仙台
仙台観光
東北の玄関口であり、緑豊かな”杜の都”

【仙台】お土産に迷ったらコレ!老舗揃いの仙台銘菓5選

取材・写真・文:

宮城在住
訪問エリア:32都道府県

2023年6月27日更新

29,277view

お気に入り

写真:dory

東京から新幹線でたったの1時間半で行ける仙台。旅行や出張で来たら買って帰りたい手土産ですが、思い浮かぶのはやはり「萩の月」でしょうか?いやいや、仙台には歴史ある老舗の美味しい手土産が他にもあります。そんな仙台銘菓5選をご紹介します。

この記事の目次表示

仙台と手土産の歴史

歴史的に伊達正宗が城を構えた伊達藩(仙台藩)は、青葉城を持つ立派な城下町でした。城下町というだけあって、多くの人々が行きかう大きな街だったので、歴史と伝統のあるものがたくさんそろっています。その中の1つと言える仙台駄菓子に代表されるお菓子は現在でもそのままの姿を残し、大切にされています。

歴史と伝統の仙台銘菓

歴史とともに歩んできた仙台の美味しい銘菓は手土産として、多くの人に喜ばれています。老若男女に好かれる伝統の味をご紹介します!

【1】白松がモナカ本舗「白松が最中」

1932年(昭和7年)に白松菓子店として開店した老舗の和菓子店、白松がモナカ本舗(しらまつがもなかほんぽ)。羊羹なども製造販売していますが、店名にもなっているモナカが有名です。

  • 写真:dory中モナカ(バラ) 174円(税込)

円形のパリッとした最中の皮の中にたっぷりと餡が詰まっています。餡の種類は栗・大納言・胡麻・大福豆(白あん)の4種類です。地元の人の間では、どの味が好きかというお気に入りの話によくなったりします。ちなみに筆者は胡麻が一番好きです。濃厚な胡麻がたっぷり入っています。

  • 写真:dory定番の味、大納言。餡がたっぷりでパリパリの皮と一緒に楽しめます。

全種類食べてみたいけど大きすぎる...なんて方には、500円玉サイズの最中が入っているミニモナカ(1個61円)もあります。こちらで全ての味を試してみるのもいいですよ。

白松がモナカ本舗HP
http://www.monaka.jp/

【2】仙台菓子処 味佳嵯「ゆべし」

仙台藩主伊達正宗が兵糧(戦争時の食料)としていたとも伝えられている柚餅子(ゆべし)は、伝統的なみちのく(主に東北地方のこと)のお菓子です。

漢字からも分るように、全国的にはゆずが用いられることが多いですが、東北地方では当時入手困難であったためにかわりにくるみを使っています。こうした背景から東北のゆべしはくるみ入りの餅菓子として広まりました。

  • 写真:dory各種1個 113円(税込)

豊かな自然に囲まれた宮城のお米と森の恵みであるクルミのコラボレーション。お茶受けとしてちょうどいいサイズも人気の秘密です。

ほんのり甘く、香ばしいクルミの優しい味です。味佳嵯(みかさ)ではベーシックな醤油、濃厚な胡麻、薫り高い抹茶3種類を販売しています。どれも甲乙つけがたい間違いない美味しさです。

仙台菓子処 味佳嵯HP
http://www.mikasanoyubesi.com/

【3】ふじや千舟「支倉焼」

支倉常長は、伊達正宗の命により東西交流のため奔走した立役者。宮城県民にはよく知られている歴史上の人物です。そんな支倉常長の偉業を思い、和洋折衷のお菓子に「支倉」の名前が付けられました。

  • 写真:dory単品1個 151円(税込)

昭和33年にできた支倉焼は、昔と変わらず今も手作りにこだわっています。創業者の今までにないものを作り多くの人に届けたいという思いで、フレッシュバターや卵、小麦粉といった洋菓子の生地と、クルミ風味の白あんと和菓子を掛け合わせた一品です。

  • 写真:dory

薄く平たいこのお菓子は、木型に入れて形を整え「支倉焼」文字を浮かび出させ焼きあげています。支倉常長の歴史と偉業を引き継ぐ伝統あるお菓子です。

【4】喜久水庵「喜久福」

大正9年創業の老舗お茶屋である「お茶の井ケ田」。初売りのお茶箱がとても有名です。その井ケ田グループである喜久水庵(きくすいあん)が販売する喜久福は、高い評価を受けています。

  • 写真:dory1個127円

老舗お茶屋なだけあって厳選されたお茶を使用した喜久福は、抹茶味の他にほうじ茶味なども常時販売しています。また、仙台のお菓子と言えばずんだです。ずんだ味の喜久福も人気があります。

  • 写真:dory一番人気の抹茶生クリーム大福
  • 写真:dory仙台と言えばこれ!ずんだ生クリーム大福

大福餅の中にあんこ、抹茶クリームが包まれている和洋折衷のお菓子は絶品です。

喜久水庵HP
http://kikusuian.jp/

【5】榮太楼本舗「なまどら焼」

仙台からほど近い塩釜に本店を構える榮太楼本舗。北海道の小豆にフレッシュな生クリームがミックスされたクリーミーなあんを、はちみつたっぷの特製の皮で包んだ「なまどら焼」が大人気です。

  • 写真:dory1個157円

味は小豆、胡麻、チョコ、ラムレーズンのほかに季節限定の商品があります。いろいろな味を楽しめるので、全種類制覇したくなってしまいますね。

  • 写真:dory定番の小豆味
榮太楼本舗HP
http://www.eitaro.com/

手土産に買おう!

ご紹介した銘菓は仙台駅構内のお土産屋さんで購入が可能です。帰り間際の急いでいる時でも購入できるので、安心です。また、市内百貨店やスーパーでも扱っているところが多いです。

仙台のお土産なににしよう、いつも萩の月じゃつまらないなぁと感じていませんか?今度は違う銘菓を手土産にしてみませんか?

仙台駅
仙台 / 駅
住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目10−10地図で見る

仙台の旅行予約はこちら


仙台のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

仙台のホテルを探す

仙台の航空券を探す

(仙台空港)

仙台の現地アクティビティを探す

仙台のレンタカーを探す

仙台の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【仙台】2024最新★エスパル地下で買う♡女子ウケするフード系お土産17選

笹かまぼこに萩の月、牛タンにずんだ…美味しいものの宝庫・仙台の定番土産は山ほどあれど、女子旅のお土産は何を選べばいい?仙台駅ビル「S-PAL(エスパル)」地下で...


仙台で買うべきお土産22選!旅ツウのトラベルライターがおすすめ

牛タン、笹かまなど定番のご当地グルメから大人気のスイーツまで、旅行経験豊富なトリップノートのトラベルライターが選んだ仙台の厳選のお土産をご紹介します。仙台のお土...

仙台・子供と行きたい観光スポット20選!子連れ旅行におすすめ

ペンギンとのふれあいもできる仙台うみの杜水族館や、球場見学ツアーもおすすめな楽天生命パーク宮城、「ずんだシェイク」が話題のずんだ茶寮など、仙台への子連れ旅行にお...

【仙台】人気の絶品マフィンが楽しめるお店4選

マフィンブームが止まらない仙台のおやつ事情。そんな冷めやらないマフィンブームの中で、常時数種類以上のマフィンを置いている人気店をご紹介します。これを見てマフィン...

アニメ『呪術廻戦』の五条悟が好きな銘菓!?仙台の「喜久福」と北海道の「三方六」

大人気アニメ『呪術廻戦』の作中に、とあるご当地スイーツが登場しています。今回は、宮城県仙台市の銘菓「喜久福」と、北海道銘菓「三方六」について紹介していきます。ど...

この記事を書いたトラベルライター

まだ知らないイロドリミドリな世界へ
元海外在住、元外資系豪華客船員ライター。学生時代からふつふつとしていた旅欲を満たすため、年々フットワークが軽くなり国内外問わずあちらこちらにすぐ顔出します!定番から少しだけ外れてるけど、マニアック過ぎない、いつもより少し旅を楽しくするノウハウお伝えします!
http://irodorimidori.blogspot.jp

【香川】これでバッチリ!アートを巡る直島観光モデルコース

見どころの多いアートな場所「直島」ですが、どういうルートでめぐるか、どこを優先的にみるべきなのか迷いがちです。くまなく直島を楽しむために、効率的に直島をまわるプ...


【オーストラリア】ジブリだらけ!モデルスポットをめぐる最強の聖地巡礼リスト

オーストラリアはジブリファンにとって生唾モノのモデルスポットがいくつも点在しています!ジブリファンでなくても行きたくなってしまう、フォトジェニックなジブリの世界...


【モロッコ】人気上昇中の旅先で絶対に食べたい絶品モロッコ料理BEST5

今、女子旅人気急上昇の旅先であるモロッコは、どこを切り取ってもフォトジェニックな異文化の香り漂うエキゾチックな国です。そんなモロッコで食べられる本場のモロッコ料...

【コロンビア】地元グルメを堪能!食べたいご当地料理&ドリンク10選

南米コロンビアの料理ってどんなものでしょうか?日本ではなかなか食べることも、また想像することも難しい方が多いのではないでしょうか。難しいからこそ訪れた時には、見...

【宮古島・下地島】行くべき絶景17エンドへの行き方・楽しみ方

沖縄県宮古島諸島にあるみやこ下地島空港のすぐそばには、日本とは思えないような青と白のグラデーションが素晴らしい絶景が広がる場所「17エンド」があります。2019...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります