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パワスポ帰りの牡鹿半島観光スポット10選【宮城】

取材・写真・文:

福島在住
訪問エリア:30都道府県

2023年8月18日更新

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写真:Olive

牡鹿半島で1番人気の観光地といえば、船で渡っていくパワースポット、金華山黄金山神社。鮎川港から向かう際には、周辺に立ち寄りたいスポットや走りたいドライブルートがあるので、そのまま帰らず、絶景と半島グルメを堪能して下さい。

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【1】金華山黄金山(きんかさんこがねやま)神社

  • 写真:Olive

牡鹿(おしか)半島北端の女川(おながわ)港、または南に位置する鮎川(あゆかわ)港から船に乗り、お詣りするようになる金華山黄金山神社。3年お詣りするとお金に困らないという言い伝えもあり、ご利益もあると評判の神社です。

【関連記事】手相芸人もお勧め!金運アップの金華山黄金山神社【宮城】

金華山 黄金山神社
宮城 / 神社 / パワースポット / 穴場観光スポット / 桜の名所 / ハイキング
住所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地地図で見る
電話:(0225)45-2301
Web:http://kinkasan.jp/

【2】おしかのれん街

  • 写真:Olive

東日本大震災後の2011年11月にオープンした、牡鹿地区の仮設商店街です。被災した商店などが16店舗入っています。生鮮を扱う商店などの他、寿司店やラーメン店なども入っているので、ぜひのぞいてみましょう。変わったところでは、クジラの歯を使った伝統工芸品などを扱っているお店もあります。

おしかのれん街
宮城 / 商店街
住所:石巻市鮎川浜湊川1-12地図で見る
電話:0225-45-3456
Web:https://www.facebook.com/oshikanorengai/

【3】Rin Café(リンカフェ)

  • 写真:Olive
  • 写真:Olive牡鹿MO(藻)バーガー¥500とクジラの竜田揚げ

おしかのれん街の前に建つRin Caféは、隣にコンビニが併設されており、カフェの飲食はもちろん、コンビニで購入したものも店内で食べられます。こちらでのお勧めは、石巻焼きそばとご当地バーガー。

石巻焼きそばの特徴は、2度蒸し焼きそばを使用していることです。調理前から茶色い麺で、食べるときに好みのソースをかけるもの。半熟卵が嬉しい、香ばしくて美味しい焼きそばです。

ご当地バーガーは、米粉に藻を練りこんで焼かれたほんのり緑色のパンで、パテはクジラの竜田揚げか、石巻のブランドサバである金華(きんか)サバフライから選べます。もっちりパンにジューシーなクジラの竜田揚げが美味しく、サイドメニューにもう一品追加してしまう美味しさでした。

リンカフェ
宮城 / カフェ・喫茶店 / ご当地グルメ・名物料理
住所:宮城県石巻市鮎川浜湊川82-1,Rin Café地図で見る
電話:0225-45-2206

【4】おしか御番所(ごばんしょ)公園

  • 写真:Olive

鎖国政策が強化された江戸時代に、伊達藩が外国船を警戒するため、番所を建てたことが公園の名前の由来です。標高180mの山頂に造られている公園で、遊具、広場、遊歩道、公衆トイレなどが整備されており、無料で開放されています。公園からは360度の絶景が広がり、網地島(あじしま)や、最近では猫の島として有名な田代島も見えます。

  • 写真:Olive

かつては女人禁制で、牡鹿半島から拝むことしかできなかった金華山も見えます。当時の女性たちも、この景色をみて手を合わせたのでしょう。

おしか御番所公園
宮城 / 公園 / 展望・景観 / インスタ映え / 穴場観光スポット / ハイキング / 展望台 / ツーリング
住所:宮城県石巻市鮎川浜黒崎1-643地図で見る

【5】牡鹿コバルトライン

  • 写真:Olive

牡鹿コバルトラインとは、半島を縦断する県道220号線のことで、1971年に有料道路として開通しましたが、1996年に全線無料化となりました。金華山への入り口・鮎川と女川を結ぶ、全長およそ30kmの道のりです。標高が高いため、景色も素晴らしく快適なドライブが楽しめます。

牡鹿コバルトライン
宮城 / ツーリング / ドライブスポット
住所:宮城県石巻市,牡鹿コバルトライン地図で見る

【6】支倉常長の像

  • 写真:Olive

1613年、仙台藩主・伊達政宗の命を受け、使節団180人がヨーロッパへと出航したのが、月浦(つきのうら)の入り江でした。日本人で初めて太平洋を渡った慶長遣欧使節(けいちょうけんおうしせつ)の一人、支倉常長(はせくら つねなが)の努力や苦労の歴史は、ご存知の方も多いでしょう。入り江の高台からは、支倉常長の像が今日も青い海を見つめています。

支倉常長の像
宮城 / モニュメント
住所:宮城県石巻市月浦字月浦地図で見る

【7】宮城県慶長使節船ミュージアム / サン・ファン館【現在リニューアル工事中】

  • 写真:Olive
  • 写真:Olive

前項の遣欧使節団が乗船した船が、サン・ファン・バウティスタ号でした。残された資料をもとに、忠実に復元された船が係留されています。館内は、関連する歴史や使節団の偉業を知ることができるミュージアムとなっています。2020年2月現在、船の老朽化により、乗船及びドックへの立ち入りはできませんが、近くから見学するだけでも、当時の木造船技術の高さを伺い知ることができます。

また、館内のサン・ファンシアターでは、大型スクリーンでの乗船ツアー体験などもできます。太平洋を一望できる高台に建てられたミュージアムは、景色も素晴らしく、サン・ファン・バウティスタ・パークとして、広場や遊歩道が整備されています。中央の広場は、支倉常長らが見たイタリアの広場をイメージして作られているそうです。

サン・ファン館
宮城 / 博物館 / 雨の日観光
住所:宮城県石巻市渡波字大森30番地2地図で見る
電話:0225-24-2210
Web:http://www.santjuan.or.jp/

【8】蛤浜(はまぐりはま)のツリーハウス

  • 写真:Olive

石巻(いしのまき)市から鮎川(あゆかわ)方面に県道2号線(石巻鮎川線)を進むと、風越トンネルを抜けて間もなく、「蛤浜」のバス停があり、その後ろに可愛らしいツリーハウスがあります。

これは、震災後、コピーライターでもあり株式会社ほぼ日の代表取締役でもある糸井重里氏が、東北に100のツリーハウスをつくろうと動き出し、3番目に作られたのが「No.3 KAMEYAMA SABURO」、蛤浜のツリーハウスです。

バス停の眼下にひろがる蛤浜には、カフェ「浜の暮らしのはまぐり堂」があるのですが、こちらのオーナーとスタッフ、多くのボランティアの手によってこのツリーハウスが完成しました。

  • 写真:Olive

実際に登ってみると、子供なら3人ぐらいは入れそうなスペースに、椅子もちょこん♪と置かれています。子供の頃の憧れが現実になったような楽しい気分になります。ちなみに古民家を改装したカフェ「浜の暮らしのはまぐり堂は、完全予約制のランチが大人気なので予約を忘れずに!カフェには、バス停から300mほど進んで右折、道なりに下ると到着します。

蛤浜のツリーハウス
宮城 / 建造物
住所:宮城県石巻市桃浦蛤浜19地図で見る
浜の暮らしのはまぐり堂
宮城 / カフェ・喫茶店
住所:宮城県石巻市桃浦字蛤浜18地図で見る
電話:0225-90-2909
Web:https://www.hamaguridou.com

【9】牡鹿半島のWhite Deer「Oshika」(ホワイトディア 牡鹿)

  • 写真:Olive

2017年と2019年に石巻市や牡鹿半島で開催されたアート&音楽&食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival(リボーン アート フェスティバル) 」。その際にシンボル的存在となり、イベント後も大人気となっているのが、現代美術家・名和晃平(なわ こうへい)氏が2017年に作成した白い鹿「White Deer(Oshika)」です。

  • 写真:Olive

港から山道を歩くこと7分。プライベートビーチのような小さく穏やかな萩浜(おぎのはま)に立つ白い鹿は幻想的で、神々しささえ感じます。

  • 写真:Olive
  • 写真:Olive

開催期間以外は小さな案内しかなく、付近が工事中であるため、通路も随時変更され、大変見つけにくくなっています。石巻から向かった場合、2号線から右折するのは、左手に公共トイレがある周辺です。

駐車場の住所か、宮城県漁業協同組合石巻地区支所荻野浜出張所(宮城県石巻市荻浜横浜山44)を目指して、海岸沿いに進むと突き当りが駐車場になっています。途中、漁業者の方、工事の方が作業をしているので、配慮が必要ですし、夜間の入場などは禁止されています。作品展示は2027年までの予定となっています。

ホワイトディア オシカ
宮城 / モニュメント
住所:宮城県石巻市荻浜横浜山地図で見る

【10】牡鹿半島の「淡(あわ)」

  • 写真:Olive

牡鹿半島の桃浦(もものうら)漁港の一角にあるオブジェ。Reborn-Art Festivalの作品の一つでアーティスト久住 有生(くすみ なおき)氏作成。儚さをあらわす彫刻だそうです。桃浦の海が見える高台にあり、周辺には大小の球体が散らばっています。

淡(あわ)
宮城 / 建造物 / モニュメント / 展望・景観
住所:宮城県石巻市桃浦地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

お出かけ、食べることが大好き!
日帰りドライブから、国内、海外を問わずお出かけするのが大好きです。ずっとタウン重視でお買い物に夢中の旅でしたが、10年ほど前にアメリカ・サンフランシスコに在住。国立公園めぐりをしたことをきっかけに、自然も大好きになりました。少し歴史を知ってから出かけると楽しいこと、美味しい食べ物や綺麗な風景に出会えると幸せなこと。小さな情報が、誰かの楽しい!や嬉しい!につながったらいいなと思っています。これからも、いろんなところへ出かけて、たくさんの情報を発信してゆきたいと思っています。少しでも参考になれますように!

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