まるで『もののけ姫』の世界へ入り込んだような河内神社や、透き通る仁淀ブルーが堪能できる安居渓谷、底が見えるほどの透明度を誇るにこ淵など、日帰りで自然を満喫できる、四国のおすすめ癒しスポットをご紹介します。
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1.河内神社(高知)
- 出典:tripnote.jp
びっしりと鳥居、御神殿、地面一面にまで生えた苔が、山深い場所である事を表していて、まるで『もののけ姫』の世界へ入り込んだような神社。どこか神秘的な雰囲気を感じる、癒しのスポットです。
- 出典:tripnote.jp夫婦杉
樹齢700年を超えた夫婦杉は、「河内神社」の御神木として崇拝されています。
2.安居渓谷(高知)
仁淀ブルーを堪能できる人気スポットのひとつ。高知県随一の紅葉の名所としても知られる「安居渓谷」は、安居川沿いにつづく約10kmの渓谷で、シンボルとなっているのが落差40mほどの「飛龍の滝」です。
また、渓谷内で最も綺麗なブルーが見られるのが「水晶淵」。透き通る青い水は感動の美しさで、のんびり眺めているだけで癒されるでしょう。
3.黒尊渓谷(高知)
四万十川の支流である黒尊川沿いに広がる渓谷で、高知と愛媛の県境に位置しています。黒尊川は四万十川水系の中でも特に水質が良く、「平成の名水100選」にも選ばれている清流です。
四万十市の市街地から黒尊渓谷までは、車で約2時間ほど。最後は細い山道をしばらく走ってようやくたどり着くことができ、まさに秘境の雰囲気を醸し出しています。
新緑の時期や、紅葉に彩られる秋が特におすすめ。秘境ゆえ訪れる人もそこまで多くないため、独り占め気分で絶景を満喫できますよ。
4.にこ淵(高知)
- 出典:tripnote.jpphoto by Yuuuuiさん
「にこ淵」も仁淀ブルーを堪能できるスポットのひとつ。仁淀川の支流である枝川川にある滝つぼで、滝つぼであるにも関わらず底が見えるほどの透明度を誇ります。とくに太陽の光が真上から降り注ぐ正午頃が、もっとも美しい仁淀ブルーを感じられるとあって、人気の時間帯。
- 出典:tripnote.jpphoto by ともピーさん
地元では「水神の化身とされる大蛇が棲んでいる」として、神聖な場所であるとされています。
5.不動の滝(香川)
七宝連山から流れる、高さ50mの大滝。周辺は都市公園として整備されており、滝に近づいてマイナスイオンをたっぷりと浴びることができます。
50mの大絶壁を水が流れ落ちる様子は迫力満点!弘法大師が修行の際、この岩に不動の像を刻んだことから「不動の滝」と呼ばれているそうです。
- 不動の滝カントリーパーク
- 三豊市 / 紅葉 / 公園 / 滝 / パワースポット / 桜の名所 / 遊び場
- 住所:香川県三豊市豊中町岡本 不動の滝カントリーパーク地図で見る
- 電話:0875-62-5205
6.滑床渓谷(愛媛)
足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の一角にある大渓谷。千畳敷や出合滑と呼ばれる大きな岩肌を清流が流れる美しい光景を見ることができます。
特に一枚岩の斜面を流れる「雪輪の滝」は、その美しさから「日本の滝100選」にも選定されるほど。周囲には遊歩道が整備されているので、マイナスイオンたっぷりの自然の中で癒しの散策を楽しんでみては。
- 滑床渓谷
- 愛媛 / 自然・景勝地 / 絶景 / 紅葉 / ハイキング
- 住所:愛媛県宇和島市野川滑床地図で見る
- Web:https://www.iyokannet.jp/spot/698
7.面河渓(愛媛)
透明度が高く澄んだエメラルドグリーンの川が特徴的な「面河渓」。石鎚山の南麓に広がる四国最大の渓谷で、国の名勝にも指定されています。
春は新緑、秋は紅葉と四季折々に表情が変わり、散策を楽しみに多くの方が訪れる人気スポットです。
8.伊尾木洞(高知)
国道55号線から数十メートル入ったところに、こんなに神秘的な場所が広がっています。「伊尾木洞」は、約300万年前に堆積した地層が削られてできた天然の洞窟で、洞窟をぬけると幻想的なシダの群生が広がり、まるでアニメの世界にトリップしたような気分。
- 出典:tripnote.jpphoto by こーへーさん
シダの群生は国の天然記念物に指定されており、一ヶ所に多くの種類(確認されているのは約40種類)が生育するのはとても珍しいのだそう。
9.志々島の大楠(香川)
- 出典:tripnote.jp
根元の周囲は12.2m、高さ約40mを誇る大楠。県の天然記念物にも指定されています。港から30分程で辿り着ける大楠は圧巻です。
- 出典:tripnote.jp
通常の楠とは異なり、地面に近いところから幹が伸びているのは、土砂崩れによって幹が数mも地中に埋まっているため。そう、枯れてもおかしくない状態なのです。それでも、幹が折れた所から新しい幹を延ばすなどして生き延びている、生命力溢れる楠です。
長い間、志々島の人々の生活を、その移り変わりを見守ってきたのでしょう。とても迫力のある楠。今では島のシンボルとも言える大楠に、是非会いに行ってみて下さい!
10.亀老山展望公園(愛媛)
- 出典:tripnote.jpphoto by 簀戸義一(Yoshikazu Sudo)さん
トリップアドバイザーによる『行ってよかった!日本の展望スポット2016』で3位に選ばれた展望スポット。標高307.8mの亀老山山頂にあり、展望台からは世界初の3連吊橋「来島海峡大橋」や、日本三大急潮のひとつ「来島海峡」の潮流、そして晴れた日には西日本最高峰「石鎚山」を見渡すことができます。
特に晴れた日の夕暮れの風景は感動もの!瀬戸内海に沈む夕日をのんびり眺める、癒しの時間を過ごしてみてください。
- 亀老山展望公園
- 愛媛 / 展望・景観 / 公園 / 観光名所 / 展望台
- 住所:愛媛県今治市吉海町南浦487-4地図で見る
- 電話:0897-84-2111
- Web:https://www.iyokannet.jp/spot/191
11.落合集落(徳島)
- 出典:tripnote.jpphoto by ただごんさん
祖谷のかずら橋よりさらに奥まった場所にある小さな集落。高低差が約390mある急傾斜地に集落が形成されており、対岸には集落を見渡す展望所があります。
江戸中期から昭和初期に建てられた民家は、まるで昔話に出てきそう。近年、茅葺き屋根の民家宿が8つオープンし、のんびりとした田舎暮らしが体験できます。2005年(平成17年)に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
12.栗林公園(香川)
- 出典:tripnote.jpphoto by -TOMMY-さん
16世紀後半、地元の豪族佐藤氏によって作られた庭園が始まり。その時はまだまだ小さい庭でしたが、1631年頃、この地を治めた生駒家の家臣により現在に近い大きな庭園の基礎がつくられました。
- 出典:tripnote.jpphoto by こーへーさん
のちに生駒氏から松平氏へと藩主が変わり、基礎が築かれてから100年以上経った1745年に庭園が完成。明治8年(1875)に県立公園として一般公開され、昭和28年(1953)には国の「特別名勝」に指定されました。そして2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高評価の三つ星を獲得しています。
栗林公園の面積は東京ドーム3.5個分で、さらに背景の紫雲山を含めれば約75ヘクタールと、なんと東京ドーム16個分にも及ぶ広大な庭園です。園内随一のビュースポット「飛来峰」からは南湖を一望する素晴らしい絶景が楽しめます。
- 栗林公園
- 高松市 / 庭園 / 観光名所 / 紅葉 / 桜の名所
- 住所:香川県高松市栗林町1-20-16地図で見る
- 電話:087-833-7411
- Web:https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden