冬にはいっそう夜景にきらめきが増す「函館山展望台」や、巨大ツリーも見どころの「金森赤レンガ倉庫」、和のライトアップが楽しめる「湯の川温泉」など、冬の函館旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
この記事の目次表示
1. 函館山展望台
- 出典:tripnote.jpphoto by 旅田サトシさん
かつて世界三大夜景の一つに数えられた函館。標高334mの函館山から眺める函館の街の夜景は、今なお不動の人気を誇り、夜景を目当てに多くの観光客が函館の街を訪れます。積もった雪に光が反射し、よりいっそう景色がきれいに見える冬の時期は、とくにおすすめ!
- 出典:tripnote.jpphoto by kazunokochanさん
例年12月〜3月にかけては、函館の町がキラキラ輝くイルミネーションイベント「はこだて冬フェスティバル」が開催され、いつも以上に輝きが増します。冬季は道路が閉鎖されるため、函館山山頂へのアクセスはロープウェイを利用しましょう。
- 函館山展望台
- 函館 / 展望・景観 / 観光名所 / 展望台
- 住所:北海道函館市箱館山地図で見る
- 電話:0138-23-3105(総合案内)
- Web:https://334.co.jp/
2. 五稜郭
新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘「箱館戦争」の舞台となった場所。ヨーロッパの城塞都市を参考とした星形の西洋式城郭で、現在は五稜郭公園として一般に開放されています。
またすぐそばに建てられた高さ約100メートルの五稜郭タワーも、五稜郭と同じく星形をしており、タワーから五稜郭を一望できます。冬には、雪が降り積もる光景がとっても美しいので、ぜひタワーから白銀の世界を満喫しましょう。
- 出典:tripnote.jpphoto by nanchitteさん
- 出典:tripnote.jpphoto by こーへーさん
また例年12月1日から2月末日まで、五稜郭の掘の周りに約2,000個の電飾を配することで、綺麗な星形を浮かび上がらせる函館の冬の風物詩「五稜星の夢イルミネーション」も開催。五稜郭タワーの展望フロアから、街の夜景と一緒に眺望を楽しむことができるほか、タワーの1Fアトリウム内もイルミネーションで飾られ、幻想的な空間になっています。
- 五稜郭
- 函館 / 遺跡・史跡 / 公園 / 観光名所
- 住所:北海道函館市五稜郭町44地図で見る
- 電話:0138-31-5505(五稜郭公園管理事務所)
- Web:http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/20140116...
3. 金森赤レンガ倉庫
- 出典:tripnote.jpphoto by Shihopraさん
函館を代表するショッピングスポットである「金森赤レンガ倉庫」。港沿いに、赤レンガに三角屋根のレトロな建物が連なり、それぞれの建物には個性的なショップやレストランなどが50店舗近くはいっています。夜には建物はもちろん、街路もオレンジ色の光で照らされ、一体があたたかい雰囲気に包まれます。
- 出典:tripnote.jpphoto by ぽぽい子さん
また毎年12月に開催される、函館の冬を代表するイベント「はこだてクリスマスファンタジー」の目玉となっているのが、赤レンガ倉庫群前海上に浮かぶ巨大ツリーです。北海道産トドマツを使った大きなツリーがキラキラと輝き、幻想的な空間を演出します。
- 金森赤レンガ倉庫
- 函館 / 建造物 / ショッピングモール・デパート / 観光名所 / 歴史的建造物
- 住所:北海道函館市末広町14−12地図で見る
- 電話:0138-23-0350
- Web:http://www.hakodate-kanemori.com/
- はこだてクリスマスファンタジー
- 函館 / イベント・祭り / デート
- 住所:北海道函館市末広町赤レンガ倉庫群周辺地図で見る
- 電話:0138-27-3535
- Web:http://www.hakodatexmas.com/
4. 八幡坂
- 出典:tripnote.jpphoto by 月夜野さん
海に向かってまっすぐと道が伸びる「八幡坂」は、その美しさから映画やCMのロケ地として使われることも多い坂です。名前の由来は、かつて坂の上に八幡宮があったことから来ています。
昼には開放感ある景色が楽しめ、そして夜には街灯で幻想的に。そして毎年12月〜2月末頃にかけて開催される冬のイベント「はこだてイルミネーション」の時期には、八幡坂の石畳や街路樹がロマンチックに彩られます。光をまとった街路樹が左右対称に立ち並んでいる中で、夜の散策を楽しんでみてくださいね。
- 八幡坂
- 函館 / 町・ストリート / 夜景 / 観光名所
- 住所:北海道函館市末広町 八幡坂地図で見る
- 電話:0138-27-3333(函館市元町観光案内所)
- Web:https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-17...
5. 湯の川温泉
函館の奥座敷である湯の川温泉は、函館空港からは車で約5分の場所にあり、”日本一空港に近い温泉街”として人気。登別温泉、定山渓温泉と並ぶ”北海道三大温泉”のひとつです。海を眺めながら入浴できる温泉も大きな魅力となっています。
また例年12月〜2月までの3ヶ月間、冬を楽しむロングランのイルミネーションイベント「湯の川冬の灯り」が開催されます。あたたかい温泉、そして足湯から鮫川沿いを彩る和のライトアップで、冬の湯の川温泉を楽しんでくださいね。
- 湯の川温泉
- 函館 / 温泉地 / デート
- 住所:北海道函館市湯川町地図で見る
- 電話:0138-57-8988(函館湯の川温泉旅館協同組合)
- Web:http://hakodate-yunokawa.jp/
6. カトリック元町教会
安政6年(1859年)に創建されましたが、その後2度の大火にあい、現在の聖堂は大正13年(1924年)に再建されたもの。白亜の壁に赤い屋根が美しい荘厳なゴシック様式の教会で、高くそびえる大鐘楼が印象的です。日曜の午前中や教会の行事がある時以外は、内部の見学が可能。大聖堂のなかにはローマ法王から贈られた豪華な祭壇があります。
一年を通してライトアップが行われていますが、とくに「はこだて冬フェスティバル」の時期には青いライトアップが施され、真っ白な雪のなかに幻想的に浮かびあがる教会を見ることができます。
7. 函館市熱帯植物園
- 出典:tripnote.jp
函館の温泉街・湯の川の津軽海峡を望む海沿いのエリアにある植物園。園内にある温室はまさに熱帯のような暖かさで、「アイスクリームの木」や「パンの木」などの南国の珍しい植物をはじめ、約300種3,000本の植物を見学できます。
- 出典:tripnote.jpphoto by ぽぽい子さん
温室内には「せせらぎ」コーナーもあり、メダカが泳ぐ姿の観察も。また屋外ではありますが、毎年冬季(12月〜5月)にはサル山で猿が温泉に入る姿を眺められるということで、とくに冬の観光にもおすすめです!
- 函館市熱帯植物園
- 函館 / デート / 植物園
- 住所:北海道函館市湯川町3-1-15地図で見る
- 電話:0138-57-7833
- Web:http://www.hako-eco.com/
8. はこだて明治館
明治44年(1911年)に建てられたレンガ造りの建物で、以前は函館郵便局として使われていました。現在は商業施設になっており、ガラス、オルゴール、テディベア、雑貨、お土産などを扱うショップが入っています。このほかテディベアミュージアムもあり、有名人がデザインした個性豊かなテディベアなど、見ごたえある展示が楽しめます。
こちらも毎年12月〜2月の「はこだてイルミネーション」の時期には、建物の前の開港通りがイルミネーションで美しく彩られ、冬の観光にぴったりです。
- はこだて明治館
- 函館 / ショッピングモール・デパート / デート
- 住所:北海道函館市 豊川町12-12地図で見る
- 電話:0138-27-7070
- Web:http://www.hakodate-factory.com/meijikan/
9. 函館朝市
- 出典:tripnote.jpphoto by ASTRO2さん
函館の冬の観光ではマストで訪れたい「函館朝市」。約250店舗が軒を連ね、北海道名産カニやサケなどの海産物のほか、農作物の販売や海鮮丼、イカ釣り、お土産も充実し、まるで”食のテーマパーク”のよう。朝5時(1〜4月は朝6時)から14時頃までの営業ですが、お昼過ぎには品切れとなることもあるので、できれば早い時間に訪れたいですね。
- 出典:tripnote.jpphoto by ぷむぷぃ💕さん
- 出典:tripnote.jpphoto by 健太さん
「どんぶり横丁市場」には海鮮丼や寿司、お土産屋など、19店舗が立ち並んでおり、とれたての海鮮が味わえる食堂が集結しています。冬は毛ガニやタラバガニ、イクラ、タラが豊富に揃っているほか、身体が冷えた時には函館のソウルフード・塩ラーメンもおすすめ!函館ならではの食べ歩きが楽しめますよ。
- 函館朝市
- 函館 / 市場・朝市 / デート / 海鮮丼 / うに / 観光名所
- 住所:北海道函館市若松町9-19地図で見る
- 電話:0138-22-7981(函館朝市協同組合連合会)
- Web:http://www.hakodate-asaichi.com/
10. 大門横丁
- 出典:tripnote.jpphoto by もこっこさん
函館駅近くに位置する、居酒屋やバル、ラーメン店、アジア料理、ジンギスカンなど様々な飲食店が26店舗集結する屋台村。昔ながらの飲屋街を再現しており、観光客や地元客も多く集まります。一ヶ所にさまざまなお店がぎゅっと集まっているので、冬の雪が降っている時期などは、楽に食べ歩きできるのでとくにおすすめ。地元の人も多いローカルな雰囲気を感じながら、函館の味を満喫できますよ。
11. 湯倉神社
温泉町として知られる湯川町にある湯倉神社。温泉にまつわる「おおなむち」と「すくなひこな」のコンビが祀られており、縁結び、夫婦円満、子宝、五穀豊穣、病気平癒、交通・航海、商売繁盛などさまざまなご利益があります。
- 出典:tripnote.jp
「イカすおみくじ」がTVで紹介されたことがきっかけで、さらに名が知られるようになりました。釣り竿を使って金や白のイカを吊り上げるという、珍しいおみくじなので、観光の記念にもなりますよ。
1月は元旦の歳旦祭にはじまり、1月7日の古神札焼納祭(どんど焼き)、2月3日の節分祭などがあり、行事も目白押し。冬の観光とタイミングをあわせて、訪れてみてください。
- 湯倉神社
- 函館 / デート / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:北海道函館市湯川町2-28-1地図で見る
- 電話:0138-57-8282
- Web:http://www.yukurajinja.or.jp/
12. 大沼国定公園
静岡県の三保松原、大分県の耶馬溪と並ぶ”日本新三景”のひとつ。駒ヶ岳が大噴火を繰り返しできた大沼と、小沼、じゅんさい沼の3つの湖、そして大小126の島からなる国定公園です。函館市内ではないですが、函館に隣接しており、JR函館駅や函館空港、函館フェリーターミナルから車で1時間以内とアクセス抜群!
訪れる時期によって魅力もさまざまですが、寒さが厳しく湖が全面凍結する冬は、わかさぎ釣りやスノーシューツアー、雪上スノーモービル・バナナボートなど、冬だからこそのアクティビティが楽しめます。
また大沼国定公園の一角である白鳥台セバットのみ、冬でも凍結しないので、例年11月下旬〜翌年3月頃にかけて渡り鳥の休息場所になっています。オオハクチョウやカモなどの野鳥を、間近で観察することができますよ。
- 大沼国定公園
- 七飯町(亀田郡) / 自然・景勝地 / 紅葉 / 観光名所
- 住所:北海道亀田郡七飯町大沼町地図で見る
- 電話:0138-67-2170
- Web:http://onumakouen.com/