この記事の目次表示
【5】牡蠣
広島県に次ぐ下記の収穫量を誇る宮城県。特に松島を中心に牡蠣の養殖が盛んに行われており、10月から3月にかけて旬を迎えます。様々な調理方法のある牡蠣ですが、近年人気なのが「牡蠣小屋」。蒸し焼きにした牡蠣が食べ放題で、殻がドラム缶に積みあがっていく様子は圧巻です。
牡蠣のおすすめ店:みちのく伊達政宗歴史館(松島町)
250体以上のろう人形を展示し、伊達政宗の生涯を紹介している博物館ですが、併設されているお食事処では、プリプリの牡蠣を食べ放題でいただくことができます。牡蠣は塩味がついているのでそのままでも美味しいですが、お好みでポン酢やレモン汁をかけても◎
- みちのく伊達政宗歴史館
- 宮城 / 博物館 / 雨の日観光 / 牡蠣 / 歴史博物館
- 住所:宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂13-13地図で見る
- 電話:022-354-4131
- Web:http://www.date-masamune.jp/
【6】穴子
年間300~600トンと、全国でもトップクラスの水揚げ量を誇る宮城の穴子。大きくふっくらとしていて、脂のりも非常に良いのが特徴です。6月から8月にかけて旬を迎え、白焼きや蒲焼はもちろん、天ぷらやお寿司にして提供されます。
穴子のおすすめ店:すし哲 本店(塩釜市)
- 出典:tripnote.jp写真提供:バンビ由紀
宮城には穴子の専門店もありますが、美味しい穴子と一緒にお寿司も味わいたい!という方におすすめなのが、すし哲 本店。塩釜はお寿司屋さんの激戦区として知られており、この「すし哲」は、宮城県民なら知らない人はいないくらい有名店です。混雑必須なので、すし哲でランチをとるなら早めの時間の訪問がおすすめ。
- すし哲 本店
- 宮城 / 寿司 / ランチ / 牡蠣 / 穴子
- 住所:宮城県塩釜市海岸通2-22地図で見る
- 電話:022-362-3261
- Web:http://www.shiogama-sushitetsu.com/shiogama/
【7】はらこ飯
宮城県亘理(わたり)町の郷土料理。秋から冬に水揚げされる天然の秋鮭の身を醤油などを加えた汁で煮込み、その煮汁でお米を炊きます。ふっくら炊き上がった茶褐色のごはんに、鮭の身とイクラ(はらこ)をたっぷり乗せていただくのが「はらこ飯」です。
かの伊達政宗公も絶賛したという伝統料理ですが、現在では冷めても美味しくいただけるように工夫され、駅弁としても気軽にいただけるようになっています。
はらこ飯のおすすめ店:マルキチ女川浜めし屋(女川町)
- 出典:tripnote.jp左手がはらこ飯
女川ならではの鮮魚や水産加工品を販売するテナントが入っている商業施設「ハマテラス」内の水産加工品店。加工品はもちろん、釜めしも販売しています。
海鮮にほたて、牡蠣や、はらこ飯などの中から、お好きな釜めし(¥800~)を選びましょう。館内でも頂けますが、プラス100円でお持ち帰りも可能。レンジ加熱可能なので、御釜をふくめてのお土産としても嬉しいですね。お持ち帰りにすると、オリジナル風呂敷で包んでくれるそうです。
- マルキチ女川浜めし屋
- 宮城 / 魚介・海鮮料理 / ランチ / はらこ飯
- 住所:宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目60番地地図で見る
- 電話:0225-98-9989
- Web:https://kobumaki.jp/hamameshi-ya
【8】せり鍋
春の七草のひとつとして知られる「せり」。宮城県のせりの生産量は全国でもトップクラスで、せりを使った鍋料理も親しまれています。鶏肉や鴨肉と一緒にネギや豆腐などの食材、そして根っこもついたままのせりを煮込みます。シャキシャキっとしたせりの食感がたまりません。
せり鍋のおすすめ店:いな穂(仙台市)
名掛丁センター街にある小料理店。「せりしゃぶ」という名称で、せり鍋が提供されています。根っこの部分は約15秒、葉の部分は2秒ほど鴨出汁のスープでしゃぶしゃぶ。歯ごたえが良く、食べ進める手が止まりませんよ!せりしゃぶは10月~4月の限定。予約必須、仙台せり鍋の名店です。
- いな穂
- 仙台 / ご当地グルメ・名物料理 / 居酒屋 / せり鍋
- 住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目8−32地図で見る
- 電話:022-266-5123
- Web:https://www.instagram.com/inahoseri/
【9】フカヒレ
サメの水揚げ量日本一を誇る気仙沼は、高級食材「フカヒレ」の生産量も日本一です。気仙沼市の魚市場に隣接した観光物産施設「気仙沼海の市」には、日本で唯一のサメの博物館「シャークミュージアム」があったり、県内のお寿司屋さんでは、フカヒレの握りを提供する店があったりと、サメとフカヒレを存分に楽しめます。
フカヒレのおすすめ店:フカヒレ イシワタ(仙台市)
- 出典:tripnote.jp
フカヒレを使った加工食品を販売するお店「フカヒレ イシワタ」。フカヒレが入った「小籠包」やフカヒレ茶碗蒸しなどを販売しており、家庭でも気軽に絶品のフカヒレグルメを楽しめます。こちらのお店は仙台駅構内にあるので、旅行の締めくくりにお土産として買って帰るのにも便利な立地です。
- フカヒレ イシワタ
- 仙台 / その他グルメ / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:宮城県仙台市青葉区中央1-1-1,フカヒレ イシワタ JR仙台駅2F おみやげ処せんだい1号売店内地図で見る
- 電話:022-393-4144
- Web:http://www.ishiwatashoten.co.jp/
【10】石巻焼きそば
B級グルメとしても有名な石巻焼きそばの特徴は、2度蒸し焼きそばを使用していること。調理前から茶色い麺で、食べるときに好みのソースをかけていただきます。半熟卵が嬉しい、香ばしくて美味しい焼きそばです。
石巻焼きそばのおすすめ店:(石巻市)
- 出典:tripnote.jp
東日本大震災後の2011年11月にオープンした、牡鹿地区の仮設商店街「おしかのれん街」の前に建つRin Café。隣にコンビニが併設されており、コンビニで購入したものも店内で食べられますが、カフェメニューの中では、石巻焼きそばなどのご当地グルメがおすすめです。
【12】秋保在来そば
- 出典:tripnote.jp
長野県の別所温泉、野沢温泉とともに”日本三御湯”に数えられる名湯「秋保温泉」。秋保エリアでは「秋保在来そば」という、秋保の固有品種で風味豊かなお蕎麦がいただけます。「秋保そば街道」には、11店舗のそば処があり、それぞれ個性豊かな美味しいお蕎麦を提供しています。
秋保在来そばのおすすめ店:二代目たまき庵(仙台市)
「秋保そば街道」の中でも、秋保大滝に近い場所にあるお蕎麦屋さん。自家製粉の手打ちそばがいただける人気店です。そばつゆは、昆布と2種類の鰹節をブレンドしており、随所にこだわりが見られます。
- 二代目たまき庵
- 仙台 / そば / 和食 / ランチ
- 住所:宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝8−1地図で見る
- 電話:022-399-2120
- Web:http://nidaimetamakian.com/
【13】油麩(あぶらふ)
油麩は、宮城県北部にある登米市に古くから伝わる食材。植物油で揚げたお麩のことを言います。油麩を使用した油麩丼は、カツ丼のカツを油麩に置き換えたような料理で、B-1グランプリにも参加したことで注目度が上がっている料理です。
【14】金華さば
- 出典:tripnote.jp
世界三大漁場と言われる南三陸の金華山沖で獲れた鯖の中でも、ある一定の大きさ、脂、鮮度をクリアした鯖にだけ認められている希少な鯖を「金華さば」と呼びます。金華さばの旬は、例年9月から1月頃ですが、金華さばを使用した鯖寿司、缶詰なども販売されており、1年中楽しむことができます。
【15】白石温麺(うーめん)
- 出典:www.flickr.comきちみ製麺「白石温麺」photo by Tatsuo Yamashita
白石温麺は、油を加えず小麦粉を素麺状にしたもので、素麺よりももっちりとした食感が特徴です。その昔、胃病に倒れた父に息子が油を使わない麵の製法を僧侶に教わって食べさせたところ、病気が全開したそう。親孝行息子の温情をたたえ、「温麺」と名付けられたそうです。
この温麺を使って主に宮城県南部でお彼岸やお盆の時期に食べられるのが、おくずかけ。野菜や豆腐、油揚げなどをだし汁で煮込み温麺を加えた、具だくさんの汁物です。
【16】くるみゆべし
仙台藩主伊達正宗が兵糧(戦争時の食料)としていたとも伝えられている柚餅子(ゆべし)は、伝統的なみちのく(主に東北地方のこと)のお菓子です。
漢字からも分けるように、一般的にゆずが用いられることが多いですが、東北地方では当時入手困難であったためにかわりにくるみを使っています。こうした背景から東北のゆべしはくるみ入りの餅菓子として広まりました。
くるみゆべしのおすすめ店:味佳嵯(仙台市)
- 出典:tripnote.jp
こちらのゆべしは、ベーシックな醤油味、濃厚な胡麻味、薫り高い抹茶味の3種類の展開。賞味期限は2週間ほどです。3種類入ったセットもあるので、食べ比べてみるのも良いですね。