどを使った郷土料理を味わってみたいですね。

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料理のお共に忘れてはならないのが、イタリアワイン。イタリア3大ワインの一つとされている赤ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノがお勧め。シエナ県モンタルチーノ地区で作られている赤ワインは、ワインの女王とも称されています。

フィレンツェ土産なら革製品を！

• 写真：Olive

フィレンツェでのお土産探しなら、迷わず革製品を。上質な柔らかい革で加工された品々が、日本の半額程度で購入できます。